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ピョン・ヒョクの恋 DVD-BOX1

4.6 5つ星のうち4.6 3個の評価

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仕様
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新品 中古品
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フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ イ・ジェユン, シウォン, キム・イェウォン, コンミョン, カン・ソラ
言語 韓国語
稼働時間 8 時間

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商品の説明

シウォン[SUPER JUNIOR]×カン・ソラ主演最新作!
生活力ゼロのダメ御曹司と最強自活女子がくり広げる
この春最高の胸キュンラブコメディ!



【作品ポイント】
★新たな“ラブコメ"キング誕生! SUPER JUNIOR シウォンがパワーアップして帰ってきた!
韓ドラ史に残るラブコメ「彼女はキレイだった」のコミカルでキュートな演技で新境地を開拓したSUPER JUNIOR シウォンが、さらに軽妙で愛嬌をそなえたキャラクター、ピョン・ヒョクとして帰ってきた!
財閥一族の御曹司ながら、行く先々で問題を起こすダメっぷりに加え、恋した相手にド直球に気持ちを伝える純真無垢な姿でオトナ女子の心をグッとつかむ!
除隊後復帰作としてオファーが殺到する中、満を持して出演した意欲作!


★甲斐性なしのダメ御曹司×しっかり者の働き女子が繰り広げる、じれキュンラブコメディ
本作の見どころの一つが、しっかり者のヒロインと彼女にべたぼれなダメ御曹司の、アンバランスだけど可愛いラブライン。
「ミセン-未生-」「ドクター異邦人」など話題作に出演する人気女優カン・ソラが、アルバイトを掛け持ちして生計を立てる、たくましくもキュートな“最強自活女子"ペク・ジュンを熱演。
ジュンの支えで、いつしか頼れる男性に変貌を遂げるヒョク。
そのギャップにトキメキが止まらない!
次第にヒョクが異性として気になり始めたジュンの戸惑いとドキドキに、じれキュン必至!


★「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜」に続け! シウォン×コンミョン「ハベクの新婦」のブロマンスに萌える!
シウォンとコンミョン(5urprise)がみせる少しひねくれたブロマンス(男同士の厚い友情)も魅力!
「ハベクの新婦」など人気作にひっぱりだこのコンミョンが演じるのは、冷静沈着なヒョクの幼馴染であり、お目付け役のクォン・ジェフン。
ヒョクがひとたび問題を起こせば、イヤイヤながら全速力で駆けつけ尻拭い。
ヒョクの代わりにお尻をバットで叩かれながらも、ヒョクを守るその姿は涙もの!
時にはダメなヒョクに「お前は無能だ! 」と声を荒げるも、すべてはヒョクの境遇を理解し、心配しているがゆえ。
それをわかっているからこそ、ヒョクは全信頼を寄せている。
そんな運命共同体と化した二人が同じ女性を好きになってしまうことで、長年の友情にヒビが!? 想いをストレートに伝えるヒョクとは対照的に、陰から見守るジェフン。
恋と友情が入り混じった三角関係からも目が離せない!!


【特典映像】
100分超の特別映像


【封入特典】
<初回生産限定>
初回限定特典:ポストカード3種

<封入特典>
封入特典:ストーリーブック


【あらすじ】
大好き! アモーレ! サランヘ!
君の運命はきっと僕!

ガンス財閥一族の御曹司ピョン・ヒョク(シウォン)は、純粋な性格がゆえに騒ぎばかり起こす問題児。
ある日、客室乗務員へのセクハラ騒動で拘束され、ついに父親から勘当されてしまう。
家を追い出されたヒョクは、ホテルに身を寄せることに。一方、自ら非正規雇用を望む掛け持ちアルバイターのペク・ジュン(カン・ソラ)は、清掃を担当していたホテルでアクセサリーの紛失騒動に巻き込まれる。
理不尽な謝罪を要求されるも、猛反発するジュン。
その場に居合わせたヒョクは、ジュンのたくましい姿に惹かれ、助け舟を出す。ジュンは見事汚名をはらして横暴な客に一泡ふかせるも、訳あってホテルの従業員の制服を着ていたヒョクと共に、ホテルから追い出されてしまう。
ヒョクが御曹司だとは知らないジュンは、ヒョクが仕事も行く当ても失ったと勘違いし、自宅に連れ帰るのだった。
その夜、ホテルから消えたヒョクを探すお目付け役のクォン・ジェフン(コンミョン)は、同じアパートで暮らすジュンの家でヒョクを発見する。
さらにヒョクが騒動を起こした客室乗務員がジュンの友達だったことで、ヒョクの正体がジュンにバレてしまうのだった。


