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翼の凱歌 [DVD]

3.9 5つ星のうち3.9 18個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版 ¥2,102 ¥1,845
DVD 通常版
¥1,760
DVD 通常版
¥4,033
フォーマット ブラック&ホワイト
コントリビュータ 河津清三郎, 月田一郎, 山本薩夫, 服部良一, 入江たか子, 岡譲二, 花井蘭子, 大川平八郎, 外山凡平, 黒澤明
稼働時間 1 時間 49 分

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登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988104067739
  • 監督 ‏ : ‎ 山本薩夫
  • メディア形式 ‏ : ‎ ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 49 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/7/22
  • 出演 ‏ : ‎ 岡譲二, 入江たか子, 月田一郎, 花井蘭子, 大川平八郎
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B0051PWQGA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 18個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
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歴史の彼方に消え去った名機と名作
5 星
歴史の彼方に消え去った名機と名作
 本作品は航空機(特にレシプロ戦闘機)好きが見れば、大喜びしそうな内容の映画であります。テストパイロットとなる陸軍軍人の兄弟が登場しますが、真の主人公は一式戦闘機「隼」であります。 「加藤隼戦闘隊」でも隼が暴れまくるために、それほど本作品を評価されない方もおいでかもしれませんが、前者の一式戦は二型、今作は一型であります。それに試作機段階を意識したベアメタル仕様且つ、胴体に日ノ丸もありません。加藤隼戦闘隊の設定時代は41−42年のため、本来は胴体に日ノ丸はない筈ですが、撮影されたのは44年のため、日ノ丸が存在しています。 凱歌の中で試作機が強度不足のため事故を起こすシーンがありますが、これ実際には更に深刻であり、戦闘中にも空中分解したことがありました。ここも航空ファンとしては面白い所です。他にも武装がベンチにレストされているシーンがありますが、これは最初期型が装備していた八九式固定機関銃(7.7mm)であり、またまた見逃せません!訓練シーンも若干ながらあり、九九式高等練習機なども出ています。 一式戦闘機の高い性能を見せつける飛行シーンが多々ありますが、「燃ゆる大空」で大活躍していた九七式戦闘機を水平飛行であっさり追い抜かすシーンがあります。これは陸軍戦闘機の主人公交代を象徴するシーンであります(実際には43年の半ばまで主力は九七戦でしたが)。 最後の見所は対B−17戦であり、一個中隊の9機にて五分以上の戦闘の末に撃墜します。B−17の打たれ強さを象徴するシーンと共に、フォートレスに対する戦術が確立されていなかったのを連想させられるシーンです。開戦当初一部ながら、陸軍の隼と九七戦はB−17を共同撃墜しています。一式戦一型がB−17と本格的に交戦したのはこの映画ができた以降であり、対進攻撃の徹底が戦訓とされました。 人によってはこの作品を右翼的、国策的と批判されるでしょう。確かに太平洋戦争開戦前に「ハリケーン」と戦う筈がありませんし、九七戦などで快勝は不可能でしょう(九七戦は開戦当初ハリケーンに苦戦)。 しかし、「翼の凱歌」、「加藤隼戦闘隊」、「燃ゆる大空」は戦後に数多と製作されたあからさまな反戦映画などよりよっぽど真実を描いています。一式戦闘機がB−17を撃墜したのは事実、B−339とハリケーンを圧倒したのも事実、九七戦がI−15bisに大勝利したのも真実。但し、P−40には苦戦が多かったのも事実ですが・・・ 果たして戦時中の映画と反戦に凝り固まった作品のどちらがまともなのやら・・・ 少なくとも現在では、日本は敗戦国のため、本物の戦闘機を使って正しい姿を描いた作品は撮れません。悲しい現実でもあります。  
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年4月3日に日本でレビュー済み
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小学生(当時は国民学校)の頃、学校の行事として参観した思い出の映画なので購入しました。覚えているシーンもあり記憶に無いシーンもありと様々でしたが、隼が離陸して脚を引き込むシーンなどは記憶通りで楽しめました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年8月16日に日本でレビュー済み
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1942年の映画なので白黒ですが見やすい映像になっており、声もしっかり聞き取れます。このDVDは一式戦闘機「隼」の飛行が見られる貴重な資料でもありますが、ストーリー展開とハラハラドキドキは普通に今の人が感動できる展開でした。スタッフが凄いのですが監督は山本薩夫、脚本は外山凡平と黒澤明、音楽は服部良一、特撮は円谷英二・・・こんな人たちはもう集められない。感情の描き方も素晴らしいですが、開発者の自信と挫折、協力、一度目の失敗がリフレインする展開そして・・・。一緒に観た大学生の息子は「これトップガンじゃね?」と言ってましたが、もしかして「トップガン」の制作陣がこの映画を参考にしたのではと思ったぐらいです。これ以上書くとネタバレになるので控えます。
2023年8月13日に日本でレビュー済み
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山本薩夫は確かに戦時プロパガンダ映画を作った。それは黒澤明も円谷英二もそうだった。私も原子力PR映画を作った。だがその時に原子力には汚い政治力が働き、未来が無いエネルギーだと学び、反原発になった。映画人の中にも戦意高揚映画を撮っていたが、戦後反戦活動家になった人も多い。人はいかに真実に気付き、過去を隠さず反省し、現在から未来に向かって正道を説くかに価値を見出すかだ。私は好んで戦意高揚映画を観ているが、それはその当時の世相を知り、後世にどうあるべきかを説くためだ。人間は戦争で死ぬ必要性はそもそも求められてはいない。どう人として他の人と共存するかを求められている。為政者の思惑で死ぬのは余りにも愚かしくて無情だ。山本薩夫の戦後の作品はそれを語っている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月30日に日本でレビュー済み
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①基本国策戦争映画で誤りないのですが、戦闘場面は最後のほうに、B!17(コレヒドール戦で捕獲した1機)を6機の隼が撃墜する場面だけで、物足りなく腹が立つ。②東宝側の解説に、脚本は、外山凡平と黒澤明、特撮は圓谷英二という映画ファンなら必見のスタッフで構成されているとあるが、注意して視聴しないとどこが必見かわからない。公開は1942年10月だが、1944年3月公開の「加藤隼戦闘隊」と比較すると良質なつくりになっているとの解説も大いに反論がある。③「加藤隼戦闘隊」は全編ほぼ戦闘場面主体の国策戦争映画で、加藤建夫大隊長の広東飛行場着任から、ベンガル湾上空で戦死のほぼ1年間の戦闘物語りて、映像・音声両方の大迫力満載である(ただし、三重県明野飛行場で全部撮影された隼は2型で、これは撮影の1943年秋には1型は練習機で国内にはなかったから仕方がないが)。④これに対して本映画は、陸軍熊谷飛行学校の映像が、97式戦闘機の1個中隊映像とともに映し出されている点、21世紀では極めて資料性が高い映画である。因みに、熊谷飛行学校は。1945年8月14日の夜、B29による爆撃で熊谷市街地とともに壊滅したのである。この映画なくして1945年8月13日以前の熊谷飛行学校の伝承は、次世代に継承されない。
⑤資料性の点からいえば、本映画は一式戦闘機の開発秘話と一式戦闘機そのものの映像が、その運動性の良さの映像とともに残されている点で、きわめて資料性が高いといえる。
2012年9月12日に日本でレビュー済み
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ロケット博士だった糸川さんの設計による隼戦闘機1型の美しい飛行姿を堪能しました。これは・・・
小惑星探査機「はやぶさ」の小惑星「いとかわ」の地質採取成功にどこかで結びついています。
劣性能の軽戦闘機「隼」の太平洋戦争下ビルマでの活躍は、名人芸とチームワークに支えられました。
半世紀を越えた探査機の成功を支えたのも多分同じでしょう!

