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メイド・イン・USA Blu-ray

3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

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新品 中古品
Blu-ray 通常版
¥6,980
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フォーマット 色, Blu-ray, ワイドスクリーン
コントリビュータ ラズロ・サボ, マリアンヌ・フェイスフル, ジャン=リュック・ゴダール, アンナ・カリーナ, ジャン=ピエール・レオ
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 25 分

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商品の説明

物語の舞台は現在から2年後、「アトランチック・シティ」にポーラ・ネルソン(アンナ・カリーナ)が到着する。昔の愛人リシャール・ポリツェール(声・ジャン=リュック・ゴダール)からの電報で呼ばれたからだが、リシャールはすでに心臓麻痺で死んでいた。
リシャールの死をめぐって、有象無象がポーラに接近し、リチャード・ウィドマーク(ラズロ・サボ)とドナルド・シーゲル(ジャン=ピエール・レオ)がポーラを監視する。接近してきた有象無象のうち、エドガール・ティフュス(エルネスト・メンツェル)、ドリス・ミゾグチ(小坂恭子)が殺される。
リシャールは、週刊誌の論説主幹であったが、党の指導者でもあったことから暗殺されたのだ。アトランティック・シティの前市長も同様に暗殺されている。やがてリシャールを暗殺した犯人は、リチャード・ウィドマークとドナルド・シーゲルだとわかる。ポーラは、デイヴィッド・グーディスとともに事件を解決する。

フランス秘密警察の汚職事件をもとに、リチャード・スタークの小説『悪党パーカー/死者の遺産』を映画化。歌手のマリアンヌ・フェイスフル、作家・映画監督のフィリップ・ラブロが本人役で登場するほか、登場人物の役名に、ドナルド・シーゲル、リチャード・ウィドマーク、オルドリッチ警部、ドリス・ミゾグチなど映画監督の名がフィーチャーされ、監督・脚本を務めたゴダールの遊び心が溢れている。

封入:解説リーフレット

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 120 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215101509
  • 監督 ‏ : ‎ ジャン=リュック・ゴダール
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, Blu-ray, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 25 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/11/23
  • 出演 ‏ : ‎ アンナ・カリーナ, ラズロ・サボ, ジャン=ピエール・レオ, マリアンヌ・フェイスフル
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B00EYSAGE4
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
9グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年12月17日に日本でレビュー済み
新聞記者であるアンナ・カリーナが、元婚約者の死の謎を調べるべく
アトランティック・シティにやってきた物語・・・・・らしいのですが
ひとつひとつのエピソードが笑える。
パンプスで男をやっつけ、その男のジャケットのポケットの中をまさぐり
機密情報でも探しているのかと思ったら、歯ブラシと歯磨き粉が出てきたり
アンナが拳銃が並んでるショーケースを、ぶち破って盗むんですけど
ど・れ・に・し・よ・う・か・な・・・って選ぶんでみたり。
アンナ・カリーナの可愛さ炸裂のサスペンスコメディです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月13日に日本でレビュー済み
ジャン=リュック・ゴダール監督、アンナ・カリーナ主演、アメリカ犯罪映画のオマージュといった触れ書きでいやがうえにも期待大ですが、いささか退屈。共産党員であった市長暗殺について深入りしてしまったために殺された恋人にまつわる真相をつきとめるため、単身現場へと潜入したカリーナ扮するポーラが、事件の背景に権力や政治、そして金の存在をかぎつけるといった内容。

さながら、探偵物の女性版といった感じで、カリーナがコケティッシュかつクールでかっこいい。また彼女が暗躍する各場面にゴダールの好きな鮮烈な赤、青、黄の原色が巧みに塗りこめられていて視覚的に刺激的です。

が、探偵ものとしては話が飛びに飛び、そのうち誰がどのように関係しているのかがわからなくなります。そして次第に、主人公のカリーナさえも何を目的しているのかが観ている者にもわからなくなります。少なくとも私にはさっぱりわかりませんでした。あまりにも様々なことを語ろうとすることによっていささか物語自体が停滞してしまったかのようです。「ハンフリー・ボガード主演のディズニー映画のようだ」といきなり言われても、カリーナ扮するポーラが言うとおり「ちんぷんかんぷん」なのです。

ゴダール監督が尊敬してやまない、ニコラス・レイ、サミュエル・フラー両監督に対してのオマージュがこれ。だからMADE IN USAという訳なのでしょう。登場人物の名前もアルドリッチやウィドマークなどアメリカ映画人から引用したものばかりなのが面白い。ちなみにゴダール監督、ニコラス・レイといえば『大砂塵』、『ビガー・ザン・ライフ』、サミュエル・フラーといえば『東京暗黒街・竹の家』、『四十挺の拳銃』がお好みだとか。どれもマニアックで刺激的なフィルムであることにはまちがいないし、どれもある意味で「ちんぷんかんぷん」な面白さを湛えた作品ではあります。ちなみに、『ビガー・ザン・ライフ』と『四十挺の拳銃』はすでに日本においてDVDで登場済み。嬉しいことに『東京暗黒街・竹の家』もついにDVD化が決定。ところで『大砂塵』はどこ?
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これ、「はなればなれに」じゃなくて「メイド・イン・USA」だと思いますが・・・
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月17日に日本でレビュー済み
ハードボイルド小説ファンの方なら御存知の通り、リチャード・スターク原作の悪党パーカー・シリーズは、今まで3度ハリウッドで映画化されている。
最初は、ハードボイルド映画史の金字塔となったジョン・ブアマンの「ポイント・ブランク」、次に、メル・ギブソンによる「ペイバック」、三作目がタイトル名そのままのジェイスン・ステイサム主演の「パーカー」である。

でも、同シリーズが、それらのハリウッド映画たち以前に、フレンチ・ノワールとして、しかも、ジャン=リュック・ゴダールによって映画化されていた事実を知る人は、果たしてどのくらいいるのだろうか?

