5巻に、3話収録してくれよ!
DM〇で、5巻まで購入。5千円程差が出たので帰ってきました。
ちょっと、ブレードランナーのレプリカントネタぽかったりするけど、別にいいや。
原爆発見から爆発するまでのシーンが、凄く気に入った。
手遅れで何も出来ないが、何とかしようとしますが手だて無し。
もう静観する以外、ありません。
その間、流れてた讃美歌ぽい曲も良かった。
爆発してからの生誕をイメージする、パイプオルガン?の曲も良かった。
この、心洗われる曲から、束の間の、平穏。そして終局へ。
ツェルブの死。退廃的でザラついたギター音と叙情的なストリングスの曲も気に入りました。
ストーリ進行と、音楽を上手くリンクさせている。
サントラの2も、買っちゃおうかな。
追記(1)
ツェルブの死。我を忘れ、スイッチに手を掛けかけるナイン。
だが、もとよりテロが目的ではない。この、結末を覚悟して行動を起こしたはず。
自分達の足跡に気付き、その意図を汲み取ったある意味、理解者の柴崎の説得に応じ、後を託す。
その瞬間、寿命が尽きてしまうナイン。
彼らの行動で、闇に葬られた事件が明るみになる。
だが、人生を全うしたような年老いた犯罪者を、裁いたところで何になるのか、計画自体も消滅してる。と考えると空しい。
良くも悪くも彼らが精一杯、生きていた証として、社会に爪跡を残した。その先にあるものに、希望を託したのでしょう。
唯一の不満は、あっさり死を受け入れた事。もっと無様に足掻いて、生に執着して欲しかった。
もっと、感動できたと思う。
少々、ツッコんでおきます。
自衛隊機がスクランブル発進して、何をする気だったんでしょう?
バルカンで撃っても爆発するので、結果は同じだろ。
爆発したら、自分も墜落する。墜落したら、ジェット燃料満載の戦闘機で二次被害が出る。
パニックを起こすと、人間って何をしでかすか分からないな。
大体、垂直移動してるすいかサイズの物体を、800キロで水平移動する戦闘機が撃墜出来るの?
※戦闘時の速度が、800キロからマッハ1.2ぐらいだったと思う。一瞬で通り過ぎるよ。というか視認、出来ないでしょ。
戦闘機同士のドッグファイトは、相手が同じ位の速度で水平移動したり、相手が寄って来るから視認できるんじゃないの?
米軍もアホ。そこに来るのが分かってたら、スナイパー配置したら済む話。※ブラックラグーンの双子の話のように、クールにいこうぜ!
わざわざ、ブラックホークを2機も飛ばすな!闇に葬りたいのに、ド派手に登場。
サイレンサーも無しで、BANG!・・新たな痕跡残して、どうするんだ。
追記(2)
進行状況から、破滅への道は予測できた。
彼らの目的は、事件を明るみにする事。
ただ、世の人々が何も知らず、平穏、無事な毎日を過ごしていることに、少し嫉妬したかもしれない。
自分達の仲間が多数、闇の中で死んでいった。その事実を、自分たちの存在を知らしめたかった。
どんな形であれ、生きた証を残したいというのは、誰もが思う事。
彼らも、そうした普通の人間だったのです。
特異な生立ちと、何故か死期が近い事を知っていた為、強引な手段を取らざるを得なかった。
彼らのそんな生き様をみて、共感できる部分があるか?
このせつなさを、受け入れられるかどうかという事だけです。
それにしてもやっぱり、危機意識が低いというか、原爆の爆発でどんな影響を受けるか分からないのに外でぼーっと見てるんだな。
あの人達は何の情報も持ってないのに、危険と感じない。
これ、実際の現代人の危機意識にも繋がることです。