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あらかじめ失われた恋人たちよ [DVD]

3.1 5つ星のうち3.1 11個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD [DVD]
¥999
DVD 通常版
¥1,760
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フォーマット ドルビー, モノ, ブラック&ホワイト
コントリビュータ 田原総一朗, 井上博一, 石橋蓮司, 豊田紀雄, 吉田潔, 桃井かおり, 正城睦子, 加納典明, 竹之内弾, 岩淵達治, 内田ゆき, 清水邦夫
言語 日本語
稼働時間 2 時間 2 分

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商品の説明

愛する恋人たちに言葉なんかいらない!
田原総一朗+清水邦夫共同監督、傑作和製ニューシネマがついに初DVD化!

北陸の白く乾いた田舎町を気ままに旅する青年。彼はかつてオリンピック候補の棒高跳びの選手だったが断念、いまやかっ払い強盗という荒唐無稽な青年だ。ある町で青年は、聴覚障害を持つ若いカップルに遭遇する。その二人の交わす官能的な手話と互いの身体を触れ合わせる独特な愛撫に魅了された青年は二人から離れられなくなり、次第に自分のしゃべる言葉がむなしく空虚なものに感じられるようになっていく。ある日、この聾唖者の女が町の若者たちにさらわれ強姦される。翌朝、聾唖者の男と青年は女を犯した若者たちをナイフで次々と刺し報復するのだった…。 共に岩波映画出身、劇作家の清水邦夫と、当時気鋭のテレビディレクターとして知られていた田原総一朗による傑作青春ロードムービー。演劇で言葉の壁にぶつかったという清水と、若者たちから画一化された青春を追放したかったという田原のまさに青春宣言。「現代は饒舌の時代だが、背後にあるやりきれない魂の空白を描く」という意図で製作された。桃井かおりの本格的映画デビュー作であり、田原総一朗唯一の監督作品。
共に岩波映画出身、劇作家の清水邦夫と、当時気鋭のテレビディレクターとして知られていた田原総一朗による傑作青春ロードムービー。演劇で言葉の壁にぶつかったという清水と、若者たちから画一化された青春を追放したかったという田原のまさに青春宣言。「現代は饒舌の時代だが、背後にあるやりきれない魂の空白を描く」という意図で製作された。桃井かおりの本格的映画デビュー作であり、田原総一朗唯一の監督作品。

【スタッフ】●企画:葛井欣士郎●脚本:清水邦夫+田原総一朗●監督:田原総一朗+清水邦夫●撮影:奥村祐治●音楽:成毛滋●録音:久保田幸男●照明:野村隆三●編集:近藤光雄●助監督:尾中洋一●制作主任:高木明●スチール:カメラ・オン・バイ・ホトズK
【キャスト】●石橋蓮司●桃井かおり●加納典明●岩淵達治●内田ゆき●正城睦子●豊田紀雄●井上博一●吉田潔●竹之内弾●秋浜悟史●井田邦明●古賀さと子●緑魔子●キムカンザ●佐藤重臣●大森直人●蟹江敬三●蜷川幸雄●佐々倉英雄●カルメン・マキ

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988003809454
  • 監督 ‏ : ‎ 田原総一朗, 清水邦夫
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, モノ, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 2 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/12/7
  • 出演 ‏ : ‎ 石橋蓮司, 桃井かおり, 加納典明, 岩淵達治, 内田ゆき
  • 販売元 ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B005KVKKW2
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.1 5つ星のうち3.1 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.1つ
5つのうち3.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月19日に日本でレビュー済み
私が生まれる前【当方51才】の作品。SNSの映画グループに取り上げられ興味があり購入。当時の知らない若者文化、鬱屈した青春を描いているなと。物珍しい【田原総一郎監督‼️ 加納典明‼️ 桃井かおりキスしたことなかったのにあんなシーンまで‼️ うっすら蟹江敬三&カルメン・マキ‼️】 石橋蓮司&緑魔子は さすが‼️でした。映画やドキュメンタリーといった作られたモノより、1971年を切り取った断片を見たそんな衝撃でした。ラストの車横切るシーンは【ヤバい‼️】と声が出ました~
2015年5月14日に日本でレビュー済み
田原総一郎が監督ということで、ドキュメンタリー色が強い異色のドラマ。

娯楽作品と考えると、山場という山場がないので、アート作品、実験映画という印象が強い。

セリフを発しない二人(桃井かおりと、加納典明)、饒舌な石橋蓮司 の、逃避行といった趣。

映画の文法に忠実ではないので、斬新ではあるが、誰にでも進められる作品とは言えない。

しかし、力強さは感じられる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代に文芸地下か並木座でみて以来の観賞でした。
何がいいのか、よく判らないのだが、とても好きな映画です。
あの時代の若者の浮足立った感じとか、アジ演説や右翼思想家族、ゴーゴーダンス、バイク、ヒッチハイク・・当時の風俗も盛沢山で最後まで飽きない映画。
映像も監督が記録映画出身なので普通の劇映画にないライブ感があり、面白い。
特典インタビューで、ヌード連続の桃井かおりが当時まだ男性を全く知らず、田原監督に撮影前にキスやセックスのシーンはどう演じればいいか尋ねたというエピソードは、嘘かまことかわからないが、ほほえましい限り。
田原総一郎がこの一作限りで劇映画を撮れなかったことが、非常に悔やまれる。
自分の年齢もあるが、本作以外、祭りの準備、赤ちょうちん、旅の重さ、神々の深き欲望 ctc・・昭和40年代の作品(特に青春映画)の完成度はすごいと思う。
DVDで手軽に再観できる良い時代になりました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月18日に日本でレビュー済み
1971年。 田原総一朗+清水邦夫共同監督。

