系統的には3以降のエルム街に近いです。主人公が怪事件に遭遇し、
序盤で犯人の正体がわかる。中盤で戦うことを決意し、
ラストで戦うという、所謂怖がらせようというホラーよりかは、
犯人の正体に人間味を持たせることで、サスペンス性を持たせるという感じ。
ただ、友達や彼氏が、例え危険が迫っても、主人公を守ろうとする姿は
良かったですが、ゲイリー・オールドマン以外の協力者が、
見ず知らずのたった一人の人間を助けるために呼び出され、
挙げ句活躍できずに死ぬというのは、不憫でならないし、
あのお祖母さんの伏線っぽいセリフからか、ラストには期待してたのに、
思いっきり肩透かし。中盤まであんなにテンション上がってきたのに
「あれっ?もうおわり…」といった感じで、もっと最初はやる気のなかった
牧師が、あそこまで協力的になるまでの経緯に物語性を持たせて欲しかった。