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ウルトラプライス版 愛は憎しみを越えて blu-ray《数量限定版》

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フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ヴァシリ・カリス, チャーリー・ブラヴォー, ルイジ・セカレッリ, ヴァシリ・カリス,マピ・ギャラン, リチャード・ハリソン, マピ・ギャラン, ロベルト・ディ・ジローラモ, アルベルト・ファーレイ, ヴィンセント・ドーン 表示を増やす
言語 英語
稼働時間 1 時間 36 分

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登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 17 x 13.5 x 1.3 cm; 80 g
  • EAN ‏ : ‎ 4589825442371
  • 監督 ‏ : ‎ ヴィンセント・ドーン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 36 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/10/30
  • 出演 ‏ : ‎ ヴァシリ・カリス, マピ・ギャラン, アルベルト・ファーレイ, チャーリー・ブラヴォー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ 映像文化社
  • ASIN ‏ : ‎ B08GFTLJQ1
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 11個の評価

カスタマーレビュー

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5つのうち3.6つ
11グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もうめちゃくちゃ
本来ならバカ映画の部類だろうが、コメディではない。
2018年8月1日に日本でレビュー済み
いやね、本作って『ライジング・スターの伝説』(‘86)のヴィンセント・ドーン監督でしょう、あの作品は弱冠手抜き感があったんで、その後、これを観るのを延び延びにしていたのだが、結果から言うと、本作『愛は憎しみを越えて』(‘87)の方が断然いい(笑)。
まず、あっちは女インディアンが主役のような題名だけど、実際は単なるヒロインキャラ。でも本作は、女インディアンがランボーの如く白人どもに復讐する、期待通りのお話である。しかもこのマピ・ギャランっていう女優さんがすごくいいのよ(笑)。

お話をかいつまむと、南軍くずれのワルい大佐(アルベルト・ファーレイ)一味がいて、そいつらの襲撃を受けてインディアンの集落が皆殺しにされる。で、この大佐ってのはエロ親父で、酋長の娘で美女のヤリン(マピ・ギャラン)がお目当てな訳です。ヤリンは独り生き残って捕えられるが、隙を見て脱出。しかし深手を負ってフラフラのヤリンは、元南軍兵士のマット(ヴァシリ・カリス)の家の前で気を失う。かつて妻をインディアンに殺され、彼らを嫌悪しているマットは、嫌々ながらヤリンを介抱する。しかしこのせいで大佐からの追手がかかり、ヤリンとマットは逃亡しながら一味と戦う事になる・・・。という、よくあるストーリーだ(笑)。

映画冒頭の、南軍残党によるインディアン集落の襲撃シーンは、まさに『ソルジャー・ブルー』(‘70)をパクって薄めたような(笑)バイオレンス描写で、射殺はもちろん、首チョンパにレイプなど、やりたい放題。マカロニ・エログロ監督の面目躍如、といった感じ。
ヤリンも、片目に受けた傷が化膿して、特殊メイクでグロく見せたりして、ヒロインにも容赦ないイタリア映画っぷりに苦笑してしまう。
アメリカ社会の偽善性を告発した『ソルジャー・ブルー』のようなテーマ性は本作にはもちろんなく、どこまでも見世物主義の映画である(笑)。ひとことで言っちゃうとマカロニ定番のリベンジ・ムービーです。しかし、全体的に手抜きっぽい印象が強かった『ライジング・スターの伝説』と比べてみると、本作はトータルで良く出来ていて、演出もメリハリがあるし、アクション描写もそれなりに見れる。テンポも良くて飽きない、編集は時々「?」と感じる部分はあるが(笑)、基本的にキレはいい・・・と、意外と悪くないのだ。

見どころ・・・というか特長は、この監督が売りにしているバイオレンス描写(と言っても最近の映画と比べれば全然可愛いが)で、インディアン虐殺シーンの頭部切断などに始まり、ヤリンが憎っくき白人どもを殺すたびに頭の皮を剥ぐ残虐描写、そしてもう一人の主人公マットが、クライマックスで敵に捕らわれ、猛禽類の鉤爪みたいなので胸をえぐられて、馬で引っ張られる(これはもう観ているだけで超痛い・爆)など、’60~’70年代のマカロニではお目にかかれないような、’80年代ならではの特殊メイクを駆使した見世物的猟奇趣味だ。
特に、ラストのキワモノ感炸裂の決闘シーンは「ひゃっほ~い!これがマカロニ魂だ!」と拍手喝采してしまった。その後に明かされる衝撃の真実も含め、イヤ~B級でいいですなぁ!

しかし、何よりも本作の魅力は主人公でありヒロインを演じた、マピ・ギャラン様に尽きると宣言したい。スチール写真では判りにくいかもしれないが、この人、モデル出身だけあってかなりの美人である。それも『ピカソ・トリガー』シリーズに出て来るような、色気ムンムンだがオツムは足りなさそうなプレイメイト達とは違い、知的美女タイプである。それに加え、若い頃は柔道もやり、水泳では地区記録を出すなどスポーツ万能だったそうで、アクションなどの演技がすごく自然で、身体の動きがしなやかだ。肉弾戦などのシーンも、おそらくほとんどノースタントで演じているようだし、弓の構え方などが、すごく玄人っぽい。つまり、いかにもカッコ良さそうな構え方でなく、スポーツ選手っぽいというか、すごくリアルで様になっているのである。矢を射る時の動作なども、惚れ惚れとしてしまうぐらいに無駄がなくて迫力がある。

この弓を使うアイディアとかは、明らかに同時代のヒット作『ランボー』シリーズのパクりだし(ダイナマイトつきの矢で相手を爆殺・笑)、ハチマキ風のバンダナを締めているところも含めて女ランボーの出で立ちである。
そんな、運動神経バツグンの知的美女が、スレンダーボディの美脚魅せ見せの衣装で、馬に跨ったり山野で戦いを繰り広げる姿は、もう何をか言わんや、予想外の大満足(笑)。この映画は彼女の存在でかなりの得をしていると思う。いやマジで。
作品としてはテーマやら思想やらの深みはなく(笑)、この監督特有のおざなりな部分もあるし、所詮は見世物主義のB級エンタメ作だが、あまり期待していなかったせいもあって結構楽しめてしまった。個人的には★4.5はあげたい。マピ・ギャラン様に至っては★10個はあげちゃいたいぐらいにファンになってしまった(爆)。ちなみに彼女は現在は、地中海でヒッピーの聖地として知られるイビサ島で、ヨガと瞑想を採り入れたデトックスツアーを開催しているそうだ。スピリチュアルなところも、女インディアンにぴったりだね(笑)。

『ライジング・スターの伝説』を観て、なんだこりゃ~、女インディアンの話じゃねえじゃん!と憤慨の方は、こっちこっち!『愛は憎しみを越えて』をぜひ(笑)!
ちなみに、この映像文化社版のパッケージイラストもエロかっこイイけど、マピ様のイメージとはちょっと違うのでご了承を。

さて以下のスペックは、朝日新聞出版のDVDのものだが、同じマスターと思われるので参考に記します。
画質はややベタっとした感じで、ちょい古めのDVDという程度。いわゆる超高精細ではないので細かい部分はつぶれるが、プリント状態は良く、観ていて特にストレスは感じない。
ビスタサイズで、HDTVでフルサイズ再生される。
音声は英語とフランス語の2種類。日本語字幕は英語音声のみ対応。
【予告編】http://www.nicovideo.jp/watch/sm33609680
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