【キャスト】
シウォン(SUPER JUNIOR)(ピョン・ヒョク役)「彼女はキレイだった」「ドラマの帝王」
カン・ソラ(ペク・ジュン役)「ミセン-未生-」「ドクター異邦人」
コンミョン(5urprise)(クォン・ジェフン役)「ハベクの新婦」「タンタラ~キミを感じてる」
イ・ジェユン(ピョン・ウソン役)「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」「また!? オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」
キム・イェウォン(ハ・ヨニ役)「あやしいパートナー」「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」


【スタッフ】
演出:ソン・ヒョヌク「メロホリック」「また!? オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」
脚本:チュ・ヒョン「僕は彼女に絶対服従 ~カッとナム・ジョンギ~」


【DVD仕様】
2017年/全16話(第1話~第8話)/約480分+特典約100分/片面・一層(一部片面・二層)/カラー/MPEG-2/16:9ビスタ/ドルビーデジタルステレオ/オリジナル韓国語/日本語字幕/4枚組
※仕様は変更となる場合がございます。


ⓒSTUDIO DRAGON CORPORATION
発売元:コンテンツセブン/ストリームメディアコーポレーション
販売元:TCエンタテインメント

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 韓国語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 320 g
  • EAN ‏ : ‎ 4571423731605
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 8 時間
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/5/10
  • 出演 ‏ : ‎ シウォン, カン・ソラ, コンミョン, イ・ジェユン, キム・イェウォン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 韓国語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ TCエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B07NPT9297
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 4
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月22日に日本でレビュー済み
期待しないで観始めたら超面白い。ヒョン・ヒョク(チェ・シウォンssi)の財閥御曹司が世間知らずの
ダメ息子。一方、頭は良いのに就職を嫌い掛け持ちバイトに明け暮れているジュン(カン・ソラssi)。
そんな二人が出会って巻き起こすラブコメです。ジュンの父はヒョクの会社に昔勤めていた過去。
ダメ御曹司の尻拭い担当がジェフン(コンミョンssi)。問題ばかり起こすヒョクは裸で家を追い出される。

無一文のヒョクを何かと面倒をみて工事現場や清掃(ヒョクの社屋ビル)の仕事を紹介する訳だ。
社食の開放、社員しか利用出来ず派遣清掃員たちは入れない。最近は誰でも入れる所が多いと思うけど。
これもヒョクがトイレットペーパーで父親(社長)と交渉して利用できる様になった。ヒョクは意外と
大胆な発想や男気がある。でも派遣会社社長やヒョク兄ウソン(イ・ジェユンssi)が陥れようと画策。

清掃中に過労で倒れたジュンが病院に運ばれ、手続きを頼まれたヒョクだが名前しか書けなくて・・・
そこへジェフンがテキパキ住民登録番号・TEL・血液型までさっと書く。二人はジュンを想ってる。
序盤のダメ男から段々真ともになったシウォンssi いいぞ~! 自社のインターン試験を受ける二人。
一次試験二次試験と受かり三時の面接で兄ウソンが反対したが専務が奥の手?で合格です。
観てる私はワクワクして来て、ドラ息子成長記かと思う程。希望が持てるこんなドラマ大好きです。
8話の終わりでキスシーンありです。後半がホント楽しみ!
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年7月11日に日本でレビュー済み
★の数は正確には、3.5です。

ストーリーとしては韓ドラでお馴染みな構図で、一人では何もできない親の財産の浪費しか能のないダメダメ問題児な御曹司が底辺で生きるしっかり者で逞しい美人なヒロインに気にかけてもらったのを機に一目惚れしてすっかり惚れこみ、おかげでいろいろ目覚め、今までの自分が生きてきた世界とは真逆の社会の底部に生きる人と生活を共にし、汗水たらして一緒に働き、酒を酌み交わしたりしながら交流を重ね、人間として男性として大人として職業人として、ものを見る目や意識をドラスティックに変えたりしながら、ぐんぐん成長して別人のように大きく生まれ変わって・・・という、普通に楽しい、いわば王道的なもの。

