お届け先を選択

恐怖の報酬 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督 《スペシャルプライス》 DVD

4.5 5つ星のうち4.5 32個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥1,940
DVD 1枚組
¥2,500

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

内容紹介


映画史上に輝くサスペンス映画の金字塔。
名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの最高傑作、4Kリマスターで復活。
主演にイヴ・モンタン。
カンヌ国際映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭金熊賞をダブル受賞した歴史的傑作!
スペシャルプライスで再発売!

【物語】
中米ベネズエラ、ラス・ピエドラス。
500km先の油田で起こった火事を消すために、マリオら4人の荒くれ者たちが、大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負う。
少しの振動で爆発しかねないニトロ。
命懸けの仕事だが、4人は一攫千金に挑む。
現場に向かう2台のトラック。その行く手に恐るべき難関が待ち構える…。

原作:ジョルジュ・アルノー
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
製作:レイモン・ボルデリエ、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ
撮影:アルマン・ティラール
音楽:ジョルジュ・オーリック
出演:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、ペーター・ヴァン・アイク、フォルコ・ルリ、ヴェラ・クルーゾー

1953年 フランス

※本商品に封入特典はございません

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督が手掛けたサスペンス映画の金字塔。500km先の油田で起こった火事を消すため、4人の荒くれ者たちが大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った。しかし、その行く手には恐るべき難関が待ち構えていた。

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 90 g
  • EAN ‏ : ‎ 4933672255170
  • 監督 ‏ : ‎ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
  • メディア形式 ‏ : ‎ モノ, ブラック&ホワイト, 字幕付き
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 32 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/3/25
  • 出演 ‏ : ‎ イヴ・モンタン, シャルル・ヴァネル, ペーター・ヴァン・アイク, フォルコ・ルリ, ヴェラ・クルーゾー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ IVC
  • ASIN ‏ : ‎ B09QGW9Z2H
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 32個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
32グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2022年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『恐怖の報酬』 (Le Salaire De La Peur)('53)
出演∶イヴ・モンタン、 シャルル・ヴァネル、 フォルコ・ルリ、 ペーター・ファン・アイク、 ヴェラ・クルーゾー、ダリオ・モレノ、 ウィリアム・タッブス

監督∶アンリ=ジョルジュ・クルーゾー

この映画のことを初めて知ったのは、中学校の社会科の授業中、先生が昔見て忘れられない映画について突然語り出した時のことだった。そのとき聞いた映画の設定とあらすじ、『恐怖の報酬』というタイトルは大きな期待とともに忘れられないものになった。ホーム·ヴィデオなどなかった時代なので、実際に見られたのは数年後の高校時代、TVの吹替え洋画番組でだったと記憶する。

異常に膨らんだ期待感を持って見た『恐怖の報酬』は、想像以上の"怖さ"であった。その後も、今は失くなった"名画座"と呼ばれる旧作専門小劇場の上映作品を情報誌で探して見に行ったり、レンタルVHSやDVDで何度も見たものです。(この映画を教えてくれた先生に感謝すると同時に、最後のオチまでネタバラシしてくれたことをチョット恨みました(笑))

南米ベネズエラの田舎町。ヨーロッパ各国から流れてきた元犯罪者や遊び人を始めとするハンパ者たちは、仕事も希望もなく、国に帰るための旅費もなく、うだるような暑さの中、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、500km離れた山奥の米国企業の油田で大火災が発生する。

油田火災を消すには大量のニトログリセリンを運んで、その爆風で吹き消すしかない。振動や加熱で簡単に大爆発を起こす危険なニトロを大量に積載した2台のトラックを山奥に運ぶため、2000ドルの報酬で、4人の"カミカゼ·ドライヴァー"が募集される……。

[物語] 熱暑のベネズエラ。フランス人のマリオ(モンタン)は定職もなく、仲間たちと酒場の店先にたむろしたり、酒場で働く恋人リンダ(クルーゾー)に煙草を万引きさせたりする怠惰な日常を過ごしていた。ある日、到着した旅客機でやってきたのは、フランス人のヤクザ者ジョー(ヴァネル)。同国人のマリオは、"裏社会の大物"ぶって貫禄を見せたがるジョーにすり寄り、"舎弟"となる。

マリオの同居人で、大工仕事でコツコツ働く真面目なイタリア人ルイジ(ルリ)は、ジョーを毛嫌いし、彼に靡くマリオに腹を立てる。実は無一文のジョーは、町に事務所を持つ米国石油会社の幹部に、昔馴染みの米国人オブライエン(タッブス)がいると知り、オイシイ仕事を求めるが相手にされない。

そんなある日、500km山奥の油田で発生した大火災消火のため、大量のニトロを運ぶ命懸けの仕事に、破格の報酬2000ドルが提示される。募集に殺到した食い詰め者の中から試験で選ばれたのは、マリオ、ルイジとドイツ人のビンバ、そして(ズルをした)ジョーの4人であった。2台の大型トラックに分乗した4人の前には、想像以上の苦難の道が待っていた。

ある区間の洗濯板状の道路では、振動を抑えるための超スロー走行か、その区間を全速力で走り抜けることで振動を最小限にするかの二者択一を迫られる。車幅の足りない崖道のカーヴでは、腐りかけた工事用足場を使わざるを得ない。巨大な落石を排除するためには、積荷のニトロで爆破せざるを得ないetc.etc.危機また危機の地獄道の果てに待つものは…!?

