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アンテナ スペシャル・エディション [DVD]

3.4 5つ星のうち3.4 28個の評価

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新品 中古品
DVD 1枚組
¥227
DVD スペシャルエディション
¥1,400
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フォーマット 色, ワイドスクリーン, ドルビー
コントリビュータ 熊切和嘉, 小林明実, 加瀬亮, 宇崎竜童, 田口ランディ, 麻丘めぐみ, 木崎大輔
言語 日本語
稼働時間 1 時間 57 分

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商品の説明

商品紹介

荻原祐一郎(加瀬亮)は15年前に失踪した妹について、自分はなにかを目撃したのではないか、という罪悪感にさいなまされている。心を閉ざして自分を守ってきた祐一郎だが、大学の研究テーマ 「苦痛からの解放」 の取材でS&Mの女王ナオミ(小林明実)と出会い、自己の苦しみをはきだすことで祐一郎はナオミによって許され、現実に立ち向かう力を得る。そして、今まで封印してきた妹の失踪についての現実と、妄想の狭間へと歩みだす…。
S&M、失踪、自傷癖、というキーワードを軸に、現代社会の闇に問う、スピリチュアル・サスペンス・ムービー。

《監督》 熊切和嘉
《製作》 佐々木史朗 / 成澤 章
《脚本》 宇治田隆史 / 熊切和嘉
《出演》 加瀬 亮 小林明実 木崎大輔 小市漫太郎 甲野優美 佐久間駿 大森 博 宇崎竜童 麻丘めぐみ

レビュー

製作: 佐々木史朗/成澤章 プロデューサー: 松田広子/渡辺敦/尾川匠 監督・脚本: 熊切和嘉 原作: 田口ランディ 脚本: 宇治田隆史 撮影: 柴主高秀 照明: 蒔苗友一郎 録音: 岩倉雅之 美術: 磯見俊裕 編集: 普嶋信一 助監督: 亀井亨 音楽: 赤犬/松本章 出演: 加瀬亮/小林明実/木﨑大輔/小市漫太郎/甲野優美/佐久間駿/大森博/宇崎竜童/麻丘めぐみ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 75 g
  • EAN ‏ : ‎ 4907953000698
  • 監督 ‏ : ‎ 熊切和嘉
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 57 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/7/23
  • 出演 ‏ : ‎ 加瀬亮, 小林明実, 木崎大輔, 宇崎竜童, 麻丘めぐみ
  • 字幕: ‏ : ‎ 英語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ハピネット・ピクチャーズ
  • ASIN ‏ : ‎ B00029DFOM
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 28個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「アンテナ」というのは他人の体験していることや思いに同調する超常的な能力(というより、意識的に制御できるわけではないらしいので、むしろ機能)のことなのだと思います。そしてそうした体験や感覚は、SMの女王が実家にいた主人公の情念を受信したと発言しているところを見ると、送電線の鉄塔を通すことで増幅され遠方からも受信出来るようになるもののようです。

冒頭、下校途中に行方不明になっていた女の子が9年ぶりに発見されたというニュースに接した主人公の母親は、それは同時期に失踪した自分の娘であり、その子がやっと帰ってくることになったと強く思い込む。
その思いは次男に受信され、自分がその姉になり替わって母の思いを満たさずにはいられないという心理状態に追い込まれる。
一方主人公は、妹が失踪した晩に受信していた彼女を連れ出して殺した叔父の体験を、彼の自殺を目撃したことによって忘却し封印していたのだが、SMプレイによって感覚的な極限状態に追い込まれることで思い出し、無意識のうちに叔父になり替わってその晩の彼の行動を再現する。

といった話なんだろうなと解釈しました。

でも本当のところはよくわかりません。
それは作品の中ではっきりわかるように説明されていないからですが、「アンテナ」で受信される内容は、そもそも五感や言語におけるもののように明確ではないことから、その描写や説明においても意図的にそれと同様にあいまいなままに投げ出されていると理解できなくもありません。

とはいえ、以下の三点は私にとってまったく不可解なまま残ってしまいました。
1.冒頭のみに登場した主人公に好意を持ち、SMの女王を紹介した同じ哲学専攻の女子学生の、作品における存在意義(SMの女王を主人公に引き合わせるだけなら他にもっと合理的な方法があるのでは?)。主人公にふられた彼女のその後が大変気になります。
2.映像プロデューサーの、たばこを買いに出たわずかな間に妻が忽然と姿を消したというエピソードが物語に対して持つ意味(彼が女の子の失踪事件に入れ込む動機の説明?)。それまでの夫婦仲とその後の彼の対応が大変気になります。
3.結末での、兄弟で家の外壁を金づちで壊すという行動の現実的な意味(象徴的には娘の失踪によって引き起こされていた家族の不安定な状況が払しょくされたことを表しているのでしょうが)。壁がなくなって吹き曝しになった家のその後が大変気になります。

