私の大好きなレスリー・チャンとレオン・カーフェイ♪この二人が共演するのなら観ておかなくちゃ!と期待を持って購入しました。でも正直言って内容は「なんだか焦点がぼけてるな」と言う感じです。テーマが恋なのか仕事なのか友情なのか、いまいちわからない。そしてこのレスリー演じるウィンって「ホントにいい加減で嫌なヤツ!」と私は本気で怒ってしまいました。(苦笑)でもそんな風に本気で観客を怒らせるレスリーの演技は凄い!という見方もあるのかもしれません。そう言う意味で個人的には☆2つですが、あえて3つ進呈します。
話の途中と最後に広東語でレスリーたちが歌う、中村正俊の「俺たちの旅」が入ってます。この歌がお好きな方々にはこの物語はあうのかもしれませんね。
でも結果的にはレオン・カーフェイが控えめな演技をしても、レスリーを食っている感じが否めません。レオン演じる貧乏な中国音楽家?サンが、ロザムンド・クワン演じるキャリア・ウーマン、ウィニーを初デートに誘うところは圧巻です。このシーンだけは駆け引きのないさわやかな恋の場面で、レオンファンは観ておく価値ありです!
うーん。やっぱりレスリーより、レオンの方が素敵だったかな?