恐怖の報酬 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督 《スペシャルプライス》 DVD
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商品の説明
内容紹介
映画史上に輝くサスペンス映画の金字塔。
名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの最高傑作、4Kリマスターで復活。
主演にイヴ・モンタン。
カンヌ国際映画祭グランプリ、ベルリン国際映画祭金熊賞をダブル受賞した歴史的傑作!
スペシャルプライスで再発売!
【物語】
中米ベネズエラ、ラス・ピエドラス。
500km先の油田で起こった火事を消すために、マリオら4人の荒くれ者たちが、大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負う。
少しの振動で爆発しかねないニトロ。
命懸けの仕事だが、4人は一攫千金に挑む。
現場に向かう2台のトラック。その行く手に恐るべき難関が待ち構える…。
原作:ジョルジュ・アルノー
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
製作:レイモン・ボルデリエ、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ
撮影:アルマン・ティラール
音楽:ジョルジュ・オーリック
出演:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、ペーター・ヴァン・アイク、フォルコ・ルリ、ヴェラ・クルーゾー
1953年 フランス
※本商品に封入特典はございません
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督が手掛けたサスペンス映画の金字塔。500km先の油田で起こった火事を消すため、4人の荒くれ者たちが大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った。しかし、その行く手には恐るべき難関が待ち構えていた。
内容(「Oricon」データベースより)
油田火災を消化するためニトログリセリンをトラックで運ぶ男たちの姿を描いた手に汗握る傑作サスペンス!中米ベネズエラ、ラス・ピエドラス。500km先の油田で起こった火事を消すために、マリオら4人の荒くれ者たちが、大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負う。少しの振動で爆発しかねないニトロ。命懸けの仕事だが、4人は一攫千金に挑む。現場に向かう2台のトラック。その行く手に恐るべき難関が待ち構える…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 90 g
- EAN : 4933672255170
- 監督 : アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- メディア形式 : モノ, ブラック&ホワイト, 字幕付き
- 時間 : 2 時間 32 分
- 発売日 : 2022/3/25
- 出演 : イヴ・モンタン, シャルル・ヴァネル, ペーター・ヴァン・アイク, フォルコ・ルリ, ヴェラ・クルーゾー
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC
- ASIN : B09QGW9Z2H
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,749位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,988位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 8,268位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出演∶イヴ・モンタン、 シャルル・ヴァネル、 フォルコ・ルリ、 ペーター・ファン・アイク、 ヴェラ・クルーゾー、ダリオ・モレノ、 ウィリアム・タッブス
監督∶アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
この映画のことを初めて知ったのは、中学校の社会科の授業中、先生が昔見て忘れられない映画について突然語り出した時のことだった。そのとき聞いた映画の設定とあらすじ、『恐怖の報酬』というタイトルは大きな期待とともに忘れられないものになった。ホーム·ヴィデオなどなかった時代なので、実際に見られたのは数年後の高校時代、TVの吹替え洋画番組でだったと記憶する。