以上のように物語としてみれば完結しているとみなすことは難しいのですが、その世界観はたいへん完成度が高いのではないかと思います。
とりわけ主人公が一旦実家に戻り、再度大学に出てくるまでの前半部分でのリアリティ。とりわけ彼の実家の、いかにも自分が育った家といった違和感のない馴染み具合。近くの沼の、いかにも子供のころに妹と一緒によく遊びに行った場所という佇まい。脇役に至るまでほとんどの登場人物の演技や発声に見られる力みのない自然な感じ。そして主人公の感情が高まった際の迫真の演技。
それらの要素が相まっていかにも実際にありそうな空間や人物が生み出されているように思います。
また、物語の内容とは別に、特に前半では、子供の頃に感じた覚えのある古い家の中や沼を取り巻く濡れた草むらや土のにおいを思い出し、しっとりとリラックスした懐かしさを感じていました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怖かった。
最近見たどのホラー映画よりも怖かった。
いきなりの自傷が見てて痛いして、何が起きてるのかわからなかった。
最初はなんとなく見始めたのに、展開がわからないし読めないせいで、後半はずっと心臓がドキドキしていた。
「アンテナ」の意味は?などとこだわり過ぎずに、ありのままを受け入れて鑑賞すると、この世界観に引きずり込まれる。
加瀬亮さんの演技、とても素晴らしかったです。
2021年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の性格が狂気です。
具体的にはSM好き・ロリコン・〇人鬼(最後のシーンで女の子を〇していました)。
私には向いていない映画でした。
2017年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田口ランディの原作を読んでからの観賞。
小説の中とは流れが異なったり、登場人物の内部対話、妄想が省略され、断片的な場面をコラージュのように切り貼りした感じの編集だったので、原作を読んでいない人の目線で見るとストーリー、テーマが理解しづらいと感じた。
原作を読んだ私としては、かえってそのような作りで良かった。また、原作の持っているリアリティーをはらんだ独特の質感を映像でよく表していると思った。特に光の表現にはこだわりを感じる。音楽がほとんど入っておらず見始めは空白の多さを少し不自然に感じたが、それが独特の質感を作ると同時に登場人物の心情を想像する余白を残しているのだと思った。
原作だとより深く、生と性というテーマと向き合えるので、重いテーマではあるが是非一読を勧めたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽や人物の声など結構心地いい。そこは文句ない。

ストーリーがよくわからなくて、それはどこの伏線?それはなんに関係するの?というのが
繋がってないのが多くてやたら気を使った感じがある。
で、結局何だったの?と、最後はそんな印象。謎は謎のままになってしまった。
すっきりしないので星減点。
2017年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
妹が失踪した真相を探る物語ではなく、それによって起こった家族のトラウマや歪みや何かとどう向き合うか、というお話。
個人の好みの問題で、事件の真相を探りそれが全て明かされるようなお話だったら、もう1つくらい星を+できたかも。

テーマ的には興味深く見ることができる反面、
主人公の自傷行為、自慰行為、叔父?の性癖、次男に対する母親の歪みまくった愛情などなど、見ていて不快感がとても強かった。
SM嬢が出るシーンの無駄な長さも…制作陣の趣味的な感じがして見るのが辛い。
上映時間1時間57分だけど、1時間10分~20分くらいで充分綺麗にまとまりそうな気もする、そんな感じ。
「なんだこりゃ」なシーンが多いけど、役者さんは徹頭徹尾、良い仕事をしていた。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。新興宗教、霊能、TV、自傷、マゾ、シゾ、哲学、母性喪失、家族アイデンティティの喪失、妄想幇助、罪悪感が一直線に連なっていく。
罪への加担を忘却し、事実関係は想像にお任せ、SMの女王がセラピストとかいう構図は、アメリカ映画によくあるパターンでしたがよくできていた。
陸の孤島の家族。自然だし、理解できる範囲の逸脱。誰が描いたのか。
白熱の演技がよかった。演者にインテリジェンスがないと、ここまでエレガントになりません。拍手
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でも、色々、余計なシーンが長かったように思う。
最後の、壁を壊すシーンとか・・・・・・・
誰の罪が、誰の罰を産んだのか・・・・
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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