新聞記者であるアンナ・カリーナが、元婚約者の死の謎を調べるべく
アトランティック・シティにやってきた物語・・・・・らしいのですが
ひとつひとつのエピソードが笑える。
パンプスで男をやっつけ、その男のジャケットのポケットの中をまさぐり
機密情報でも探しているのかと思ったら、歯ブラシと歯磨き粉が出てきたり
アンナが拳銃が並んでるショーケースを、ぶち破って盗むんですけど
ど・れ・に・し・よ・う・か・な・・・って選ぶんでみたり。
アンナ・カリーナの可愛さ炸裂のサスペンスコメディです。
フォーマット | 色, Blu-ray, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ラズロ・サボ, マリアンヌ・フェイスフル, ジャン=リュック・ゴダール, アンナ・カリーナ, ジャン=ピエール・レオ |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 25 分 |
物語の舞台は現在から2年後、「アトランチック・シティ」にポーラ・ネルソン(アンナ・カリーナ)が到着する。昔の愛人リシャール・ポリツェール(声・ジャン=リュック・ゴダール)からの電報で呼ばれたからだが、リシャールはすでに心臓麻痺で死んでいた。
リシャールの死をめぐって、有象無象がポーラに接近し、リチャード・ウィドマーク(ラズロ・サボ)とドナルド・シーゲル(ジャン=ピエール・レオ)がポーラを監視する。接近してきた有象無象のうち、エドガール・ティフュス(エルネスト・メンツェル)、ドリス・ミゾグチ(小坂恭子)が殺される。
リシャールは、週刊誌の論説主幹であったが、党の指導者でもあったことから暗殺されたのだ。アトランティック・シティの前市長も同様に暗殺されている。やがてリシャールを暗殺した犯人は、リチャード・ウィドマークとドナルド・シーゲルだとわかる。ポーラは、デイヴィッド・グーディスとともに事件を解決する。
フランス秘密警察の汚職事件をもとに、リチャード・スタークの小説『悪党パーカー/死者の遺産』を映画化。歌手のマリアンヌ・フェイスフル、作家・映画監督のフィリップ・ラブロが本人役で登場するほか、登場人物の役名に、ドナルド・シーゲル、リチャード・ウィドマーク、オルドリッチ警部、ドリス・ミゾグチなど映画監督の名がフィーチャーされ、監督・脚本を務めたゴダールの遊び心が溢れている。
封入:解説リーフレット