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シェルタリング・スカイ [Blu-ray]

4.1 5つ星のうち4.1 65個の評価

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フォーマット Blu-ray
コントリビュータ デブラ・ウィンガー, ジョン・マルコヴィッチ, ベルナルド・ベルトルッチ
稼働時間 2 時間 18 分

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商品の説明

アカデミー賞9部門に輝いた『ラストエンペラー』のスタッフが贈る超大作。
―砂漠が二人の愛を狂わせる…。
『ラストタンゴ・イン・パリ』『ラストエンペラー』など、数多くの映画賞を席巻する崇高な傑作を数多く手掛けてきた、世界の巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督が、孤高の作家ポール・ボウルズの代表作を、激しく濃厚なエロスと詩情豊かに映像化! 今年のカンヌ映画祭を大興奮させ大喝采を巻き起こした最新作『Lo E Te (Me And You)※原題』 の2013年陽春日本公開決定を記念し、ここに初Blu-ray化!! 音楽は坂本龍一、撮影はヴィットリオ・ストラーロ。哀切で流麗な音楽も、肌理の細かい映像美も、まさにBlu-rayクオリティーで堪能すべき、絶世の傑作。

北アフリカの茫漠たる砂漠地帯。ニューヨークから来た作曲家のポートと、妻で劇作家のキットは、かつての激しい愛も情熱も失っていた。異国の熱気に誘われるまま、ポートは土地の女の肉体をむさぼり快楽の限りを尽くし、一方のキットも、旅に同行した青年ジャックとの情事にふける。二人の愛の果ては…。
第48回ゴールデン・グローブ賞 ★音楽賞(坂本龍一) 受賞 第56回ニューヨーク映画批評家協会賞 ★撮影賞(ヴィットリオ・ストラーロ) 受賞 第16回ロサンゼルス映画批評家協会賞 ★音楽賞(坂本龍一) 受賞

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 40 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988003850982
  • 監督 ‏ : ‎ ベルナルド・ベルトルッチ
  • メディア形式 ‏ : ‎ Blu-ray
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 18 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/7/4
  • 出演 ‏ : ‎ デブラ・ウィンガー, ジョン・マルコヴィッチ
  • 販売元 ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B07CKYXWY6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 65個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2014年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある種の人には足を踏み入れてはならない異文化がある。ある種の人はいとも簡単に自らを見失ってしまう。それはいつまでもループし2度と帰ることはかなわない・・・。北アフリカ、サハラの気の遠くなるようなパノラマの下、自我の危うさが厳しく見る者に迫る1作。

1940年代、1組の夫婦が、豪奢と繁栄に満ちた西洋文化華やかなりしニューヨークを離れ、客船で北アフリカのアルジェへ。いつも何かに疲れていて神経過敏、いささか自意識過剰なポート(マルコヴィッチ)とキット(ウィンガー)。彼らがなぜ北アフリカを旅するのか。明快には示されない。夫婦の倦怠期を収めるためか、自称芸術家がインスピレーションを求めているのか、コスモポリタンを演じているのか、見知らぬ文化への憧憬、有閑階級の感傷か・・・。いずれにせよ2人の旅は巨大でむき出しの自然と、欧米とは全く異なる異界ともいうべき文明に浸食され、破滅への旅さながらの地獄行の様相を呈していく。

2人はことごとくかみ合わないが、お互いにもたれあって生きていることを知らない。そしてよくわからないものを掴むために手放してはならないものを手放してしまった。2人が自転車を走らせ、広大で赤茶けた何もない大地を見下ろす岩山で愛を交わすシーン。眼もくらむ自然を捉えるカメラは、彼らの存在のもろさと、地球の始まりから何も変わらずこれからも変わらないかのような原始風景の対比を捉えて我々を圧倒する。異国情緒などという甘っちょろいツーリストの幻想のはいる余地などないかのようで、個の小ささが身にしみてなんだか心細く悲しくなってくる。この対比は人を不安にさせる方に働く。まるで月の裏側にいるみたいに2人の孤独は深い。

彼らは放浪するために放浪しているみたいであり、一か所に定住することを知らない。自らが踏みしめてきた文化のルーツとそれにより育まれた自我を揺るがし、崩壊させるものは疫病と混乱。原題The Sheltering Sky とは人間の頭上にあって彼らを庇護している空。その裏には漠とした終わりのない夜があるばかり。というセリフがある。そしてこの空と大地の間の空間は「異邦人」にとって、もはや自身を防御するドームではなく、押しつぶす万力となるのかも知れない。異世界の風土の前で(西欧)文明の知識人の憂鬱や価値観など消し飛んでしまう。

以下、★まで核心に触れた私見です。
この北アフリカの自然と文明は砂の大海のようで、暴力的ですらある。彼らはそこに浮かぶ2つの木の小舟のようだ。繋いでいたロープは切れてしまい、1つは大海のもくずと消え、1つは永遠にその乾いた海をさすらう・・・。2人は「帰還不能」となった。ポートが高熱の中でいう「君はぼくから離れていく」。いやこの世から離れていくのは彼なのだ。「ここにいてポート」。2人が永遠の別れをするとき彼らはやっと互いに必要とし、依って立つところを知る。片割れを失い未開と同化した彼女は地獄巡りを経て、絶望を通り越した沈黙へ。救出されたキットがたどり着いたのは初めに足を降ろした地、アルジェ。同じバーで出会うのも最初と同じある老人である。「迷ったのかね?」「ええ」。キットの口元に浮かぶ笑みは何を意味するのか。いずれにせよ彼女がもはや元居た世界へ帰還することができないラストと取れば、暗澹たる気持ちにさせられる幕切れなのだが・・・。★