そこに更にヒロインの抱える事情やヒロインの周りの人たちの生き様などを複合的に上手く絡めながら、役に合った俳優陣が楽しく盛り上げたりして話がスイスイ進んでいくのだが、脚本のどこかが弱く、夢中になって最後まで一気見したくなる!という程の勢いは感じられなかった。どうしようもなくつまらないとかでは全然ないのだが、見終わった後にもあまりこれといった印象も残らない。見た後すぐに、すーっと頭から全てが抜けていってしまう薄い感じとでもいうか(もちろん、これも別に不快とかではない)。気軽な気持ちで難しいことは考えず、頭をからっぽにしながら、まったり~と楽しむのにはいいかもしれない。が、この手のパターンってありがちで少々飽きているところがあるのに、従来の似たり寄ったりなストーリー展開とあまり変わり映えしない部分も少なくなく、超新鮮だったり新しい発見もなければ、予想外の展開に驚かされることもなく、深く感動したり大きく心を動かされたりもしなかった。ストーリー全般があっさりで予定調和的にしかるべきラストにスルスル突き進んでいくだけで何かが物足りず、もう少し違うものも欲しいなあという気持ちにもなった。

その理由はたぶん、上述のありきたりさと、深くは追及しないライト目な感じと、ラブラインのかなり~な薄さのような気がする。笑いたっぷりなお話なのでライトな感じなのは嫌じゃないので、やはり一番の要因はラブラインの物足りなさかな?タイトルは『ピョン・ヒョクの恋』なのに、ラブで酔わせますみたいなところは、実際にはあんまりない。一応ラブシーンもなくはないし、その際の二人の雰囲気もなかなか色っぽくていいのだが、彼の恋はあくまでも一つの契機であり、メインは別のものですから!というものらしく、貴重な数少ないラブシーンさえも何かの通過点であり、ちょっとした口直し的スパイスという程度・・・。その後はそんなことがあったのも忘れ去られそうな気配すらある感じで、さして盛り上がらないまま奥に引っ込んでしまい、メインのストーリーや目的達成の方ばかりがテンポよく進んでいく。別にそれがちっとも楽しくないとかすっごい不満!とかまでではないし、主役二人はとても相性がいいし、キャラ同士の関係性や周囲の人たちとのつながりも楽しいとは思うのだけど、主役二人の相性が抜群に良いからこそ、もう少しラブの部分が楽しめたらはるかに満足度が高かったのではないかなあ?という感じもした。ただ、演技経験豊富な実力派女優のカン・ソラは別として、その相手も二番手くんもアイドル出身のシウォンと俳優グループとはいうものの、自分にはアイドルグループの一員のように見えてしまうコンミョンなので、しっとりした見ごたえまである本気度高めなラブラインでは、専業俳優レベルで及第点以上というある程度高度な演技力がないと厳しいと判断されたのかも?最初からいきなり一目ぼれ→大好きなジュンに全力で直進!という感じなので、何故か次第に惹かれてしまったみたいな戸惑いからくる愉しみもなければ、心が揺さぶられる様とか、ますます惚れこんでいく心情の変化とか、二人の接近ぶりから得られるドキドキや余韻などは全然なくどこか牧歌的すぎて、そのあたりはほとんど楽しめない。演技者の実力を勘案して、ここは思い切ってごっそりなくした設定に、敢えてしたんじゃないかとか穿ってしまう。だって、ヒロインを巡るラブラインは主に二つあり、その両方ともが結構重要だったりして、あった方が絶対に面白くて見ごたえのあるドラマになったと思うので。でも無理に挑んで変に失敗してしたり、そのせいでいろいろ穴が空いてドラマ全体が取り返しがつかなくなるよりは、実力相応で余裕をもって演じ切るというのも正しい手ではあると思う。ピョン・ヒョクは恋人というよりも、飼い主さんラブが超激しい素直&従順極まりない愛情過多なワンコに似ているといったらいいか?実際、そういう関係の恋人同士もいなくはないので不自然ではないし、ジュン大好き!なピョン・ヒョクはとにかく微笑ましいので、フツーに成立しているとは思う。

