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告白小説、その結末 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | エヴァ・グリーン, ヴァンサン・ペレーズ, エマニュエル・セニエ |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 40 分 |
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商品の説明
それは、作者さえも知らなかった
【作品内容】
ベストセラー作家に近づく謎に満ちたエル<彼女>。
彼女は何者なのか? 狙いは何なのか?
ふたりの女性の危ういほどスリリングな関係に、ポランスキーが仕掛けた戦慄のミステリー。
【ポイント】
★フランスで今もっとも注目されている作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」を 巨匠ロマン・ポランスキー が映像化。
熟練の技巧を凝らして随所に意味ありげな描写を織り交ぜながら、ふたりのヒロインがたどる予測不能の運命をスリリングに映し出す。
★デルフィーヌ役はポランスキー監督の妻でもあるエマニュエル・セニエ。エル役は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」などハリウッドでも活躍するエヴァ・グリーン。
★『夏時間の庭』のオリヴィエ・アサイヤス監督が、ポランスキーと共同脚本を務めた。
さらに『戦場のピアニスト』『ゴーストライター』の撮影監督パヴェウ・エデルマン、先頃『シェイプ・オブ・ウォーター』で2度目のアカデミー賞®作曲賞を受賞したアレクサンドル・デスプラらの一流スタッフが、ポランスキーの魔術的な演出を確かに支えている。
【特典映像】
・キャスト&監督インタビュー(エマニュエル・セニエ/エヴァ・グリーン/ロマン・ポランスキー監督)
・劇場版予告編
【あらすじ】
心を病んで自殺した母親との生活を綴った私小説がベストセラーとなった後、スランプに陥っているデルフィーヌの前に、ある日、熱狂的なファンだと称する聡明で美しい女性エル<彼女>が現れる。
差出人不明の脅迫状にも苦しめられるデルフィーヌは、献身的に支えてくれて、本音で語り合えるエルに信頼を寄せていく。
まもなくふたりは共同生活を始めるが、時折ヒステリックに豹変するエルは、不可解な言動でデルフィーヌを翻弄する。
はたしてエルは何者なのか? なぜデルフィーヌに接近してきたのか?
やがてエルの身の上話に衝撃を受けたデルフィーヌは、彼女の壮絶な人生を小説にしようと決意するが、その先には作者自身にも想像できない悪夢のような“結末"が待ち受けていた……。
【キャスト】
エマニュエル・セニエ:デルフィーヌ
エヴァ・グリーン:エル
ヴァンサン・ペレーズ:フランソワ
【スタッフ】
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:オリヴィエ・アサイヤス、ロマン・ポランスキー
原作:デルフィーヌ・ド・ヴィガン「デルフィーヌの友情」(水声社刊)
製作:ワシム・ベジ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
撮影:パヴェウ・エデルマン
編集:マーゴット・メニエル
美術:ジャン・ラバッセ
衣装:カラン・ミューレル=セロー
【DVD仕様】
2017年/フランス・ベルギー・ポーランド/フランス語/100分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/【音声】フランス語(オリジナル) ドルビーデジタル5.1chサラウンド/【字幕】日本語字幕
※仕様は変更となる場合がございます。
© 2017 WY Productions, RP Productions, Mars Films, France 2 Cinéma, Monolith Films. All Rights Reserved.
発売元:㈱キノフィルムズ/木下グループ
販売元:TCエンタテインメント
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4562474197762
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 40 分
- 発売日 : 2019/1/9
- 出演 : エマニュエル・セニエ, エヴァ・グリーン, ヴァンサン・ペレーズ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : フランス語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B07HQWDYPD
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,427位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,827位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
この映画はフランス語で書いてあるため、based on
a true story とはなってなかったが…映画の末尾に
出てきます。
ギョッとするのは、こんな静かに狂ったシチュエーシ
ョンで美女サイコから逃れられるのか実際に?という
辺りですけど、複数解釈の余地を残すのがポランスキ
ー流なのでしょうか。
複数というのは、次のような感じです。
エルが実在か非実在かによるというか。
(1)エルが非実在の場合
主人公女流作家のファンだと言って現れるエル、ス
ペルElleって、フランス語だと無個性な「彼女」とい
う名詞でしかないですよね?『セブン』でケビン・ス
ペイシーが演じた「ジョン・ドゥ」ほどまんまではな
いけど、日本語で言うなら「名無しの権兵衛」の女性
版みたい(名無しの花子とかいうと、花子が名前なん
じゃないかとかツッコミが入りそうなので置き換えは
しません)。
ラスト近く、主人公が死にかけで発見されたときに、
旦那が心配して問いかけるシーンがありましたね。し
かし、なんてやつだこんなことする奴がいるなんて!
っていう外部者を責める仕方じゃないのです。
「なぜ自殺を試みたんだ?体内から毒物が検出された
ぞ」これはフランス映画流の、映像で小説みたいな叙
述トリックということなんでしょうか。
エルがご丁寧に、「自分には想像の友達が居て、名前
はキキというのだ」と紹介していました。しかし、エ
ルが主人公の女流作家の「お友達」じゃない保証があ
るでしょうか?
全て彼女の脳内の出来事で、『ファイトクラブ』みた
いに一人二役だったなら、彼女は独り相撲で溝に落ち
たのでは。毒物はスランプから逃れるために自分で服
用した。高校での講演会をエルがすっぽかしたという
のも、エルが実在しないから。ラストのサイン会場の
シーンだって、ただ、他人の顔にエルの顔を重ねて想
起していただけなのかも。
(2)エルが実在の場合
この場合、他の鑑賞者の方々も書いておられるように、
究極の狂信的読者ということになるのかと。
『金閣寺』には実在の破壊的犯人が居ましたが、よく指
摘されるのは、恋愛でおかしくなった男がいう「お前殺
して俺も死ぬ」ってアレに近い心境なのかもなと。
それは独占欲の究極ですけど(相手は迷惑)。この場合
モノですが、「金閣寺が美しい、他に誰にも共有された
くない、なので燃やす」という。放火魔に理解(仮)を
示してどうするのか。
エルがなぜファンなのに女流作家に毒を盛ったのかの説
明の一つにはなるのかもなと。『ルームメイト』みたい
なコピーキャット説もありなのか。ファン過ぎて生き写
しのコスプレみたいになっていく心理。エルが表の作家
じゃなくてゴーストライターだと称しているのも、ラス
トの伏線なのか。主人公がスランプなので、緊急事態を
わざわざ演出、それを文字起こししてヒット作にしてや
る。
ただ、この最後の部分は、赤の他人がそこまでするのか
ということになり、そこをイエスとするならエルは実在
のサイコレベルのファン。
ノーとするならエルは非実在で、主人公が錯乱していた
ということになるのかもと。
デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンの作品にもとづく。
とエンドロールでいうので、amazonで探してみるのも
一興かと…苦笑
ヒントと言うと体裁がいいですが、要はパクったという事です。
作家の狂信的ファンが作家に書く事を強要する内容はまんまミザリーと同じ。
あちらの方がきキャシー・ベイツの恐ろしさに震えましたけど。
この映画自体はエルに毒を盛られるだけで他にはさしてる特別な事も起きませんので見る人によっては退屈な映画です。
ちなみにミザリーを見た事のない人にはお薦めしましので是非鑑賞して下さい。星5つです。
個人的な恨みを持っていたわけでもなく、金銭を要求するのでもない。
同性愛者のようにも見えない。
たぶん、有名人に度を越した共感・愛情を育ててしまった危険な人の一人なのかな。妄想に取りつかれて、小説家のすべてを知りたい、自分の存在を認めてもらいたい、と強迫観念に囚われた人だったのかもしれません。
面白いというより怖かった。小説家は鈍すぎてじれったい。かりにも著名な作家なのにこの警戒心のなさは非現実的。エバ・グリーンは美しかったけど、この役にはちょっとあからさますぎかな、と。もっと柔和な美人の方が適役だったのでは、と個人的に思いました。
主演のエマニュエル・セリエは50代でも妖麗な美しさを放ってます。ポランスキーを完璧に理解している演技で風格もあってかっこ良かった!ポランスキーによくある集合住宅や閉所的な空間が多いですが、インテリアがとびきり美しく、裏方の担当者にも拍手。
かの「ミザリー」!ですが、
そこはポランスキー、
どこか危険な同性愛的匂いもかもしつつ
女性2人の恋愛とも友情とも言えない
不思議な関係を軸に物語が展開します。
本格的サスペンスを観たい人には
ちと物足りないやもしれませんが
わたしは魅力的なエルに惹かれて
ラストまでドキドキ楽しめました。
主人公の作家を
ポランスキー監督の妻である
エマニュエル・セニエ、
美しく狂気を含んだエル役を
エヴァ・グリーンが熱演しています。
しかし、エルは何がしたかったのか今ひとつ理解できなかった。
最初はデルフィーヌの次作アイディアを盗む目的かと思ったがそうでもなく、
次は人格を乗っ取ってデルフィーヌになりすますのかと思ったがそうでもなく、
本当にいったい何がしたかったのだろうか。
結局、新作はエルが書いたということでいいのだろうか。
気になるプロット・ホールもいくつかあるが、それを気にしては映画ではなくなると割り切る。ドキュメンタリーではないのだから。
予定調和で底が抜けぬよう、巨匠は見事にこちらの予想を裏切ってみせる。例えば、足を骨折した主人公が松葉杖なしで地下室に降りてから戻る(上る)シーン。ネタバレになるからこれ以上はご覧になって...
登場人物は2人、中年女性作家(監督の妻、無難に役柄をこなしている)とミステリアスで売れっ子作家を目指す若い女、演ずるエバ・グリーンはまさにピッタリ役。本作は100分でスリラーとしていささか起伏に乏しく冗長感は否めないが、それを補うエバの存在感は圧倒的。伝説のフランス恐怖映画「悪魔のような女('55」のシモーヌ・シニョレ顔負けの見事な怪演技。深夜、独りで見ることをお勧めする。
お話に入り込めず、途中まで退屈してしまいました。
後半、ややスリリングな状況になり救われましたが
肝心のオチは、ん~…。
想像範囲は超えてくれませんでした。
個人的には結構楽しめたし、終盤の曖昧な謎解き具合いなんか決して悪くはないと思う反面、解釈を受け手側へ安易に委ねるっぽい選択に、形骸化した巨匠の老い、情熱の衰退を感じてしまい、ちょっと淋しい。
しかし、今年86歳にもなる御大、これでも充分健闘したと言えるのかもしれないし、その本意を真に理解するには、こっち側が70代、80代になってしか視えて来ないものを、未来において一つずつ再検証するしかないのかも。
資本主義社会の表現者として悪戦苦闘しつつプライヴェートの大禍をも飯のタネにしようとするデルフィーヌ、本当に自分がやりたい仕事と本来やるべき仕事の両方を中途半端にしつつ、それでも書くことに拘り続けているエル、両者ともポランスキー自身であったというのがオチ?