見わたす限り青白い空と雲、赤い大地とわずかな緑の木々。連綿と遠くにそびえたつ岩山。吹き付ける乾いた風とどこにでも入り込む砂と闇の深さ、灼熱の太陽、碧い月明かり・・・。美しくも怖ろしいこれらを捉える名手ヴィットリオ・ストラーロのカメラは我々を彼の地に連れ去るかのような息を飲む素晴らしさである。

先に述べた老人は本作の狂言廻し的存在であり、原作を執筆したポール・ボウルズその人でありナレーションも担当している(人の残された時間についての意味深なこの独白は自身のものか脚本にあったのか)。悲しげなグリーンの瞳をしている。ボウルズはもともと作曲家であり(ちゃんとした作品を多く残したそうである。回顧演奏会も開かれた。ポートも作曲家という設定)、パリ、モロッコ、南米などを放浪したらしい。やがて小説創作へと転じて発表した処女長編が『シェルタリング・スカイ』。撮影当時80歳代で北アフリカに住んでいた。バロウズやギンズバーグらビート・ジネレーション作家や
ロストジェネレーション作家とも親交があったようで、原作も傑作である。音楽は「教授」坂本龍一。甘美で忘れがたいリフレインを持つテーマが耳を離れない。現地の民族音楽(坂本氏ではない)も多用され鮮烈である。

本作は『ラスト・エンペラー』、『リトル・ブッダ』(こちらは未見)と並ぶベルナルド・ベルトリッチのオリエンタル3部作ともいわれている。『ラスト・エンペラー』では時代と国家に翻弄される人間を捉えた。本作は異文化のはざまに消える小さな男女を描いたうすら寒くなる傑作である。心して観てほしい。

The Sheltering Sky 1990  U.K.
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパ時代のベルとルッチと違うテイストの作品です。ボウルズの原作で彼も作品に姿を見せています。倦怠期に入った芸術家の夫婦(作曲家と作家)がすれ違いながらも2人の絆を取り戻していく物語。夫は見知らぬ原住民の女性、妻は同行する友人の男性と関係を結んでしまいます。妻にはどこか変わった行動をとる傾向があります。友人を演じるスコットはアメリカの好青年で不倫とは無縁に見えますが・・彼女を気遣う気持ちは最後まで変わりません。夫婦が出会う奇妙な親子(母と息子)のことはあまり詳しくは説明されていません。(原作ではもっと詳しく語られているかもしれませんが・・・)ようやく夫婦2人きりになりお互いに向かい合うようになり、愛の絆を取り戻したように見えます。しかし時は遅かったのか別離の運命へ。ひとり砂漠を彷徨っていく妻はキャラバンに同行し、監禁されることに。夫に付き添うことなく一人旅を続ける行動はあまり理解できませんでしたが、呆然となり精神的に不安定になるのは自然かもしれません。キャラバンから追い出され、砂漠を彷徨い続けた彼女の足と指にはいつの間にか刺青が入っています。(キャラバンで入れられたのか?)友人の青年が彼女を迎えにきましたが、彼女は姿を消します。デブラ・ウインガーが妻の個性をよく捉えていて、熱演が光っています。マルコヴィッチは若く繊細な姿が印象的です。(今はベテランの演技派ですが・・)アフリカの奥地の南風が群がる様子は衛生面に問題があると感じさせられます。キャラバンが移動する砂漠の寄りは対照的に美しかったです。ハッピーな結末ではありませんが、見応えのあるよう作品です。ベルトルッチの初期の作品もまた見てみたいと思いました。
2020年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月7日に日本でレビュー済み
前情報無しに見た、風景は美しいが女の現実逃避の旅物語だった。
後でいろんなコメントを読んでみると、それぞれ受け取り方や
解釈が価値観の違いからかバラバラすぎるのも珍しい。
この映画でよく分からない場面が
突然男の裸の股間が写るがすぐ後の画面はパジャマを着てて
何の脈略も無い、何なのだろう?
ラストの老人の言葉
人は自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う。
だが、物事はすべて数回起こるか起こらないかだ…
人は無限の機会があると思い込んでいる。
そうかな?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年4月8日に日本でレビュー済み
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題名にそそられて観てみたが、それほど自分には響かなかった。
映像は、とても素晴らしい。
音楽は、坂本龍一。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月5日に日本でレビュー済み
1991年。 監督はベルナルド・ベルトルッチ。

原作はポール・ボウルズの同名小説。

結婚10年の夫婦が、友人男性と3人で北アフリカを旅する物語。

2時間18分あってダラダラ続くので、退屈すぎてストレッチしながら観てました。

ほどほどに倦怠期な夫婦の悲しさが滲み出つつ、アフリカの美しい景色の中で旅をする。 髪が短くて綺麗じゃない奥さんが、旅行中に3人とファックしちゃうところがワールドワイド。

ジョン・マルコヴィッチが若くて、マイケル・スタイプに似てた。 変なところでブチ切れる性格がめんどくさい。というか、声がデカいのがうるさい。

無駄にエロいシーンがあるのが監督らしくて微笑ましい。特に最初に出てくる現地の娼婦が、モニカ・ベルッチ級の逸材で悶絶した。

映画自体は、めちゃめちゃつまらなかったです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1980年のアーバンカウボーイに出ていて初めて見た女優さん。
最近はめっきり見ないけど、このシェルタリングスカイではいろいろなことに揺れ動く妻の役を演じていた。
音楽は坂本龍一さんで儚げで砂漠を思い起こさせる曲で好きになった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年9月5日に日本でレビュー済み
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ラストエンペラーを引き金に、この監督の作品を見ています。時代の背景に横たわる風景の描写がとても心を揺さぶられました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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