小学生時代に日本中の町や村の掲示板にあった隼写真、それが縦横に飛び回る美しい映像!
映像の隼は幸わせ者、先日の英国ロイアルウェッディングでランカスター重爆の左右に従った、隼の
好敵手スピットファイアーとハリケーン戦闘機もこれほどの美しい映像は無いのではと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月1日に日本でレビュー済み
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とても古い戦争映画で、、戦意高揚とはどういうものか分かりました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月27日に日本でレビュー済み
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 本作品は航空機(特にレシプロ戦闘機)好きが見れば、大喜びしそうな内容の映画であります。テストパイロットとなる陸軍軍人の兄弟が登場しますが、真の主人公は一式戦闘機「隼」であります。
 「加藤隼戦闘隊」でも隼が暴れまくるために、それほど本作品を評価されない方もおいでかもしれませんが、前者の一式戦は二型、今作は一型であります。それに試作機段階を意識したベアメタル仕様且つ、胴体に日ノ丸もありません。加藤隼戦闘隊の設定時代は41−42年のため、本来は胴体に日ノ丸はない筈ですが、撮影されたのは44年のため、日ノ丸が存在しています。
 凱歌の中で試作機が強度不足のため事故を起こすシーンがありますが、これ実際には更に深刻であり、戦闘中にも空中分解したことがありました。ここも航空ファンとしては面白い所です。他にも武装がベンチにレストされているシーンがありますが、これは最初期型が装備していた八九式固定機関銃(7.7mm)であり、またまた見逃せません!訓練シーンも若干ながらあり、九九式高等練習機なども出ています。
 一式戦闘機の高い性能を見せつける飛行シーンが多々ありますが、「燃ゆる大空」で大活躍していた九七式戦闘機を水平飛行であっさり追い抜かすシーンがあります。これは陸軍戦闘機の主人公交代を象徴するシーンであります(実際には43年の半ばまで主力は九七戦でしたが)。
 最後の見所は対B−17戦であり、一個中隊の9機にて五分以上の戦闘の末に撃墜します。B−17の打たれ強さを象徴するシーンと共に、フォートレスに対する戦術が確立されていなかったのを連想させられるシーンです。開戦当初一部ながら、陸軍の隼と九七戦はB−17を共同撃墜しています。一式戦一型がB−17と本格的に交戦したのはこの映画ができた以降であり、対進攻撃の徹底が戦訓とされました。
 人によってはこの作品を右翼的、国策的と批判されるでしょう。確かに太平洋戦争開戦前に「ハリケーン」と戦う筈がありませんし、九七戦などで快勝は不可能でしょう(九七戦は開戦当初ハリケーンに苦戦)。
 しかし、「翼の凱歌」、「加藤隼戦闘隊」、「燃ゆる大空」は戦後に数多と製作されたあからさまな反戦映画などよりよっぽど真実を描いています。一式戦闘機がB−17を撃墜したのは事実、B−339とハリケーンを圧倒したのも事実、九七戦がI−15bisに大勝利したのも真実。但し、P−40には苦戦が多かったのも事実ですが・・・
 果たして戦時中の映画と反戦に凝り固まった作品のどちらがまともなのやら・・・
 少なくとも現在では、日本は敗戦国のため、本物の戦闘機を使って正しい姿を描いた作品は撮れません。悲しい現実でもあります。
 
 
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5つ星のうち5.0 歴史の彼方に消え去った名機と名作
2011年7月27日に日本でレビュー済み
 本作品は航空機(特にレシプロ戦闘機)好きが見れば、大喜びしそうな内容の映画であります。テストパイロットとなる陸軍軍人の兄弟が登場しますが、真の主人公は一式戦闘機「隼」であります。
 「加藤隼戦闘隊」でも隼が暴れまくるために、それほど本作品を評価されない方もおいでかもしれませんが、前者の一式戦は二型、今作は一型であります。それに試作機段階を意識したベアメタル仕様且つ、胴体に日ノ丸もありません。加藤隼戦闘隊の設定時代は41−42年のため、本来は胴体に日ノ丸はない筈ですが、撮影されたのは44年のため、日ノ丸が存在しています。
 凱歌の中で試作機が強度不足のため事故を起こすシーンがありますが、これ実際には更に深刻であり、戦闘中にも空中分解したことがありました。ここも航空ファンとしては面白い所です。他にも武装がベンチにレストされているシーンがありますが、これは最初期型が装備していた八九式固定機関銃(7.7mm)であり、またまた見逃せません!訓練シーンも若干ながらあり、九九式高等練習機なども出ています。
 一式戦闘機の高い性能を見せつける飛行シーンが多々ありますが、「燃ゆる大空」で大活躍していた九七式戦闘機を水平飛行であっさり追い抜かすシーンがあります。これは陸軍戦闘機の主人公交代を象徴するシーンであります(実際には43年の半ばまで主力は九七戦でしたが)。
 最後の見所は対B−17戦であり、一個中隊の9機にて五分以上の戦闘の末に撃墜します。B−17の打たれ強さを象徴するシーンと共に、フォートレスに対する戦術が確立されていなかったのを連想させられるシーンです。開戦当初一部ながら、陸軍の隼と九七戦はB−17を共同撃墜しています。一式戦一型がB−17と本格的に交戦したのはこの映画ができた以降であり、対進攻撃の徹底が戦訓とされました。
 人によってはこの作品を右翼的、国策的と批判されるでしょう。確かに太平洋戦争開戦前に「ハリケーン」と戦う筈がありませんし、九七戦などで快勝は不可能でしょう(九七戦は開戦当初ハリケーンに苦戦)。
 しかし、「翼の凱歌」、「加藤隼戦闘隊」、「燃ゆる大空」は戦後に数多と製作されたあからさまな反戦映画などよりよっぽど真実を描いています。一式戦闘機がB−17を撃墜したのは事実、B−339とハリケーンを圧倒したのも事実、九七戦がI−15bisに大勝利したのも真実。但し、P−40には苦戦が多かったのも事実ですが・・・
 果たして戦時中の映画と反戦に凝り固まった作品のどちらがまともなのやら・・・
 少なくとも現在では、日本は敗戦国のため、本物の戦闘機を使って正しい姿を描いた作品は撮れません。悲しい現実でもあります。
 
 
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16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年10月10日に日本でレビュー済み
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戦中映画だけあって、実機の迫力はさすがです。
「加藤隼戦闘隊」のエピソード0的作品ですね。
クライマックスのB17との空中戦は圧巻です。
ドラマ部分も当時の親兄弟の有り方が今の時代
に見習ったほうが良い点なども有り、見ごたえ
が有りました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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