この映画、約2時間半の長尺である。最初の1〜2回目の鑑賞のときは、主人公4人がトラックで出発するまでに1時間というのは冗長過ぎると思った。(その後のスリルと緊迫感あふれる展開に比べると緩すぎる気がして……) 3回目ぐらいで、考え方が変わりました。4人それぞれの人格描写を掘り下げ、命を賭しても2000ドルを手に入れたい各人のモチベーションを丁寧に描くことが、後半の緊迫感をより高め、人間関係の変化などに説得力を持たせているのだろう。

[余談] 終盤、崖道を疾走するトラックのBGMに一見(いや"一聴")場違いな「美しく青きドナウ」が使われていた。そう言えば、『2001年宇宙の旅』では、宇宙を飛ぶスペース·シャトルのBGMがやはり「美しく青きドナウ」でしたね。ヨハン·シュトラウスも、まさか自分の死後半世紀以上経って、あの曲がそんな風に使われるとは思わなかったでしょうね。

[余談②] 主人公の名がマリオで、仲間がルイジ……「スーパー·マリオか !」とツッコミを入れたくなりますが、ザンネンながら、偶然の一致らしいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中南米ベネズエラ、500㌔先の油田で起きた大火災の鎮火に使用する
ニトログリセリンを運ぶ任を高額な報酬目当てに引き受けた4人の男。
安全を喫しての低速走行でも不安をぬぐえぬ悪路、行く手を阻む巨大な落石や重油の池。
道中の人間模様は、その後数知れぬ映画や小説に受け継がれすぎ⁈
モノクロの画面や2時間半、終盤の"美しく青きドナウ"までは音楽ほとんどなしといった趣向も
最近の若い人にはキツいかも?
"午前10時からの映画祭"でようやく劇場で拝むことが出来た僕のような
エセ映画好きも、本題の決死行より、それに至る場末のどうしようもない空気感の
方に心奪われてしまった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕などがあらためて言うまでもないが、全映画史上、ベスト20に入る最高傑作の1つである。
ここにレビューを書こうと思ったのは、すでに7回は観返したこの映画を、初めて、このBlu-rayで観たからである。
市販のDVDをはじめ、テレビ放送されたいくつかのバージョンを持っているが、はっきり言って、最高の画質なのである。ちょっとだけ、視聴確認するつもりで再生したのだが、美事な画質に感動しながら、結局、最後まで観てしまった。IVCに拍手を贈りたい。
2022年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古いDVDを所有しておりストーリーが素晴らしいのは良いとして画像が悲しかった。 今回のレストアでストレスなく見れる様になってうれしい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハラハラドキドキ感は圧倒的にフリードキンのリメイクの方がいい。なんて言っても音楽がタンジェリンドリームが担当しているのがいい。
こちらは音楽全くないに等しいのでつまらない。トラック運転のアップのシーンの背景は合成だし、買って損したわ。
2022年11月11日に日本でレビュー済み
南米?の山中を2台のトラックで、ニトログリセリンを運ぶ4人。無事に目的地まで届けられるのか?というシンプルな構成のサスペンス映画だが、人間の本性がむき出しになっていくところが凄い!!怖い!!そして圧倒された。崖にせり出した木造の高台で方向転換するところや、原油が漏れ出して池になっているところをオイルまみれになってトラックで渡るところなど(いずれも有名なシーン)、目をそむけたくなるようなシーンだが、目が釘付けになって目が離せない。前半、吹き溜まりのような街に流れ着いた男たちの生活を描くところに、結構時間をかけているように思うが、これが後半のトラックで運搬する中でのドラマをじわじわと盛り上げる伏線になっているよう。イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネルは、やっぱり名演ですね。モンタンとヴァネルの最後の会話シーンなど、ほんとモンタンの表情に引きこまれた。アンリ・ジョルジュ・クルーゾーの演出は、このサスペンスルフルな人間ドラマに観客を引きずり込んでいく巧さはもちろんだが、何気なくビジュアル(画面の構図などフォトジェニック)にも凝っていてカッコイイ!!自分は、フリードキンのリメイクを先に観ていたのですが、こちら本家オリジナルの力業(ちからわざ)の前では、まだまだかな?・・・という感想をもった。ただ、フリードキン版も、結構オリジナルに忠実な感じだったのかな?と思った。前半に尺をとって喰い詰め者たちの異様なムードを描くところなど、似たような雰囲気を醸しているように思う。フリードキンもビジュアルや音楽(タンジェリンドリーム)には凝っていたが、ドラマが弱いように思う。シャルル・ヴァネルの前では、フランシスコ・ラバルじゃ分が悪い。でもやっぱり別物ですかね。実はフリードキン版も好きです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホラー映画の怖さでなく、ニトログリセリンがいつ爆発するかもしれないという無機質の恐怖に直面した人間を描いた「アンリ・ジョルジョ・クルーゾー」監督のサスペンス映画の最高傑作。劇場公開版は131分、ディレクターカット版は148分、今回は4Kリマスター完全版として152分のバージョンである。増えた部分は監督の奥さん「ヴェラ・クルーゾー」の出演シーンが大部分で、この作品に関しては無くてもというより無い方がいい。「世界の伊達男」として人気絶頂のシャンソン歌手「イヴ・モンタン」と名人「シャルル・ヴァネル」の男の話だからである。撮影した映像を何でもかでも入れると、訴えたい焦点がぼけてしまってサスペンスが薄れてしまう。それでも5つ星、131分のバージョンなら6つ星をあげたい。

ウイリアム・フリードキンがリメイクしていて、それしか見てない若い人達が傑作と持ち上げているが、サスペンスの意味を間違えていると思う。

画像は非常に鮮明になっているが、この映画は絶望的な状況を描いているので本質的な部分にはあまり関係がない。音楽も殆ど入ってないが、この映画で描きたいことには音楽は不必要だ。ラストのサイレンの無情な事!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート