芸人・長原成樹が自ら自伝小説を映画化! 大阪のしょーもない不良が、大人に変わるまでを描いた真実の物語。 大阪を中心に活躍する芸人・長原成樹が自ら監督に名乗りを上げ、 自伝小説『犬の首輪とコロッケと ―セイキとズイホウの30 年―』を映画化! 昭和のディープな大阪・生野を舞台に札付きのワルからお笑いの世界に飛び込んでいく自身の半生を描いた真実の物語。 本作には「家族」「恋愛」「友情」に悩みながらも一つずつ答えを出していく主人公の姿を通して、 自分を育ててくれた街への感謝の気持ちが込められている。 【原作・監督】長原成樹(NAGAHARA SEIKI) 1964年4月18日、在日コリアンとして大阪市生野区に生まれる。 少年時代から札付きのワルだったが、心機一転、1984 年から吉本興業に所属し、漫才師としての道を歩み始める。 漫才コンビ・ヤンキースとして第9 回ABC漫才落語新人コンクール・最優秀新人賞受賞。『風、スローダウン』を はじめ『漫才ギャング』等役者としても多数の作品に出演。 現在は、コンビを解散。「探偵! ナイトスクープ」等の人気番組に出演しながら、多方面で活躍中。 大阪のどうしようもない不良が芸人になった。 大阪の生野区で、食卓にコロッケとキムチしか出さないおとうちゃんの子供として生まれたセイキ。 相棒のタツヤ、ガリ勉のトシ、ライバルのヤマト達とケンカ・窃盗に明け暮れることがあたりまえで、 そんな毎日に疑問など全くなかった。しかしある日、度を超して暴れすぎたセイキは遂に逮捕され、少年院に送られてしまう。 やがて出所したセイキに、友人達はミチコを紹介すると言う。 ミチコは<オフィスレディ>とやらで、セイキの周りには存在しない女性だった。 「見た目」にも「少年院」にも何ら動じないミチコの美しさに、セイキは真面目に生きる事を誓う。 「あの頃ダサいと思うてた大人に、俺はなるんや! 」と、相も変わらず勝負を挑んでくるヤマトを相手にもしなくなった。 その頃、芸人の道を志していたタツヤの強引な誘いで『笑い』の舞台に立ち、<人を笑わせる>喜びを覚えたセイキは、 いつしか本気で芸人を目指していく。 セイキを変えたのは少年院ではなく、近所のおっちゃん、おばちゃん、友人や先輩、誇りを持ったおとうちゃんであった。 しかし、必死に生きるセイキに、ミチコはある秘密を隠していた…。 【出演】 鎌苅健太/ちすん/中村昌也/宮下雄也(RUN&GUN)/池田純矢/波岡一喜 宮地真緒/街田しおん/松尾貴史/今田耕司(友情出演)/山口智充 【主題歌】『夢の町』作詞・作曲 歌:木村充揮 【特典映像(予定)】 ■クランクアップコメント集 ■キャンペーン映像集 (第3回沖縄国際映画祭舞台挨拶/ 東京・大阪プレミア試写会/初日舞台挨拶) ■予告編・TVスポット (C)2011 「犬の首輪とコロッケと」製作委員会