シウォンは『彼女はキレイだった』で、その破天荒でおちゃめすぎるキャラクターゆえに、主役のはずのパク・ソジュンを大きく食ってしまい、自分自身、あのドラマを見た後にはシウォンの濃ゆ~いキャラや大輪スマイルばかりが頭に残ってしまったぐらいだったが、今回もああいう感じのハジけまくりで楽しいちょっとおバカでとことん人のいいキャラを目いっぱい面白く演じている。生まれ持った華やかさや人目を引きつけるオーラというのは隠しようもないようで、これぞうってつけ、これはもうシウォンのために作られた役柄、いやいや『彼女はキレイだった』のシウォンファンのために作られたドラマなのでは?というぐらい、バリバリにキャラが立っている。ただ、作り手の側は、序盤はそこを意識しすぎたのか、少々過剰な演出やおバカシーンで「こ、これ、どうなの?」と気になってしまう部分もあったが、それでも不快だったり嫌な感じにまではならないところが、この人の魅力の絶大さゆえ、なのかも。で、お騒がせなやらかしダメダメ御曹司なのに、やっぱりどこか憎めず、つい構ったり面倒見てしまいたくなるヒロイン&その仲間たちに共感してしまうほど、ピュアでチャーミングで微笑ましくて素直すぎるぐらい素直で、底抜けに人がいい愛されキャラなのだった。なので、お人よしで人情派なヒロインが“ほぼ、見ず知らずな異性”を当たり前のように拾ってきてしまうところなど、見てる側も「いくらドロボー扱いという嫌疑を晴らすのに助けてもらったとはいえ、若い女性が知らない男を自分のアパートなんかに(実際は、階下の友人男性の部屋に泊まらせるのだけど)連れて来て危なくないのか?!」という疑問や警戒心もどっかに行ってしまうぐらい、ごく自然にすんなりと受け入れられる。シウォンは派手でハチャメチャな役柄はすごく楽しいのだけど、演技全般ではまだまだなところもたくさんあり、シリアスシーンやロマンス部分などは今後頑張ればもっともっと伸びるのでは・・・という感じなので、ハチャメチャな役柄を前面に出し、四方八方から予想外に語りかけてくるような心躍る効果音の数々やスピーディな躍動感あふれる展開など演出面で目いっぱい趣向を凝らして、明るい雰囲気やメリハリをつけまくったのは大正解だと思う。画面から漂ってくる、実際は目には見えないけどふんだんなまでに感じ取れる、ビビッドでカラフルな空気感も楽しくてたまらないので。