今サイトの商品解説通り、今作は、悪党パーカー・シリーズの「死者の遺産」を原作に頂いたものと言われているが、当たり前だが、ゴダール作品ゆえ、大規模な省略と物語性の逸脱、脈略のなさに、パーカー・シリーズとも、通俗的なフィルム・ノワールともまるで違う肌触りの作品になっている。
第一、原作のパーカー的主人公は、アンナ・カリーナに受け継がれるが、トレンチコートを羽織る以外はまるで関連性を感じない。
(山田宏一氏の「ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代」によると、スターク自身、ゴダールに原作権を売った事も忘れていたらしい〜笑)

それもそのはず、ゴダールは、当時、フランスに亡命していたモロッコの左派の政治家が、パリで拉致され暗殺され、背景には両国の政府筋が関係していたと囁かれていたベン・バルカ事件に関心を抱き、初めはドキュメンタリー形式で撮ろうとしたものの、商業的理由で断念、ハードボイルド映画の設定を借りて、題材に斬り込もうとしたようだ。

でも、結局、完成した作品は、そんな社会性すら希薄、というか、よく分からないままの難解なものになっていた。

全編、ハリウッド映画への映画的記憶を呼び起こすような“記号”が、シャワーのように降り注ぐ。
アメリカ、そしてハリウッドのシンボリックな名前が登場人物たちに振られ、台詞は散文的に発せられる。それらは、過分に観念的であって、つまりいつも通りのゴダール。
例えば、こんな感じだ。
「今や、虚構が現実を凌ぐ。 今や、流血と謎の世界だ。 まるで、ハンフリー・ボガート主演のディズニー映画だ。 ゆえに、政治映画だ。」

この時代のゴダール作品に見られるような色彩感覚は、ポップアートでオシャレなのだが、モノクロームの色調を基調として暗鬱なノワール・タッチとは隔絶していて、ゴダールは、アメリカ的なものを嗤い、パロディ映画を作りたかったのかと感じるほどだ。

分からない事が多い今作の中で唯一明解と思えたのが、全編を通してのアンナ・カリーナのアップ、アップ、アップ。
60年代ゴダール映画の公私とものミューズであった彼女との最後のコンビ作ゆえに、その想いがフィルムに込められているな、とずっと思っていたのに、「ゴダール、わがアンナ・カリーナ時代」を読むと、撮影時、ゴダールの気持ちは完全に冷え切っていたとの事(笑)。
やっぱり、ゴダール映画は謎だらけだ、、、。

シネスコ・サイズを十分に意識した構図とけばけばしく鮮烈な色彩。
山田氏は、今作を、「色彩という名が歌っているかのような魅惑のファンタジー、不思議の国の冒険活劇」と評した。
だから、ストーリーを追う事をやめ、その映像世界に飛び込んでみれば、映画的刺激がひしひしと伝わってくるはず、だ。

サミュエル・フラーとニコラス・レイに捧げられた今作、ゴダール自身失敗作と語っているが、個人的には好感が持てる作品。

追記
全編に散りばめられたアメリカ映画の通俗的記憶と引用の数々は、前述の山田氏の著作に詳しい。
興味がおわりの方は御一読をお薦めするが、ひとつだけ紹介させて頂く。
“リシュール・ポー、、、”。主人公のポーラ・ネルソンの死んだ婚約者の名前を登場人物たちが口にすると、必ず、電話の着信音や飛行機の騒音が聴こえて、はっきりその名が分からずしまいになるのは、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の「ジェット・パイロット」から来ているという。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年6月5日に日本でレビュー済み
アンナ・カリーナは他の作品のほうが可愛いです。
ちょっと太ったのかな?
映画に精通してないと分からないようなパロディしてる部分が
結構あるし、政治的な話も出てくるので、
万人向けではないと思います。
私もゴダール映画はほとんどアンナ目当てです。
アンナがカフェに入ると、
お客の中にマリアンヌ・フェイスフルがいて、
いきなりアカペラで歌いだすシーンがあるんです!
それだけでもう最高!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年10月21日に日本でレビュー済み
映画というよりアートみたいで、東京都現代美術館とかで上映するのが似合いそう。
作品全体を有機的に構成してストーリーを描くというより、かっこいいショットを適当に集めて映画にしましたという感じがした。
すごくポップな映像なんだけど音楽はポップミュージックじゃなくてベートーヴェンを使ってて、何だか上品でかっこいいし育ちがよく見えるねw。