異常に膨らんだ期待感を持って見た『恐怖の報酬』は、想像以上の"怖さ"であった。その後も、今は失くなった"名画座"と呼ばれる旧作専門小劇場の上映作品を情報誌で探して見に行ったり、レンタルVHSやDVDで何度も見たものです。(この映画を教えてくれた先生に感謝すると同時に、最後のオチまでネタバラシしてくれたことをチョット恨みました(笑))
南米ベネズエラの田舎町。ヨーロッパ各国から流れてきた元犯罪者や遊び人を始めとするハンパ者たちは、仕事も希望もなく、国に帰るための旅費もなく、うだるような暑さの中、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、500km離れた山奥の米国企業の油田で大火災が発生する。
油田火災を消すには大量のニトログリセリンを運んで、その爆風で吹き消すしかない。振動や加熱で簡単に大爆発を起こす危険なニトロを大量に積載した2台のトラックを山奥に運ぶため、2000ドルの報酬で、4人の"カミカゼ·ドライヴァー"が募集される……。
[物語] 熱暑のベネズエラ。フランス人のマリオ(モンタン)は定職もなく、仲間たちと酒場の店先にたむろしたり、酒場で働く恋人リンダ(クルーゾー)に煙草を万引きさせたりする怠惰な日常を過ごしていた。ある日、到着した旅客機でやってきたのは、フランス人のヤクザ者ジョー(ヴァネル)。同国人のマリオは、"裏社会の大物"ぶって貫禄を見せたがるジョーにすり寄り、"舎弟"となる。
マリオの同居人で、大工仕事でコツコツ働く真面目なイタリア人ルイジ(ルリ)は、ジョーを毛嫌いし、彼に靡くマリオに腹を立てる。実は無一文のジョーは、町に事務所を持つ米国石油会社の幹部に、昔馴染みの米国人オブライエン(タッブス)がいると知り、オイシイ仕事を求めるが相手にされない。
そんなある日、500km山奥の油田で発生した大火災消火のため、大量のニトロを運ぶ命懸けの仕事に、破格の報酬2000ドルが提示される。募集に殺到した食い詰め者の中から試験で選ばれたのは、マリオ、ルイジとドイツ人のビンバ、そして(ズルをした)ジョーの4人であった。2台の大型トラックに分乗した4人の前には、想像以上の苦難の道が待っていた。
ある区間の洗濯板状の道路では、振動を抑えるための超スロー走行か、その区間を全速力で走り抜けることで振動を最小限にするかの二者択一を迫られる。車幅の足りない崖道のカーヴでは、腐りかけた工事用足場を使わざるを得ない。巨大な落石を排除するためには、積荷のニトロで爆破せざるを得ないetc.etc.危機また危機の地獄道の果てに待つものは…!?
この映画、約2時間半の長尺である。最初の1〜2回目の鑑賞のときは、主人公4人がトラックで出発するまでに1時間というのは冗長過ぎると思った。(その後のスリルと緊迫感あふれる展開に比べると緩すぎる気がして……) 3回目ぐらいで、考え方が変わりました。4人それぞれの人格描写を掘り下げ、命を賭しても2000ドルを手に入れたい各人のモチベーションを丁寧に描くことが、後半の緊迫感をより高め、人間関係の変化などに説得力を持たせているのだろう。
[余談] 終盤、崖道を疾走するトラックのBGMに一見(いや"一聴")場違いな「美しく青きドナウ」が使われていた。そう言えば、『2001年宇宙の旅』では、宇宙を飛ぶスペース·シャトルのBGMがやはり「美しく青きドナウ」でしたね。ヨハン·シュトラウスも、まさか自分の死後半世紀以上経って、あの曲がそんな風に使われるとは思わなかったでしょうね。
[余談②] 主人公の名がマリオで、仲間がルイジ……「スーパー·マリオか !」とツッコミを入れたくなりますが、ザンネンながら、偶然の一致らしいです。
ニトログリセリンを運ぶ任を高額な報酬目当てに引き受けた4人の男。
安全を喫しての低速走行でも不安をぬぐえぬ悪路、行く手を阻む巨大な落石や重油の池。
道中の人間模様は、その後数知れぬ映画や小説に受け継がれすぎ⁈
モノクロの画面や2時間半、終盤の"美しく青きドナウ"までは音楽ほとんどなしといった趣向も
最近の若い人にはキツいかも?
"午前10時からの映画祭"でようやく劇場で拝むことが出来た僕のような
エセ映画好きも、本題の決死行より、それに至る場末のどうしようもない空気感の
方に心奪われてしまった。
ここにレビューを書こうと思ったのは、すでに7回は観返したこの映画を、初めて、このBlu-rayで観たからである。
市販のDVDをはじめ、テレビ放送されたいくつかのバージョンを持っているが、はっきり言って、最高の画質なのである。ちょっとだけ、視聴確認するつもりで再生したのだが、美事な画質に感動しながら、結局、最後まで観てしまった。IVCに拍手を贈りたい。
こちらは音楽全くないに等しいのでつまらない。トラック運転のアップのシーンの背景は合成だし、買って損したわ。
ウイリアム・フリードキンがリメイクしていて、それしか見てない若い人達が傑作と持ち上げているが、サスペンスの意味を間違えていると思う。
画像は非常に鮮明になっているが、この映画は絶望的な状況を描いているので本質的な部分にはあまり関係がない。音楽も殆ど入ってないが、この映画で描きたいことには音楽は不必要だ。ラストのサイレンの無情な事!