マリアの恋人 HDリマスター版 [DVD]
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商品の説明
内容紹介
狂おしいほど愛おしい。精神の愛が肉体の愛に勝るとき、互いの愛が悲しくすれ違う。
悲しく切ない思いの果てに、二人が辿り着く真実の愛とは?
キャスト
マリア・ボシック:ナスターシャ・キンスキー「テス」(79)「パリ、テキサス」(84)
イバン・ビビッチ: ジョン・サヴェージ「エリックの青春」(75)「ディア・ハンター」(78)
イバンの父:ロバート・ミッチャム「ザ・ヤクザ」(74)「さらば愛しき女よ」(75)
クラレンス・バッツ:キース・キャラダイン「ボウイ&キーチ」(74)「ロング・ライダーズ」(80)
アル・グリゼリ:ヴィンセント・スパーノ「誰かが見ている」(82)「グッド・モーニングバビロン! 」(87)
スタッフ
監督・脚本:アンドレイ・コンチャロフスキー「暴走機関車」(85)「デッドフォール」(89)
脚本:ジェラール・ブラッシュ「愛人/ラマン」(92)「赤い航路」(92)、ポール・ジンデル「メイム」(74)
製作総指揮:メナハム・ゴーラン、ヨーラン・グローバス/音楽:ゲイリー・S・リマル
撮影:ファン・ルイス・アンシア「愛の選択」(91)「心のままに」(93)
仕様
ANRM-22296 /カラー/本編109分/音声 英語/日本語字幕/ドルビー・デジタル(モノラル)
16:9(ビスタ・サイズ)/片面・1層/MPEG-2/無許可レンタル禁止/リージョン2 NTSC日本市場向け
複製不能/アメリカ作品
<解説>
収容所の悪夢が新婚生活に影を落とす若い夫婦。抱かれぬ苦しみを抱える若妻に、応えられぬ夫はその
苦しみから街を離れてしまう。真実の愛と肉体の歓びが悲しくすれ違う不器用な夫婦の姿が、戦後間も
ない東欧移民の暮らしを通して絵画的なタッチで叙情的に描かれる。ノスタルジックな楽曲も美しい知
られざる名作が待望のリリース。
<ストーリー>
第二次大戦直後、東欧系移民が集まる田舎町。町一番の器量良しのマリアに募る思いを抱えイバンが
帰還する。変わらぬ思いを告げ二人は結婚を誓う。しかし、戦争の傷はイバンの心に思わぬ傷をもたら
していた。愛を交わせぬ生活に苛立ち、傷つくマリア。そんな彼女に想いを寄せる青年大尉や吟遊詩人、
優しい義理の父。マリアは夫のイバンだけを一途に思いつつも、心は千々に乱れる。そんな折、イバン
が失踪してしまう。狂おしいほどの愛おしさが悲しくすれ違い、傷ついた二人の愛はどこへ向かうのか・・・
(1984年 製作 アメリカ)
初回封入特典/ 分析採録(28pブックレット)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ロシアの巨匠、アンドレイ・コンチャロフスキー監督がナスターシャ・キンスキー主演で描いたラブロマンス。太平洋戦争から帰還したイバンは、以前から想いを寄せていたマリアと結婚するが、戦争がもたらした心の傷によって彼女を抱くことができず…。
登録情報
- 製品サイズ : 40 x 15 x 30 cm; 130 g
- EAN : 4560292380717
- 監督 : アンドレイ・コンチャロフスキー
- メディア形式 : 色
- 時間 : 1 時間 49 分
- 発売日 : 2022/4/21
- 出演 : ナスターシャ・キンスキー
- 販売元 : 株式会社アネック
- ASIN : B09S6BVMYB
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,608位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,881位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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特筆すべきは、躍動感のある演出とダイナミックな構図が美しいカメラワークであろう。2人の主役を捉えるだけではなく、周りで起きている出来事を一つのフレームに収めた映像により、多くの情報を受け取ることができ、一層のドラマの厚みを感じることが出来る。
しかし、なんといっても最大の見どころは、ヒロインN・キンスキーの美しさであることは異論が無いであろう。個人的に、N・キンスキーの美しさが映える映画の3本は、”キャットピープル””パリテキサス””テス”だが、人間味に溢れた魅力が最大限に活かされているのは今作である。母性の美しさを併せ持つ彼女の役柄は彼女の出演作の中では珍しく、タイトルロールの”マリア”に掛けた天使のような無垢さをも表現した演技は見事であり、映画に説得力を持たせていた。
HDリマスターの本ソフトだが、1984年製作の旧さからか、グレインのノイジーなところが散見し、フレームの揺れもあり、不安があったが作品の没入感を高めるには十分であった。
Nキンスキーの天性の見眼麗しさと自愛に満ちた表情を刻んだ佳作である。
戦場の苦しみを彼が耐え抜く心の支え、それは彼女であった。
戦地から帰国したイヴァンの人柄に触れ、彼の優しさに心絆されたマリアは恋をし、目出度く
ふたりは結婚し夫婦となる。
しかしイヴァンは戦争の苛酷な記憶とマリアへの愛し過ぎる想いが絡み付いた、複雑で重い痛みが精神を傷付けていた。
若い夫婦が満たされぬままに、互いにすれ違って行く中で…
お互いを想う若く繊細な2人の切な過ぎる関係に胸が締め付けられます。
監督アンドレイ・コンチャロフスキーが
そんな2人の男女それぞれの立場を危うくも結び付け、ペンシルヴァニアの田舎の風景に繊細に描き出し、苦悩する2人の考えと訪れる物語の結末に深く頷かされました。
夫婦としての結びつきを救う選択で、これからの人生に一筋の光明が差し込む
あの風景画の様な土地の景色に佇む2人の姿
、独り椅子に座り黙って余生を送る
父親役のロバート・ミッチャム…
瞼に浮かぶは穏やかな空気に包まれた街並みと、そこで暮らす人々の記憶‥
しかし、どうしたことか…夫は少しも勃起できなくなっていることに気づく。焦りと恥ずかしさに駆られても、事態が改善する兆しも無い。次第にマリアから遠のく夫。
戦争後すぐの時代でしょう、あけっぴろげにできないこうした精神、肉体の病に直面したまだ若い夫婦の初々しさとけなげさ、そしてもろさを丁寧に描くことで、愛する人との真の精神的開放とは何かを問う、不朽の名作です。
フェルメールを思わせる光の強弱の中で絵画的に描く風景や人物に見とれながら、苦悩する若い二人の姿に引き込まれるストーリーの強さは最高です。本当に素晴らしい映画ですし、こうした作品を丁寧に作り上げることの、その努力に、素直に心から感謝したいと思わせる輝き続けるような価値があります。大事にするべき作品です。
それにしても、皆さんおっしゃるとおりですが、ナスターシャ・キンスキーはやっぱり凄い。美しすぎる。
また、この映画のマリアに恋する男達の気持ち、その心を捉えるマリア、また何回か見直すんでしょうね.
ナスターシャ・キンスキーは本作では良かった。ホテルニューハンプシャーでは、春樹も言ってたようにミスキャスト。