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日本人のへそ《HDニューマスター版》Blu-ray

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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 熊倉一雄, 草野大悟, 小松方正, 須川栄三, 女屋美和子, 緑魔子, なべおさみ, 東てる美, 丸山善司, 佐藤蛾次郎, 三谷昇
言語 日本語
稼働時間 1 時間 41 分

Fashion x レジャー タイムセール祭り開催中 5/14[火]23:59まで
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商品の説明


「日本人のへそ ≪HDニューマスター版≫」

おらは岩手の芋娘・・・・・集団就職で上京し、クリーニング屋からパチンコ屋、
バーにキャバレー、風俗嬢、今、代議士の東京妻。
お待たせヘレン天津のスッコロビ人生!


小劇場の舞台で行われる吃音矯正の告白劇。
本日の主役は、元浅草のストリッパー・ヘレン天津。
十年前の岩手、極貧の農村。中学生のヘレンは集団就職で東京へ出ることになるが、ヘレンの父親は娘の東京行きに強く反対していた。
思いつめた父親は、娘を犯してしまう。このショックでヘレンは吃音者になってしまう。
自殺も出来ず、逃げるように東京へ。ある日、浅草で生まれてはじめて、優しい男と出会う。
やさしい言葉をかけられ、この男に身をまかせるが、この男は、スケコマシのテキ屋であった・・・。
井上ひさし原作の戯曲を映画化したミュージカル・ミステリー。
ストリッパー“ヘレン天津"が、代議士の愛人まで上り詰めるまでの人生をコミカルに描く。
ドンデン返しの連続が見どころ。

【STAFF】
■監督:須川栄三
■製作:須川栄三、藤井浩明、西村隆平
■原作:井上ひさし
■脚本:白坂依志夫
■撮影:逢沢譲
■美術:竹中和雄
■音楽:服部公一

【CAST】
緑魔子、佐藤蛾次郎、草野大悟、なべおさみ、三谷昇、小松方正、東てる美、女屋美和子、
丸山善司、熊倉一雄、ハナ肇、美輪明宏

©1977 須川映介/東宝

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 90 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988003869069
  • 監督 ‏ : ‎ 須川栄三
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 41 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/7/14
  • 出演 ‏ : ‎ 緑魔子, 佐藤蛾次郎, 草野大悟, なべおさみ, 三谷昇
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B091LGL8L6
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 29個の評価

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まさかDVDになっていた、とは知らなかったので、入手出来て嬉しいです。レンタルアップ品だけど、かなり状態は良いです。
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさかDVDになっていた、とは知らなかったので、入手出来て嬉しいです。レンタルアップ品だけど、かなり状態は良いです。
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5つ星のうち4.0 よく出品してくれました😂
2020年12月1日に日本でレビュー済み
まさかDVDになっていた、とは知らなかったので、入手出来て嬉しいです。レンタルアップ品だけど、かなり状態は良いです。
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2019年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 井上ひさしの「日本人のへそ」(1969年)の戯曲、舞台、映画(1976年)を今日の読者や鑑賞者が読み、観た場合……

     日本人のへそ?へぇ~~そう……
 
 が、あらゆる意味において、正常な反応である。井上ひさしの作品(特に戯曲)の読者、あるいは舞台の鑑賞者以外にわかりにくい面が多々ある。一番、この作品の良き理解者は、たぶん、政治的60年代と非政治的60年代を跨がって生きてきた日本人であろう。「日本人のへそ」も「表裏源内蛙合戦」も「薮原検校」も、時代の刻印深く、60年代、70年代の時代相を色濃く反映している。
 というと、今日では通用しない、古ぼけていると即断しそうになるが、あにはからんや、全く逆である。「日本人のへそ」や「表裏源内蛙合戦」と比べると、今日の文化のほうが、むしろ保守的、体制的、萎縮している。本質に切り込めない、隔靴掻痒、文化・社会の表層でコギト・エルゴ・スムしているだけの物足りない表現に溢れている。軽薄なんである、上っ面だけなんである。
 「日本人のへそ」のテーマである、吃音(どもり)からして、今日では戯曲や小説にストレートに取り上げることは、差別につながるとして、難しかろう。井上ひさしの戯曲のように、笑いのネタにするなど、もってのほかということになる。たとえば、松本清張の「砂の器」の映像化にあって、原作通りにハンセン氏病が取り上げられたのは、野村芳太郎監督「砂の器」(1974年)までであって、以後は、別の病気、あるいは、犯罪に変更されてきた。今日の社会の方が、むしろ、社会の様々な面で、差別意識に過敏になり、politically corretの名目でタブー視して表現を規制or自主規制する傾向が強まっているのである。差別の生じる温床をそのままにして、差別の現象のみを糾弾し、言葉狩りをして封印しても、差別意識は内閉し、逆に強固になるばかり。
 束縛への抵抗がありえた60年代(弾圧されたけどね)、そして70年代(退嬰的になったけどね)と比較すると、21世紀の今日、束縛感も閉塞感も茫洋として、抵抗のきっかけすらつかめない。表現、言葉も、衰弱している。尾崎豊が、「夜の校舎 窓ガラス壊して」まわることが教師・教育への抵抗だと歌い、高校卒業が「支配からの卒業」の一環だと歌った1980年代から、日本社会は自閉的平穏にはまった……らしい。

