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1919年、テキサス州コーヴァルド郡の貧しい農村に生まれ育ったニュートン4兄弟の次男ウィリス(マシュー・マコノヒー)は刑務所を出所した後、弟のジェス(イーサン・ホーク)とジョー(スキート・ウーリッチ)、そして脱獄した長男ドック(ヴィンセンjト・ドノフリオ)を誘い、銀行強盗を繰り返していく。決して人を殺さず、ニトロを使った鮮やかなその手口。FBIのアルドリッチ(ボー・ホプキンス)は彼らの逮捕に執念を燃やすが…。
銀行強盗4兄弟の生き様を、若手実力派スターの共演で描いた実録青春クライム映画の拾い物。犯罪者ではあれ、誰も殺していないという事実が、どこか爽快なアウトロー映画的快感を醸し出しているのは確かで、兄弟それぞれの個性もどこかユーモラス風味で巧みに描かれている。また、ラストにはびっくりの趣向もあるのがお楽しみ。監督は『恋人たちの距離(ディスタンス)』のリチャード・リンクレイター。(的田也寸志)
レビュー
製作: アン・ウォーカー=マクベイ 監督・脚本: リチャード・リンクレイター 脚本: クロート・スタヌッシュ/クラーク・リー・ウォルカー 撮影: ピーター・ジェイムズ 出演: マシュー・マコノヒー/イーサン・ホーク/スキート・ウールリッチ/ビンセント・ドノフリオ/ジュリアナ・マルグリース 声の出演: 森田順平/山路和弘/平田広明/石田圭祐/唐澤潤
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)