内容紹介
愛と誇りだけは、誰にも奪えない!名匠ジャンニ・アメリオ監督が、今の時代にこそ問い直す
“人間の尊厳”。実在した芸術家アルド・ブライバンティと、その恋人エットレ。
「我が国に同性愛者はいない。ゆえに法律もない」 ムッソリーニ。過酷な時代を生きた、二つの
魂の軌跡を描く 。
キャスト
アルド・ブライバンティ:ルイジ・ロ・カーショ/エットレ:レオナルド・マルテーゼ
エンニオ:エリオ・ジェルマーノ/グラツィエラ:サラ・セラヨッコ
エットレの母親:アンナ・カテリーナ・アントナッチ
スタッフ
監督・脚本:ジャンニ・アメリオ/脚本:エドアルド・ペティ、フェデリコ・ファバ
編集:シモーナ・パッジ/撮影:ルアン・アメリオ・ウイカイ/美術:マルタ・マッフッチ
衣装:ヴァレンティーナ・モンティチェッリ/製作:シモーネ・ガットーニ、ベッペ・カスケット
仕様
ANRM22448 /カラー/本編140 分/音声イタリア語/日本語字幕/ドルビー・デジタル (ステレオ)
16:9(ビスタ・サイズ)/片面・2 層/MPEG-2/無許可レンタル禁止
リージョン2 NTSC 日本市場向け/複製不能/イタリア作品
<解説>
名匠ジャンニ・アメリオ監督が、今の時代にこそ問い直す“人間の尊厳”。
カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作『 小さな旅人』(‘92)では、
施設に送られる幼い姉弟と憲兵の旅を、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作
『 いつか来た道』(‘98)では、都会に働きに出た兄弟の葛藤を、『 家の鍵』 (‘04)では、
若き父親と障がいを持つ息子の物語を 。常に他者と理解し合うことの難しさ、大切さを描き続け
てきたイタリアの名匠ジャンニ・アメリオが新作の題材に選んだのは、差別と偏見に立ち向かい、
愛を貫き通そうとする人々の物語。「今も存在する“異なる人”に対する憎悪に立ち向かう勇気
を与えたい」と、その製作の動機を語る。
<ストーリー>
1960年代、ポー川南部の街ピアチェンツァ。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドが
主催する芸術サークルには、多くの若者が集っていた。そんな中、アルドは若者の一人エットレ
と惹かれあい、二人はローマに出て生活を始める。しかし、エットレの家族は二人を引き離す
ため、警察に通報。アルドはファシスト政権下に成立した教唆罪で逮捕され、エットレは矯正
施設に送られ、同性愛を“治療”するための電気ショックを幾度となく受けることになる。
世間の好奇の目に晒されながら、裁判が始まった。傍聴に通う新聞記者エンニオは、社会の
不寛容に声を上げるのだが 。
(2022 年製作イタリア作品)
字幕翻訳:吉岡芳子
初回封入特典:解説20P ブックレット
特典:劇場予告編
内容(「Oricon」データベースより)
1960年代、ポー川南部の街ピアチェンツァ。詩人で劇作家、蟻の生態研究者でもあるアルドが主催する芸術サークルには、多くの若者が集っていた。アルドは若者の一人エットレと惹かれあい、二人はローマに出て生活を始めるが、エットレの家族は二人を引き離すため警察に通報。アルドはファシスト政権下に成立した教唆罪で逮捕され、エットレは矯正施設で同性愛を“治療”するための電気ショックを幾度となく受けることになる…。