 たとえば、松本人志の映画……日本人」「シンボル」「さや侍」「R100」←コントではなく、もっぱらアクション芸で笑わせる。映画だからではない、「すべらない話」で一見、話術にみえて、実質は話芸から遠いおもろいネタで盛り上がる井戸端会議。「笑ってはいけないシリーズ」も話芸、コントではなく、アクション芸である。20冊以上の著作も話芸ではなく、言葉のアクション芸である。お笑い芸の主流がアクション芸になってるのは、NHKの「Life 人生に捧げるコント」(内村光良)を見てもわかる。アクション芸人出川哲朗が、2018年に大ブレイクしたのは偶然ではない?
 言葉が力を失っている……過去への郷愁ではなく、現在への危機感から、そう思わざるをえない。大丈夫か、日本?

 「日本人のへそ」は、井上ひさしの全戯曲にいえることだが、井上節が至るところで炸裂、井上ひさしワンマンショーの趣あり。登場人物達は、ことあるごとに、「ひょっこりひょうたん島」の島民達のように、即興で歌い出し、合唱する。セリフは、ダレジャの連発、洪水。井上ひさしが手がけたてんぷくトリオのコント……

    佐々木ごじき、宮本むさくるしい、荒木またずれ

 ……なみの悪ふざけ。とても上品とは言いがたく、なかには、差別すれすれ(今日的視野から)、エログロ、ナンセンスに堕しかねない危うさ、過剰なまでの遊び心である。これを言い換えれば、豊穣なる日本語の解放、表現の自由、制度を突き破る言葉の衝撃力、ルイ=フェルディナン・セリーヌ流の言葉(表現)の果ての旅なんである。( ̄Д ̄)ノ

 (結論)「日本人のへそ」とは……日本人の原点、つまり、言葉である。言葉の力にこそ、日本民族に限らず、あらゆる民族の魂が宿る、文化が宿る、命が宿る。 d( ̄  ̄)
 
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年12月31日に日本でレビュー済み
みなさん、この作品に高い評価をされてるようですが、、、、
残念ながら、私にはピンときませんでした。日本人のへそ、、、とは?
何の事なんでしょうか?井上ひさしさんの意図がつかめません、、、。
意欲作なのかもしれないが、、、、たしかに。
なんか、後味が悪い。最後までとうしで観れなかった。わかるかなぁ〜、、わかんねぇ〜だろうなぁ〜、、、、『ハイ!判りませんでした。」
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
純粋に楽しめました。
様々な要素と思考が相まっていて、井上ひさしワールド全開です。
読書をしなくなった今の日本人には難しく感じてしまうかなぁ(>_<)
2006年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の日本映画界は役者の層が厚かったと痛感させられる傑作です。

「ピーナッツ」「中ピ連」「記憶にございません」など懐かしい言葉も満載です。

二転三転する結末に感心させられます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月21日に日本でレビュー済み
1969年にテアトル・エコーが上演、戯作者井上ひさしが書いた戯曲の映画化作品(1976年製作)。
 今観直せば、実生活で方言と標準語のトラウマからソシュールやトドロフ等も読んだと思しき井上が、劇中で言語学に関わるなべおさみと美輪明宏が演じる役の複合型と重なる。
 言わずと知れた後の1980年代に、妻である内山好子と、こまつ座舞台監督の西舘督夫による不倫騒動から。

 なべと美輪のキャラクターに加え、1970年前後に最も輝いていた女優の一人緑魔子が扮する、遠野の田舎から上京して成り上がるジュン子も井上の分身であるし、食えずに浅草のストリップ劇場フランス座の裏方で働いたり、熱心な共産党員だった母親マスさんの影響及び政治的関心等から、小松方正や草野大悟、三谷昇などへ振られた役も作者の投影であることは明らかだから、遅筆堂独りシンフォニーみたいなもの。

 一人の作家が紡ぎ上げる世界は、どれも単独オーケストラのような空間ではあり、白坂依志夫の脚本に負うところが多いものの、吃音症と方言を中心に当時の日本をここまで独自の切り口で俯瞰する試みは珍しいかも。

