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クオ・ヴァディス DVD-BOX

4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,480
フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ マグダレナ・ミエルカルス, イエジー・カワレロウィッチ, パウェル・ディラグ, ミカエル・バオル
言語 日本語, ポーランド語
稼働時間 4 時間 35 分

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商品の説明

レビュー

製作総指揮: イェジー・カイェタン・フリコフスキ 製作: ミロスワフ・スコヴィンスキ 監督: イェジー・カヴァレロヴィチ 原作: ヘンリク・シャンキェヴィチ 脚本: イェジー・カヴァレロヴィチ 撮影: アンジェイ・ヤロシェヴィチ 衣装美術: マグダレナ・ビェルナフスカ・テスワフスカ 音楽: ヤン・A.P.カチマレク 出演: パヴェウ・デロンク/マクダレナ・ミェルツァシュ/ミハウ・バヨル/ボグスワフ・リンダ/イェジー・トレラ/フランチシェク・ピェチカ/ラファウ・クバツキ/アグニェシュカ・ヴァグネル 声の出演: 小山力也/久川綾/鈴木清信/金尾哲夫/大竹宏/藤本譲/木村雅史/大野エリ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語, ポーランド語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 30 x 10 x 20 cm; 99.79 g
  • EAN ‏ : ‎ 4529264110721
  • 監督 ‏ : ‎ イエジー・カワレロウィッチ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 4 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/5
  • 出演 ‏ : ‎ パウェル・ディラグ, マグダレナ・ミエルカルス, ミカエル・バオル
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), ポーランド語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ アットエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B0002YD704
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 3
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 3個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
3グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年11月7日に日本でレビュー済み
話は暴君ネロの治世下燃えるローマを舞台にキリスト教徒の娘リギアとロー
マ貴族の青年ウィニキウスの恋を描いたシェンキービッチの壮大で感動的な
歴史小説の映画化でかつてのハリウッド映画のリメイク・・・今回は作家の
故郷ポーランドの映画で役者もポーランド人である。
リメイクだとどうしても前作と比較してしまうがストーリーは原作に忠実に
しようとするあまり多少派手さに欠けるし分かりにくいかも・・・是非原作
を一読する事をすすめます。
相手の迷惑もなんのその、恋にまっしぐらに突き進む一途な青年貴族ウィニ
キウスとキリスト教徒の娘リギアの役は原作のイメージにぴったり・・・
特にリギアは初々しく可憐にして高貴な雰囲気を漂わせてヌードになっても全然卑しくならない犯しがたい気品がある、まさに春が具現化したよう・・
どこか悪魔的な性格のペトロニウスが彼女の為に一肌ぬいでしまうのも納得できる。
一方自身を含め人の生死すら気にしない氷のような心を持ったニヒリスト
にして「優雅の判定者」ペトロニウスは平凡で善悪を超越した悪魔的な魅力
というものがあまり感じられない。
暴君ネロにいたっては旧作のピーターユスチノフ演じるネロの圧倒的な存在
感にはとうてい及ばない。
ウィニキウスとリギアの恋もともかくネロとペトロニウスの丁丁発止とかけ
あう場面が面白いのに残念だ・・・
その辺はくどいようだが原作を読んで欲しい・・
(意外にインチキ哲学者キロンがおもしろかった・・・)
もう一つ欲を言うなら旧作の音楽を付けたミクロスローザのような荘厳で
華麗なサントラを付けて欲しかった・・
厳しい事を書いたけれどそれは期待が大きいからだと理解してください。
面白くて役に立つ・・・見るべき映画がここにある・・・
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年4月17日に日本でレビュー済み
原作者シェンキビッチの母国で作られた映画です。
ですので原作への思い入れが強いのでしょう。台詞が原作そのままだったり、ストーリーの時系列も原作が最優先です。

そのぶんハリウッド製とは異なる魅力があります。まず主人公の二人がとても魅力的です。
ヴィニキウスはローマ軍人の凛とした強さと男らしさ、リギアは原作そのままの春のような清純な、暖かみのある美女です。
パウロやペテロ、卑賤な裏切り者キケロもハリウッド映画には出てこないイメージの役者でしょう。
見慣れた役者さんにはない(ファンがおられたらごめんなさい。)鮮烈なイメージです。

残念ながらセットは豪華とは言えません、なので星ひとつ減らしました。
前述の方も書いておられますが、レオ・ゲン(ペトロニウス)やピーター・ユスティノフ(ネロ)のような名演もありません。
それでもキリスト教がどのように世界を変えていったか、作者の気迫は十二分に伝わってきます。
ラストシーンの感動はこの原作(ノーベル文学賞受賞)ならではのものだと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月7日に日本でレビュー済み
 ノーベル文学賞を受賞したポーランド人の作家、ヘンリク・シェンキヴィチの代表作を、ポーランド人がドラマ化したものです。3枚組で、ドラマが一回分、終わって、次回の分が始まるごとに、テーマとなる力強い合唱曲が流れます。

 本作のなかで、ローマ皇帝ネロから迫害されても立ち上がろうとするキリスト教徒の姿は、西欧の「列強」といわれる国々によって分割の憂き目に遭いながらも、ついには、独立国としてよみがえった、ポーランドという国そのものを象徴しています。俳優たちの演技から、たんなる役柄をこなしているというだけではない、切実な思いが伝わってくるのも、ポーランド語のセリフだから、なのでしょう。 1952年に制作されたハリウッド版は170億円もかけた超大作で、俳優の演技も、舞台設定も、派手な感じがしますが、ポーランド版のほうも、時代考証には、かなりの力を入れています。

 本作のいちばん初めは、皇帝ネロの御機嫌取りにうんざりしている寵臣ペトロニウスが、自宅で、唯一の気晴らしともいえそうな、ローマ風呂にはいってから、奴隷のマッサージを受けている場面です。演じているボグスワフ・リンダの、ニヒルで優雅な、ダンディーぶりは、男からみても、カッコイイと思わせる魅力があります。とりわけ、「ありがとう」を意味する「ジンクィエ」(と聞こえる)というリンダさんのセリフは、とても印象的。小生にとっては、初めて覚えたポーランド語となりました!
 キリスト教徒の娘で、ローマの将校マルクスから愛されるリギアを演じる、マグダレナ・ミェルツァシュも、清純なオーラに包まれた素晴らしい女優さんです。皇帝ネロを好演するのは、ミハウ・バヨル。ハリウッド版のネロ、ピーター・ユスティノフの、ちょっとおバカな演技に較べ、バヨルさんは、ほんとうの狂気を表現していて、真実味があります。迫害が激化してきたあたりで登場する使徒パウロの俳優などは、本物のように見えてしまうほどです。

 お値段は高いですが、購入して裏切られることは、絶対にない傑作です。岩波文庫の原作(上・中・下巻)とも合わせて、本作の時代背景にも関心のある方は、ぜひ、御覧になってください!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート