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冬の嵐 [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 15個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,290
フォーマット 色, 字幕付き, ワイドスクリーン
コントリビュータ アーサー・ペン, ウィリアム・ラス, ジャン・ルーブス, マーク・マローン, メアリー・スティーンバージェン, サム・マーキン, ロディ・マクドウォール
言語 英語
稼働時間 1 時間 41 分

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商品の説明

雪に閉ざされた邸宅、ヒロインに渡される白いミルク……
『シャイニング』+ヒッチコック=巨匠アーサー・ペンが仕掛ける恐怖の夜!
私の薬指を返して! 美人女優の叫びが雪景色に消える……


<キャスト&スタッフ>
ケイト…メアリー・スティーンバージェン
マレー…ロディ・マクドウォール
Dr.ルイス…ジャン・ルーブス
ロブ…ウィリアム・ラス
ローランド…マーク・マローン
ガソリンスタンドの店員…サム・マーキン

監督:アーサー・ペン
製作:ジョン・ブルームガーデン/マーク・シュミューガー
脚本:マーク・シュミューガー/マーク・マローン
撮影:ジャン・ウェインク
美術:ビル・ブロディ
音楽:リチャード・エインホーン

●字幕翻訳:森 みさ

<ストーリー>
ある映画の主演女優ジュリーが失踪したために代役に選ばれたケイトは、マレーに連れられ雪の中をドライブしある豪邸に着く。そこにはプロデューサーのルイスが一人で暮らしていた。髪型を変えジュリーそっくりになったケイトは、電話線が故意に切られていることに気づく。雪の中を逃走したケイトだが、すぐに捕らえられ、薬を飲まされて眠ってしまう。翌朝、ケイトは驚愕する。右手の薬指が切断されていたのだ。部屋の鏡は隠し扉になっていて屋根裏に続いていたそこにはジュリーの死体が! 電話で警察に通報し、警官が到着するが、ルイスは彼女のことは精神病患者だと説明する。その頃、足を骨折したカメラマンである恋人ロブが弟と一緒にケイトの行方を探し、大雪の中を北へ急いでいた。

<ポイント>
●主演のメアリー・スティーンバージェンは1980年に『メルビンとハワード〈TV〉』アカデミー助演女優賞を受賞。主な出演作に『タイム・アフター・タイム』(79)、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART 3』(90) 『バックマン家の人々』(89) 『ギルバート・グレイプ』『フィラデルフィア』(93)など。
●『ボニーとクライド/俺たちに明日はない』(67)でアメリカン・ニューシネマの父ともいわれる監督のアーサー・ペンは、アカデミー監督賞に3度ノミネートされた。主な作品に『奇跡の人』(62)、『アリスのレストラン』(69)、『小さな巨人』(70)、『ミズーリ・ブレイク』(76)など。
●オリジナル版『猿の惑星』(68)のコーネリアスで知られるロディ・マクドウォールは、生粋の20世紀フォックス専属俳優。他の作品に『わが谷は緑なりき』(41)、『高原の白馬 』(45)、『クレオパトラ』(63)、『ポセイドン・アドベンチャー』(72)、『ヘルハウス』(73)など。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 99.79 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988142884022
  • 監督 ‏ : ‎ アーサー・ペン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, 字幕付き, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 41 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/6/6
  • 出演 ‏ : ‎ メアリー・スティーンバージェン, ロディ・マクドウォール, ジャン・ルーブス, ウィリアム・ラス, マーク・マローン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B007AD0ZZA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 15個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
15グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1987年製作で、公開時に見に行きました。内容がサスペンスで、監督がアーサー・ペンだったからです。アーサー・ペンは、監督として全盛期を過ぎていて、公開時の評判も芳しくなく、客はあまり入っていなかった記憶があります。 
 映画は一面の雪の中、女がロッカーから鞄を取り出し車で移動し、待ち合わせている男に電話するシーンから始まります。しかし、この女は絞殺されるんですが。場面は一転し、ニューヨークの売れない女優ケイティ(メアリー・スティーンバージェン)は、女優の代役のオーディション会場に向かいます(夫は売れないカメラマンで足の骨折であまり動けない状態です)。審査員のマレー(ロディ・マクドウォール)は、ケイティの即採用を決め、車に乗せ、ニューヨーク郊外のプロデューサーDr.ルイス邸へ向かいます。一面の銀世界の中、目的地に到着します。そして、代役の扮装をしてデモ撮影をしますが、代役の女優の事、電話が不通になっている事、説明の食い違いなどから、少し不審の念を抱きます。しかし、自身の運転免許書が燃やされている事を発見しケイティは、ここから逃亡を図ろうとしますが・・・
 メアリー・スティーンバージェンの一人三役が見ものの一つです。あまり書くとネタバレになりますが、金魚、夫の骨折、指、椅子、罠、降雪などが微妙な伏線になっています。また、自動ピアノ、アンティーク家具などが不気味な感じをかもし出しています。また、ロディ・マクドウォールも歪な人物像を上手く演じています。最後に総ての伏線が交わり、物語は一気呵成に進行します。なかなかの迫力です。
 世評は低かったですが、今観てみると、アーサー・ペン最後の残り火が燃えきったような佳作だと思います。公開後即LDを購入しましたが、9800円もしました。今回の初DVD化嬉しい限りです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 1987年のアメリカ映画、にしてはえらく古風なミステリー。監督がアーサー・ペンというのもちょっと意外だけれども、実は急遽代打で起用されたということらしい。安定・洗練の演出はとてもそうとは見えないが。

 現代アメリカが舞台にも関わらず、開巻から描かれるのは昔懐かしい、と言うより文字通りホームズ譚そのもののあれやこれや。売れない女優が面接に赴いたら即刻採用、奇妙な仕事を依頼されるというプロットは『赤毛連盟』、別人の代役を知らないうちに務めさせられるのは『ぶな屋敷』そのまま。〇〇を切り取られるのは『技師の親指』や『ボール箱』、瓜二つ…いや三つの三人の女性は『三人のガリデブ』または『四つの署名』の双子の兄弟をそこはかとなく連想させる。人里離れた古屋敷に漂う妖気とは『まだらの紐』に『バスカヴィル家の犬』、女優に写真(ビデオ)に恐喝と来たら『ボヘミアの醜聞』、犯人が自分の△△で自滅する結末もやはりホームズの何かっぽい。ヒロインを救い出す探偵役二人組―片や居候の同居人、片や足が不自由というのも念入りな―はどう見ても…と、ヘタなパスティーシュよりもよほどソレらしい、未発表のホームズ小説を原案に映画化したようなこのスキモノぶり、脚本家二人(製作や出演も兼ねている)は当時新人に近く、その後は専らスタジオの経営や管理に回って表立った活躍はないようだが(どちらかはユニヴァーサル社の会長を務めた時期があるらしい)、アガサ・クリスティ『
ねずみとり 』の他、やはり舞台劇を基にした『 暗くなるまで待って 』や『 探偵-スルース- 』『 デストラップ~死の罠~ 』等々を思い出しもするこのテイストは、あるいは名義だけ彼らで実は名のある劇作家の手になるものなのかもという気にまでなったりする。

 本作、ありようは1945年の『
私の名前はジュリア・ロス 』の大まかなリメイクとのことで、そちらの 原作 としてクレジットされているのがアンソニー・ギルバートというイギリスの女流作家。クリスティと同世代で、向こうでは結構人気のあった人らしい。本作の思いがけないレトロ風味もそんな辺りからかもしれないが、旧作、原作ともに未見・未読なので確かなことは何とも。いずれにしても、リメイクで妙な今風に捻じ曲げることなく、逆にオールド・ファッションなミステリー趣味をさらに色濃くしたと思しき本作は、シャーロッキアンへの思わぬ贈り物といったところ。『 断崖 』『 汚名 』『 裏窓 』『 ダイヤルMを廻せ 』等々ヒッチコック映画へのオマージュも楽しい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
静かに進む割にはかなりドキドキさせられました。
舞台はほぼ家の中。キャラもたっているし少しホラー要素もあり。

あのアーサーペン監督が残した極寒の中で展開するサスペンスムービー。
2015年4月9日に日本でレビュー済み
オーディションで主役に抜擢された女優をめぐる、アーサー・ペン監督(『奇跡の人』『逃亡地帯』『俺たちに明日はない』『小さな巨人』)による監禁サスペンスの佳作。冒頭を除き、ほぼ全編にわたり、米北東部の人里離れた一軒家で物語が展開します。

ケイティ(メアリー・スティーンバーゲン)はキャスティング・ディレクターと思しきマーレイ(ロディ・マクドウォール)の運転する車で、足の悪い老人のプロデューサー兼精神科医ジョセフ・ルイス(ヤン・ルーベス)邸へ夜の雪道を行きます。しかしこの男2人は・・。

本編の見所はいくつかあります。まず、この地の寒々とした青白い雪景色を活かした大気の醸成、寒さの描写。横殴りの吹雪、夜の田舎道、雪に閉ざされた屋敷、黒い木々。2つ目は様々な小道具と、屋根裏・抜け道等、屋敷の仕掛けを利用したテクニック。鏡、マジックミラー、熊の罠、ピアノ、薬指、金魚そしていくつかの遺体・・。仰角と俯角、斜め構図を多用したカメラアングルの妙味や影の使い方。いくぶんヒッチコックを想起させる表現(足のギブスや運ばれるミルク)。

そして3つ目。彼女を監禁する車椅子の老人と、なぜかかいがいしく老人の手足となる付き人の一見普通ながらよく考えるとどこかおかしい異様さ。なのに飄々・穏やかな日常感。主人は変な威厳と優しいルックスを兼ね備えているだけに気味が悪い。ヤン・ルーベスは初めて見た方です。オペラ歌手でもあるようで、声がよろしいです。そして付き人の不可解な従順さ。優しいフレンドリーさ・如才なさと憑かれたように光る瞳の狂気の落差。マクドウォール(『猿の惑星』シリーズ。ホラー好きな方には『フライト・ナイト』)が少しノーマン・ベイツを思わせて得体がしれない。本作の注目点です(主人の「患者」なのかも知れません)。いや、おかしいですよ、この2人の自覚の無さはと豹変は。

以下、★まで核心に触れた記述があります。
ボディ・ダブルを使った脅迫・入れ替わりという難しい役どころを、3役を演じながらこなすスティーンバーゲンのうまさ。喜びから不信、不安、確信が恐怖と絶望へと変わりながらの一世一代の「芝居」。この意味は本編をご覧ください。そして彼女が成り済ます女の姉を演じているのですが、この姉妹2人のまた異常なこと。ニューロティックさも少し感じられますがサイコっぽくはございません。基本的に俳優3人による「5役」の芝居中芝居ですね・・。★

ただ雰囲気描写も含めて、全体にどこか不徹底さみたいなものがあり、後一歩感がございます。もっとよくなったと思います。地味ですが的確な正統演出スタイルではあり、「役者」という主人公の設定を活かした脚本は(綿密ではないものの)よいのですが・・。

本作は1945年の’MY NAME IS JULIA ROSS’ (「私の名はジュリア・ロス」日本未公開ノワール)を元にした映画です。監督はジョセフ・H・ルイスで、本作の老人の役名に使われています。本作の姉妹の妹の役名は「ジュリー・ローズ」です。未見で監督も知らない方です。元映画では、ハウスキーパーとして屋敷に行き、目が覚めるとそこの嫁ということになっていた・・というもののようです。

佳作です。『ミザリー』『コレクター』を想像されるかもしれませんが主眼もテイストも異なります。『めまい』もデ・パルマも期待してはいけません。そういえば『暗くなるまで待って』は比較的構成が近いかな、と思います。モノクロで撮られていれば40〜50年代犯罪スリラー?と思われるほどのソリッドで率直なフィルムではあり、古風といっていいかと。一方、アーサー・ペンであればもう少し何とかできた(はずなのに)と思うところです(いやペンだから複雑なプロットをここまで描けたというべきか・・)。撮影や音楽は控えめな主張で好感が持てます。

少し甘めで星4つとします。ちなみにスティーンバーゲンゆかりの、ある方が写真でカメオ出演しております。画質は可もなく不可もなくといったところ。目だった傷やノイズはないと思いますが粒子感がある画調です。

DEAD OF WINTER 1986 US MGM

キーワード(未見の方はご注意ください):雪、監禁、脅迫、指、女優、姉妹、車椅子、執事、屋根裏
関連作:MY NAME IS JULIA ROSS(1945)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月6日に日本でレビュー済み
序盤から中盤にかけてはよくできてる
だがクライマックスからエンディングまでは
いくらでも逃げるチャンスあるじゃんと冷める
2012年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
■公開時には未発売だったサウンドトラックCDが去年発売され、頻繁に視聴していて「DVDにならんもんかなァ」と考えていた最中の初DVD化に感謝・感謝■役者冥利につきるのでは?とも思える役柄を得たメアリー・スティンバーゲン妙演が絶品で、また、静かに狂っているロディ・マクドウォールが結構怖い■緻密に組まれた状線が、物語の進展と共に解けていく舞台劇風サスペンス佳作。地味だが面白い■
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年7月10日に日本でレビュー済み
劇場へ足を運ぶことはありませんでしたが、興味を惹かれた作品で、
当時全盛だったレンタルビデオで借りて見たのが、最初で最後。
地味な印象ではありますが、逆に量より質で勝負(?)といった
映画がお好きな方には、自信を持ってオススメします。
主演のM・S・バージェンにとっても、間違いなく代表作の1本。
ただ、リリースが時季外れではありますが(笑)。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月8日に日本でレビュー済み
 公開当時、“ぴあ”と双璧をなしていた(?)“シティーロード”誌の星取表で結構高評価を得ていた作品。

 あのアーサー・ペンの作品という事で自身も期待していました。数年後VHSにて鑑賞しましたが、緊張感が張り詰めすぎず、緩過ぎずで心地よい時間を過ごせました。サスペンスの小気味よさも手伝っていつの間にか目が離せなくなり気が付けば最後まで観ていた感じです。

 冬の豪雪の中の隔絶感は独特の雰囲気を醸成。こういった(空気感)を纏っている作品は実に貴重な存在だと思います。ヒロインが簡単に策に落ちてしまう辺りもどかしくなって(あーすればいいのに、こーすればいいのに)とつい感情移入。上手いですね。クライマックスのピアノを使っての盛り上げ方もGOOD。

 惜しむらくはラストのチェイスシーン。ここだけは狙いが外れているようで、双方のハンデが大きいので何か盛り上がりに欠ける様に感じました。
 又、お姉さんの殺意ムンムンぶりは良いのですがどこか唐突で、財産目当ての結婚を出来るような策士が結構単純(すぐばれそうな状況)に人を殺そうとする辺り、もひとつ説得力が欲しかったです。
 それまでのサスペンスがかなりいい感じで積み上がっていたので“惜しい!”限りでした。

 細かい事を記しましたが全体的にはバランス良く、寒い寒い冬の深夜に(ミザリー)(ファーゴ)辺りとサスペンス3本立てなんか楽しそうですね。

しかしこういった良質な作品がDVD化されるのは喜ばしい限りです。そこでお願い、どこかメーカーさん、

ポランスキーの(テナント/恐怖を借りた男)。出して〜(絶叫、そしてエコー)!!