劇作家の清水邦夫と、気鋭のTVディレクターとして活躍していた田原総一朗監督による青春ロードムービー。元はオリンピック候補選手だったが、今はかっ払い強盗になるまで落ちぶれた青年が、唖の若いカップルと出会ったことにより変わっていく。

モノクロ。 若き日の石橋蓮司と加納典明のカッコよさにしびれた。 そして当時20歳
くらいの桃井かおり。 全編で脱ぎ倒してるのだが、ムチムチファン垂涎な素晴らしさ


アジ演説したり、なんかよくわからないけど体制批判する、みたいな当時の世相が
色濃く反映されている。 音楽が全編良い。

内容よくわからないけど、それなりに楽しめました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年9月8日に日本でレビュー済み
「あらかじめ失われた恋人たちよ」、この抒情的で詩的なタイトルは、今作で共同監督との触れ込みながら、主に脚本を担当した劇作家清水邦夫によるものである。当時新宿で断続的に芝居を打っていた清水は、若者から人気があった。そう言えば、当時の演劇仲間である蜷川幸雄や蟹江敬三も今作の端役として出演している。

71年にATG映画として製作された今作は、当時東京12チャンネル「ドキュメンタリー青春」のディレクターとして注目されていた田原総一朗の劇映画監督作として、そして桃井かおりの映画デビュー作として知られているし、TBSラジオ「パック・イン・ミュージック」のパーソナリティだった林美雄により、「八月の濡れた砂」「恋人たちは濡れた」「青春の蹉跌」ら同時代に世に出た70年代の日本の青春映画の傑作と肩を並べて紹介された事も記憶にある。

田原と清水は岩波映画出身。既にそれぞれテレビと舞台のフィールドで脚光を浴びていたふたりが、映画でしか出来ない事をやろうとした事とは何だったのか?

饒舌な放浪青年石橋蓮司が日本海を旅するうちに、加納典明と桃井かおりの聴覚障害を持つ○○のカップルに出逢い、三人で旅を続けるうちにいつしか共鳴し、言葉の空しさを知る、、、。

言葉に対する沈黙の優位性を物語るようなテーマだが、79年の初見時は、まるで71年当時の若者たちの心の閉塞感、喪失感と政治の季節が終わり観念的アジテーションの上滑り的空虚さを隠喩しているようにも思えた。
観念的な台詞が応酬されるような舞台と違いリアリティを求める映画と言う芸術媒体に、舞台人である清水は興味を持ち、同じく石橋は映画の空間に戸惑いながらの撮影だったらしいが、今見直したら、恐らく今作自体が、えらく観念的で時代を感じてしまうんじゃないかな。

高橋和巳や魯迅を引用しながら全編喋りっぱなしの石橋。絶えず饒舌で言葉によってコミュニケーションを図る事で自己の存在と社会との関わりを確認していくような感覚は、今日に於けるネット上でのツイッターやチャットを通じた媒介へと変遷しているが、製作から40年経た今日、若い世代がこの映画を観てどう感じるのか興味がある。

製作発表直前に今作への出演が決まった桃井かおり。当時、ロンドンからの帰国子女で異性とは手を握った事もないような良家のお嬢さんだっただけに、脚本を読んで凄く悩んだらしい。撮影時、こんなにめったやたらと裸にならねばいけない理由を田原に聞くと、周囲からやたら「実存だ!」などと訳の分からない事ばかり言われたと言う(笑)。
これは、信頼するレビュアーのアメリさんから、以前NHKBSでの桃井かおりインタビュー内で本人が語っていた事を教えて頂いた情報。いかにも今作の撮影風景を物語る逸話だと思うので、紹介させて頂きます。アメリさん、ありがとうございます。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年12月26日に日本でレビュー済み
古い邦画が好きなので、見ました。
「遠雷」だとか「祭りの準備」だとか、ATGの作品にも
良い印象を持っていました。
桃井かおりのデビュー作というのも魅力でした。

最初はちょっと退屈だったけれど、笑えるところも
あったりして、それなりに楽しんでいたと思います。

でも途中、子猫の死骸が出てきてしまって思考停止
しました。
どうしても見ていられなくなりました。

ネットで調べたところ、撮影のために野良猫を捕獲して
殺したとのことでした。

昔は普通のことだったのかもしれませんが、私には耐え
られませんでした。

全部見ていないのにこんなことを言うのはフェアじゃ
ないかもしれませんが、命を代償にして表現するほどの
もんですかこれ?
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年7月11日に日本でレビュー済み
ことば尻を論って申し訳ないが、「聴覚障害者」とさえ言わない昨今、
「聾唖者」という死語が踊ることに違和感を感じる。
(法律用語としては未だ存在している。)

映画本体については公開当時に怖いもの見たさで覗いた時の朧な記憶しかないが、
あまりいい印象は持てなかった。
ただ、NHKーBSの「桃井かおりの作り方」を見て当時の状況が多少理解できた気がする。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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