第11話 「流刑のかげに仕掛あり」
ファンの間では語り草の人気エピソード。仕置人チームを窮地に追い込んだ強敵キャラ、今井健二氏扮する鬼岩登場。鉄と錠二人がかりでもタジタジの難敵だったね。主水のしたり顔と湯船に沈んでいく鬼岩の最期の顔といったらもう…カタルシス。
蛇足ながら、どっかで見た顔の女優さんが出てると思ったら「仮面の忍者赤影」の陽炎だ。
第12話「女ひとりの地獄旅」
「この娘は○しなんだよ」
「今流行りの同棲ってやつだよ」by 半次
ワォ(汗)!良くも悪くも時代を感じる。しかし江戸時代に「同棲」って(笑)。相手は佐野厚子さんじゃなくて大信田礼子さんならバッチリだったね。あ、このお二人は次作「助け人」でも恋仲でしたね。
第13話「悪いやつほどよく見える」
ラストの棺桶の台詞、「侍じゃなくたって生きられるじゃねえか!」が心に刺さる秀作。
元ビレッジ・シンガーズ、奈美悦子さんの元旦那、別名キンイロコウモリ林ゆたか氏客演。因みに私はこの作品で「勝手つ○ぼ」って言葉覚えました。まぁ覚えたところで使えないけどね(苦笑)。
1973年…当時私はまだ小学生で、仮面ライダーやウルトラマンに夢中だった。親の影響で「水戸黄門」や「大岡越前」を見出したのはもう少しあと。その時代にこんなエグい中毒性のある時代劇が存在していたのはある意味驚きです。まさにテレビが元気だった70年代の傑作「必殺仕置人」の世界をこのDVDで。