素晴らしい映画でした。人生に被害者も加害者もない。
TVのワイドショーでは関係のない野次馬どもが、ああでもない、こうでもないと騒ぎ立てるが、当事者にとっては今を生きることで精一杯なのだ。
カミュの「異邦人」を想い浮かべながら観てました。
倫理とか道徳とか、そんなペンキの上っ面だけで人は生きていけない。
何者も何者も、誰かの人生を語る資格はない。
昭和から今の令和へと続く雑踏のなかに、埋もれた名作だと思います。
生きてみたいもう一度 新宿バス放火事件 [DVD]
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 石橋蓮司, 柄本明, 原田大二郎, 初井言栄, 佐藤慶, 桃井かおり, 高沢順子, 岸部一徳, 恩地日出夫 |
稼働時間 | 2 時間 6 分 |
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商品の説明
1980年8月19日、日本中を震撼させた無差別凶行《新宿バス放火事件》。
この恐怖の事件に遭遇した女性が実名でつづる、愛と苦悩のストーリー。
昭和55年8月に起きた衝撃の事件《新宿駅西口バス放火事件》で九死に一生を得た女性による同名手記を、
実力派監督、恩地日出夫が映画化した傑作が初DVD化!
2014年2月、NHKで主人公のその後を追ったドキュメンタリーが放送され話題になる。
【STORY】
1980年8月19日夜、新宿西口バスターミナルで帰宅客を乗せたバスが浮浪者丸山博文に放火された。
燃え盛る炎の中、不倫や不倫相手のための金策等で疲れきっていた美津子は一瞬「自殺」といった考えが
頭をよぎる。そのため、バスから逃げ出すタイミングが遅くなり絶望的な重症を負ってしまう。
そこから長い期間をかけての入院、植皮手術、リハビリ・・・苦悶の日々が続くのであった。
徐々に回復に向かってきた頃、美津子の不倫相手、杉原荘六の妻が癌で死亡した。
荘六はあらためて美津子にプロポーズし、同居生活が始まる。
しかし、荘六の借金は限界に達しており、二人は心中を決意し東尋坊へと旅に出る。
だが、かけつけた知人達の必死の説得で、美津子は“生きてみたいもう一度"という思いを取り戻すのであった。
【STAFF】
監督:恩地日出夫
脚本:渡辺寿、中岡京平、恩地日出夫
音楽:毛利蔵人
製作:植村伴次郎
【CAST】
桃井かおり
石橋蓮司
初井言栄
岸部一徳
高沢順子
原田大二郎
佐藤慶
柄本明
他
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4571156821932
- 監督 : 恩地日出夫
- メディア形式 : 色
- 時間 : 2 時間 6 分
- 発売日 : 2014/8/8
- 出演 : 桃井かおり, 石橋蓮司, 初井言栄, 岸部一徳, 高沢順子
- 販売元 : ローランズ・フィルム
- ASIN : B00KI2PNMK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 132,281位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,158位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
80%の大火傷を負い、犯人には生きてほしい。犯人会いたい。
原因は犯人の身勝手な行動だが、自殺願望があり死んでもいいと思ってた・・・。
身元引受人にまでなろうと考えていたらしい。
これが原因で作家になり映画にまでなった。
犯人は無期になるが刑務所内で被害者と仲がいいということでいじめにもあってたらしい。
それが原因かはわからないが、結局犯人は刑務所で自殺する。
理解できない。
原因は犯人の身勝手な行動だが、自殺願望があり死んでもいいと思ってた・・・。
身元引受人にまでなろうと考えていたらしい。
これが原因で作家になり映画にまでなった。
犯人は無期になるが刑務所内で被害者と仲がいいということでいじめにもあってたらしい。
それが原因かはわからないが、結局犯人は刑務所で自殺する。
理解できない。
2020年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理に落ちない昭和のほの暗さ、不格好さ、割り切れなさが、執拗なゲリラロケを見つめる雑踏の視線を通して焼き付いた。
石橋蓮司の風貌があまりに某AV男優とそっくりで桃井望の方の業火を想起してしまう平成の怖さにも繋がっていく。
石橋蓮司の風貌があまりに某AV男優とそっくりで桃井望の方の業火を想起してしまう平成の怖さにも繋がっていく。
2020年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不倫してる主人公とその相手のストーリーがメインで、
相手の男は妻が癌で亡くなるとすぐ主人公と同棲、
事業が上手く行かずに心中騒ぎを起こすとか、これは放火事件が無くてもいずれこうなってたのでは…?
主人公が犯人を憎まないのは見下せる存在だから、と言う解釈であってますか?
唯一、主人公の母親が娘を想う気持ちだけは細やかに伝わりました。
それ以外はどうしようもない映画です…。
気になって、映画の原作者と犯人の事も調べましたが後味悪い最期ですね。
相手の男は妻が癌で亡くなるとすぐ主人公と同棲、
事業が上手く行かずに心中騒ぎを起こすとか、これは放火事件が無くてもいずれこうなってたのでは…?
主人公が犯人を憎まないのは見下せる存在だから、と言う解釈であってますか?
唯一、主人公の母親が娘を想う気持ちだけは細やかに伝わりました。
それ以外はどうしようもない映画です…。
気になって、映画の原作者と犯人の事も調べましたが後味悪い最期ですね。
2015年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
画像が、暗くて見づらい所ありました。
この著書を読んでましたので、分かりますが、今ひとつ臨場感に欠けるものでした。
この著書を読んでましたので、分かりますが、今ひとつ臨場感に欠けるものでした。
2019年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の身に起こった事を、今度は他者に当てはめて客観的に追体験するという演出が繰り返し出て来ます。
それは病院で医者からガンの可能性を肯定される次のシーンで
不倫相手が妻がガンで死ぬことを同情しながらも肯定的に告白するシーンであったり、
酔った美津子が夫に「お前は何も分かってない」と声を荒げ拒絶するシーンの後で
借金を隠す夫に一緒に苦労がしたい、一人で苦しまないでと懇願するシーンであったり。
このモチーフを繰り返すことで美津子は狭く、一人自死を望んでいた序盤の心情から徐々に視野を広げて行きます。
そして主人公の美津子は手紙を通して加害者の丸山に生きるように呼びかけ、
次第に自らも家族や夫の支えを受け入れ「一人ではなく」生きる事を選びます。
ですが、この美津子と丸山の境遇の違いは決定的で埋めがたいものがありました。
映画は判決前に終わりますが現実では加害者の男性は刑務所内で自殺しています。
最後の最後で、考え方や生き方を変えるだけではどうにもできない救いのなさがあるというのをまざまざと見せつけられるような気がして、とても好きです。
それは病院で医者からガンの可能性を肯定される次のシーンで
不倫相手が妻がガンで死ぬことを同情しながらも肯定的に告白するシーンであったり、
酔った美津子が夫に「お前は何も分かってない」と声を荒げ拒絶するシーンの後で
借金を隠す夫に一緒に苦労がしたい、一人で苦しまないでと懇願するシーンであったり。
このモチーフを繰り返すことで美津子は狭く、一人自死を望んでいた序盤の心情から徐々に視野を広げて行きます。
そして主人公の美津子は手紙を通して加害者の丸山に生きるように呼びかけ、
次第に自らも家族や夫の支えを受け入れ「一人ではなく」生きる事を選びます。
ですが、この美津子と丸山の境遇の違いは決定的で埋めがたいものがありました。
映画は判決前に終わりますが現実では加害者の男性は刑務所内で自殺しています。
最後の最後で、考え方や生き方を変えるだけではどうにもできない救いのなさがあるというのをまざまざと見せつけられるような気がして、とても好きです。
2014年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キャスティングならびに内容は最高でした‼︎買ってよかった‼︎