だが、もう一人の準主役であるコンミョンはどうも幅広い役をできる感じではなく、シリアスシーンやラブの部分などを交えながらこの役柄を演じるには、完全に役者不足。『おひとりさま~一人酒男女~』で魅せたような明るく人懐っこい笑顔や素直そうな人柄が最大の魅力という印象が強いせいか、今回はその真逆みたいな役柄なのだが、どうもしっくりこない。彼の持ち前の個性にあまり合ってなさげな冷たい感じのある役柄にも果敢に挑戦するということ自体はいいことだとは思うものの、何せ演技力も魅力も抜群のカン・ソラと強烈キャラをこれまた破天荒かつ華やか演じまくる主役シウォンというハマり役二人と、楽しく脇を固める実力派俳優たちが勢ぞろいで、更に演出面でもぐいぐい派手に押しまくっている状況だと、この人一人だけやたらと弱い・・・という不足感は否めなかった。設定されたキャラである、“血のにじむような努力家で、国内でも有数のエリートではあるが、父親が運転手を務める財閥一家のお坊ちゃまの陰に隠れるように引け目やコンプレックスを抱え、どこか神経質で孤独な超現実主義者である”という風に全然見えなくて困った。←この登場人物紹介(BSのサイトで見ました)を読んでなかったら、どんな人物なのか全然わからないまま進んでしまうところだったかと。顔立ちも体つきも雰囲気も、良くも悪くもさわやかでこじんまりと薄いような・・・。ごっちりした強烈な個性とか、派手さ全開とか、くどさやケレンミとか、どぎつい風格や凄みみたいなものまではなく、さわやかな笑顔とか、人の好さげな風とか、サラリとしたイイ感じが最大の持ち味のような人なので、この冷たい感じで少しひねたキャラクターに、そういう明るい雰囲気やさわやかで優しげな笑顔といった、陽の部分が灯り始める終盤までのほとんどの部分で、演技力に物足りなさを感じたり、他の登場人物よりもかなり見劣りしてしまったり、役に必要なエリートっぽい風格や能力の高さ、大人っぽい存在感だけでなく、苦悩の深さややるせなさなどが出なかったのが残念。むしろ脇役の警官役の俳優さんの方が、ちゃんと有能で実直そうな魅力的な役柄で、印象的な良いポジションにすら見えてしまった・・・。コンミョンのある種のこの弱さ、どうしたものかと演出側も頭をひねったのか、髪型やメガネなどで大人っぽさや迫力やエリートっぽい雰囲気を出そうとしたものの、似合ってなくて却ってチグハグだったり、持ち前の雰囲気やルックスというこの人の最大の魅力を損なってしまうような方向に行ってしまったのが、すごくもったいなかった。長身なのに体つきの薄い人って、スーツが決まらないだけでなく、更に顔立ちが優しげだと年齢以上に幼なかったり、ちょっと情けなくすら見えてしまう人がいるが、コンミョンはそういうタイプかも。カン・ソラは意志の強そうなきりっとした印象的な目鼻立ち&スタイル抜群な長身でそこにいるだけで独特の毅然とした存在感があるし、しっかり者で魅力的な”ハンサムな女性”を持ち前のオーラを放ちながら隙なくバッチリ演じているし、シウォンはただでさえ人一倍濃ゆい顔立ちで体格もいい上に恐ろしく華やかな存在感のある人なので(こういう人って、スーツ姿がとかく決まる)、対比的にコンミョン一人だけが、“非力な若い子供”のように見えてしまった。大学時代の姿なんて、ラフな服装で前髪を下しているせいもあるのか、高校1年生といっても通じてしまうほど幼くかわいらしくなってしまい、ともするとカン・ソラよりもはるか年下にすら見えてしまう・・・。セリフ回しや発声もどこか弱いせいか、ますます大人っぽさとか、これぞという頼りがいが感じられない。

カン・ソラはこういう役柄はとことん上手でどこまでも魅力的に演じられるタイプで、心根は優しいけれど頭も切れて芯のあるタフな女性という役柄が非常に似合う韓国女優の一人かと思う。人から慕われる姉御肌・・・いや、ともすると肝っ玉母さんという感じで、(たぶん演技上は専業俳優ほどは頼りにならない)男性二人を上手く受け止めて話を引っ張っていってくれるので、安心して見ていられる。親友のCA女性や、主演三人の父親・母親たちや、ジュンのバイト仲間の大人たちも味わいあるいいキャラクター揃いなのだが、ベテラン勢がしっかり演じてくれているので、ドタバタ気味の物語であっても彩りを加えながら、締まる部分はしっかりピシリと締めてくれるし、どこも変に瓦解せずちゃんと楽しめる満足な人選だった。特にピョン・ヒョクの母親役のキョン・ミリは、誰がどこからどう見てもヒョクと血のつながった一卵性親子というぐらい、性格や雰囲気や挙動が激似で、演技力でこんなにも相手役に沿わせることができるのかと、驚異的なほど。いつもは割とつんけんした財閥の奥様役とかチャングムの尚宮みたいな怖い役柄も少なくない印象だが、こんなにもチャーミングで愛くるしいキョン・ミリを見られる日が来るとは・・・。

ただ、ラストでは、これまた韓ドラでありがちな気がしないでもないが、悪人の処遇がどうにも甘すぎて、そこでついモヤっとしてしまう。再起不能なまでに潰せとか、家族関係が崩壊するほど締め上げろとまでは言わないが、回心も反省もしてないのに以前と同じ高い地位のままでいられるなら、また懲りずに攻撃を仕掛けてきたり足を引っ張ろうとするんじゃないの?みたいな割り切れない気分になってしまう。これは国の違いによる価値観の温度差みたいなもので、韓国の人々はそうは思わないものなのかなあ?といつも疑問なのだけど・・・。

ところで、これは完全に余談なのだけど、とある悪事の証拠となるデータの入ったUSBメモリの『アンニョン、コヒャンイ』と呼ばれるアレは、アレですよね・・・。
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