 ATGは難解な洋画の配給から始まり、その影響下にある尖った企画の邦画群を、低予算(1,000万円以内)でゲリラ的に製作する流動的、可変的な集団のイメージだった。
 黒木和雄監督の傑作『祭りの準備』(1975)をピークに、別物へ変質して行くプロセスでその存在意義を失い、自壊してしまったというのが個人的見解。
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5つ星のうち4.0 後に井上ひさしが、実生活で似たような体験をすることになる珍作
2021年8月21日に日本でレビュー済み
1969年にテアトル・エコーが上演、戯作者井上ひさしが書いた戯曲の映画化作品(1976年製作)。
 今観直せば、実生活で方言と標準語のトラウマからソシュールやトドロフ等も読んだと思しき井上が、劇中で言語学に関わるなべおさみと美輪明宏が演じる役の複合型と重なる。
 言わずと知れた後の1980年代に、妻である内山好子と、こまつ座舞台監督の西舘督夫による不倫騒動から。

 なべと美輪のキャラクターに加え、1970年前後に最も輝いていた女優の一人緑魔子が扮する、遠野の田舎から上京して成り上がるジュン子も井上の分身であるし、食えずに浅草のストリップ劇場フランス座の裏方で働いたり、熱心な共産党員だった母親マスさんの影響及び政治的関心等から、小松方正や草野大悟、三谷昇などへ振られた役も作者の投影であることは明らかだから、遅筆堂独りシンフォニーみたいなもの。

 一人の作家が紡ぎ上げる世界は、どれも単独オーケストラのような空間ではあり、白坂依志夫の脚本に負うところが多いものの、吃音症と方言を中心に当時の日本をここまで独自の切り口で俯瞰する試みは珍しいかも。

 ATGは難解な洋画の配給から始まり、その影響下にある尖った企画の邦画群を、低予算(1,000万円以内)でゲリラ的に製作する流動的、可変的な集団のイメージだった。
 黒木和雄監督の傑作『祭りの準備』(1975)をピークに、別物へ変質して行くプロセスでその存在意義を失い、自壊してしまったというのが個人的見解。
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2021年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美輪さんは本当に凄いですね。男でもやっぱりカッコいいし、歌もうまいし、役者としてもどんなキャラでもこなせる。もうこんな人は出て来ないだろうし、こんな美輪さんを見れる映画は他にないです。とても貴重な映画です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月16日に日本でレビュー済み
物語の中に物語があって、その物語の中に更に物語が...てな「入れ子構造」の作品。

私自身は今回の初ブルーレイ化で初見の作品でしたが、終始面白く見れました。題名から内容が想像つかなかったので、最初はもっと前衛的で観念的な取っ付きにくい作風を想定していましたが、実際は完全なエンターテイメントで、進展に伴い内容が変化する作劇の巧みさ、製作時の社会情勢や流行りのキーワードを駄洒落的に取り込む語り、突飛な音楽の彩りとポップさ、いかがわしい推理劇...こねくりまわしてひっくり返す縦横無尽、変幻自在な世界観にどっぷり浸かれました。

画角は事前情報どおりに「1.33:1」のスタンダード収録で、左右に広めの黒幕が出て、天地いっぱいに映像が映し出されます。

その映像も傷ひとつなく柔らかい色味で、音声も標準的な音量で台詞が聞き取れるので申し分なく、インディペンデントな製作背景を考慮しても状態は良好だと思います。が、経年のフィルム劣化か? 時に色調が乱れ、退色が伴うと感じる箇所はありました。

どぎつく明暗のコントラストをパキパキに際立たせてはいないので、背景や物体の際がくっきりとした映像が好ましいとの考えでしたれば、ちょっとズレた修正だと感じるかもしれません。

特典映像としてオリジナル予告編が収録されており、本編同様の解像度です。

また(ブルーレイには)封入特典として、二つ折りの単色刷り解説書が付属していて(※)、自身も映画を監督なさる映画評論家の樋口尚文が一筆寄せており、本作を公開時に劇場鑑賞なさっていたらしく、場内の観客のシラケ気味な反応、酷評多勢だった一般的評価など、個人的に面白く見終えれただけに当時との落差は意外でした。「ロッキード事件」など時事問題を取り込んではみたもののタイムリーと解釈されるよりは「これ見よがし」と映り、ネタが馴染むには...案外「今」という熟成期間が必要だったのかもしれませんネ。

あと本作の監督、須川栄三の映像仕事の職歴にも解説がなされており、大変興味深く拝読させていただきました。

(※)初回盤のみの特典付属かもしれません。
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