複雑だったり暗かったり考えられさせられたり…の映画に飽きて、雷蔵様の映画を久々に観ました。
勧善懲悪の単純映画はやっぱりストレス解消でき、単純にワハハと笑って楽しめる。
今まで可憐な町娘だった人が、虚無僧はいいとしても、急に芸者になったり言葉遣いもがらりと変えて、ンな馬鹿な…なんてことは言わず、山本富士子さんの懐かしい美しさと7変化を十分に満喫しましょう。
私は、数年前の7月に雷蔵映画祭で雷蔵映画を多数見て、当時すっかりはまりました。
本当に美しくて色気があって、プロに徹して観客を楽しませてくれる雷蔵さんが大好きです。
今回は、山本富士子さんが主役で、そのためか雷蔵さんは以前思った程に美しくなかったのは、彼女に華を持たせるためのメイクや演技だったのだろうか?
メイクも、役に合わせてご自分でされると聞いた事がある。
いずれにせよ、久々に雷蔵様にお目にかかれてうれしいです。