2015年アカデミー賞(R)外国語映画賞&ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート。
アブハジア紛争を背景に戦争の不条理を描いた感動作。
★ジョージア(グルジア)の近年を代表する傑作!
戦火の中での人間の営みを描き戦争の不条理、愚かさを伝える本作は、紛争により経済も文化も低迷していた状況下から甦ったジョージア映画の新たな世代を象徴する作品として、世界的にも評価を得た。
★世界中の映画祭で賞賛に包まれる!
・2015年アカデミー賞(R)外国語映画賞、ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート(エストニア代表)。
・2013年ワルシャワ国際映画祭最優秀監督賞・観客賞/タリン・ブラックナイツ映画祭最優秀エストニア映画賞・国際映画クラブ賞/マンハイム‐ハイデルブルグ国際映画祭特別賞・観客賞/ファジル国際映画祭最優秀作品賞・脚本賞他、多数の賞を受賞。
★2016年9月17日より岩波ホールにて映画「とうもろこしの島」と同時上映。
[内容解説]
アブハジアで紛争が激化するなか、みかん畑で働くふたりのエストニア人が敵同士の傷ついた兵士を看病することに―
人間としての誇り、戦争の不条理を描く感動作。
<あらすじ>
ジョージア(グルジア)のアブハジア自治共和国でみかん栽培をするエストニア人の集落。
ジョージアとアブハジア間に紛争が勃発し、多くの人は帰国したが、イヴォとマルゴスは残っている。
マルゴスはみかんの収穫が気になるからだが、みかんの木箱作りのイヴォは理由を語らない。
ある日、彼らは戦闘で傷ついた二人の兵士を自宅で介抱することになる。
ひとりはアブハジアを支援するチェチェン兵アハメド、もうひとりはジョージア兵ニカで敵同士だった。
彼らは互いに同じ家に敵兵がいることを知り、殺意に燃えるが、イヴォが家の中では戦わせないというと、家主が力を持つコーカサスのしきたりに則り、兵士たちは約束する。
数日後、アブハジアの小隊がやってきて‥・。
【アブハジア紛争】
コーカサスの南にある国ジョージア(グルジア)で、1991年のソ連邦解体をはさんで激化した紛争。
[特殊内容/特典]
【特典映像】
オリジナル予告編、日本版予告編
(日本版予告は岩波ホールで併映された『みかんの丘』『とうもろこしの島』2作品合わせての予告編となります。)
※仕様、特典内容や名称は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。
[スタッフキャスト]
【CAST】
イヴォ:レムビット・ウルフサク
マルゴス:エルモ・ニュガネン
アハメド:ギオルギ・ナカシゼ
ニカ:ミヘイル・メスヒ
【STAFF】
監督:ザザ・ウルシャゼ
脚本:ザザ・ウルシャゼ
撮影監督:レイン・コトヴ
音楽:ニアズ・ディアサミゼ
[発売元]ハーク