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罠【字幕版】 [VHS]

4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

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新品 中古品
VHSテープ 1枚組
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『ウエスト・サイド物語』の名匠、ロバート・ワイズ監督が夢を捨て切れない中年ボクサーと彼を心配する妻の愛情を描いたヒューマンドラマ。落ち目のボクサーが八百長を仕掛けられたことを知らぬまま、新たな生活を夢見てリングに上るのだが…。

レビュー

『ウエスト・サイド物語』の名匠、ロバート・ワイズ監督が夢を捨て切れない中年ボクサーと彼を心配する妻の愛情を描いたヒューマンドラマ。落ち目のボクサーが八百長を仕掛けられたことを知らぬまま、新たな生活を夢見てリングに上るのだが…。
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内容(「VIDEO INSIDER JAPAN」データベースより)

監督: ロバート・ワイズ 脚本: アート・コーン 撮影: ミルトン・クラスナー 音楽: コンスタンチン・バカライニコフ 出演: アラン・バクスター/オードリー・トッター/ジョージ・トビアス/ロバート・ライアン
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • 監督 ‏ : ‎ ロバート・ワイズ
  • メディア形式 ‏ : ‎ ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 12 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/11/10
  • 出演 ‏ : ‎ ロバート・ライアン, オードリー・トッター, ジョージ・トビアス
  • 販売元 ‏ : ‎ ジュネス企画
  • ASIN ‏ : ‎ B00061QWDC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 6個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロートルボクサーが勝てっこないとさんざん罵倒されながらも若い相手に勝つ。
わりにある話。

ヘビー級ボクサーにしてはパンチの数が多い。
大抵は一発で決着するような気がするけど。

それにしてもボクシング映画は八百長が絡むものが多いね。

カーク・ダグラスも「チャンピオン」でボクサーを演じていたが、とにかく手数を出さないと映画が持たないってところがあるよね、ボクシング映画ってのは。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『罠』(The Set-Up)('49)
出演∶ロバート・ライアン、オードリー・トッター、ジョージ・トビアス、アラン・バクスター、ウォーレス・フォード、パーシー・ヘルトン、ハル・フィーバーリング、ダリル・ヒックマン、ケニー・オモリソン

監督∶ロバート・ワイズ

原題名の"SET-UP"って、「お膳立て」とか「仕立て上げる」とかいう意味合いと捉えていたが、ギャンブラーの俗語(隠語)で、「八百長」のことらしい。古いボクシング映画の中には、ノミ行為で稼ぐギャングなどが糸を引く、八百長絡みの物語も多いようで、実際に頻繁に行われていたのだろう。(比較的新しいとこでは『パルプ·フィクション』にもありました)

公営競馬·競輪·競艇·パチンコのほかは、一般庶民に、さほどギャンブルが浸透していない日本では、ギャンブルをネタにした映画は少ないようだ。(『ライアーゲーム』や『カイジ』など、特殊なギャンブルをネタにした変わり種が人気シリーズになった例はあるが……)

本作『罠』は、とくにギャンブルをテーマにしているわけではない。かと言って、純粋にスポーツをテーマにした感動ものというわけでもない。だが、日常的にローカルなボクシング興行を賭けの対象にして週末(?)のひと時を楽しむ老若男女の熱狂ぶりが妙にリアルだ。

そんな観客たちは、35歳の老体(?)に鞭打ってリングに上がる主人公の"噛ませ犬ボクサー"が若いボクサーにボコボコに打たれるのを楽しみにしている。だが、ある決意を持ってリングに立ち続ける彼の姿に、いつしか声援を送り始める…という、ある意味"あざとい"展開になってゆくのだが……

[物語] とっくに峠を過ぎた35歳の中年ボクサー、ストーカー·トンプソン(ライアン)は、その夜の試合で対戦する若手ホープのタイガー·ネルソン(フィーバーリング)に勝って、もうひと花咲かせる気満々だった。もうボクシングはやめてほしい妻ジュリー(トッター)と喧嘩になってしまう。ストーカーは、彼女のために用意したリングサイド席のチケットを渡して試合会場へ向かうのだった。

ストーカーのマネージャーのタイニー(トビアス)は、対戦相手タイガーを抱えるボス、"リトルボーイ"(バクスター)から、八百長試合を持ちかけられる。どうせ負けると決め込んでいたタイニーは、ストーカーには八百長のことを隠し、選手の分け前までも着服してしまう。何も知らないストーカーは、タイガーの強打に耐え、渾身の反撃に打って出る……!!

じつにシンプルな映画だ。よくあるボクシング映画のパターンは、前置きとして、主人公の生い立ちや境遇が語られ、クライマックスの試合に至るまでの人間ドラマがあって、試合にすべてが収束してゆく。この映画は、試合の直前からスタートし、舞台裏のドラマと言えば、八百長ボクシング賭博と、普通人の生活がしたい妻との確執だけ。そして、銀幕の中の物語が上映時間とシンクロして進んでゆく。

舞台は試合会場とその周辺に限定され、物語は72分の上映時間に凝縮される。試合前の控え室の人間模様が秀逸だ。デヴュー戦を前にド緊張の新人ボクサー、負け続けのダメージからか(?)言動も怪しくなっているロートル選手、希望に満ちた若手ボクサー、腫れた顔で負けて帰ってくるボクサーの治療に忙しいドクターetc.etc.

観客席の人間模様も面白い。ボスのリトルボーイの愛人は、ボスの金で他の客相手に賭けに熱中し、連れの男以上に興奮した婦人客は叫びまくり、目が不自由になっても会場に通う"拳キチ"は、介助人に耳元で"実況中継"させながら声援を送る。ボクシングという特殊な世界とその周辺で生きる男女の"ある一晩"を切り取って活写した傑作だと思う。
2008年9月27日に日本でレビュー済み
あっという間の72分!

フィルム・ノワール独特の流れがボクシングを通して魅了します。
4Rの壮絶な試合シーンは、『レイジング・ブル』『ロッキー』に匹敵。

ボクサー控え室でのやり取りは、この作品の見どころの一つで、
緊張感で一杯の狭い空間がなんとも言えない味を出している。

それと、ストーカー(ライアン)の妻ジュリー(トッタアー)の行動が
どこか内助の功を醸し出し、試合を観戦したいのを堪えている姿が妙に
意地らしかった。

最後は組織の力に負けてしまうが、試合には勝ったとジュリーに伝える
ストーカーに拍手。

流石は名監督ロバート・ワイズと言わせる一品だ。

それから、1962年アンソニー・クイン主演『Requiem for Heavywight』も
過激なボクシングシーンはないが、お薦めです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
プロ・ボクシングに魅入られ

栄光を掴むために過酷な闘いに身を投じながら

スポーツ・ビジネスの暗部に翻弄され

心身共に傷を負う男の姿を

軽量映画的節約主義、社会派目線

「作品世界の時間と鑑賞者の時間を共有させ

登場人物への親近感を高める」事を可能にした

技術力を融合させて描ききった

スポーツ映画の雄であります。

まさに、様々な娯楽映画ジャンルを渡り歩きながらも

個性を保ち続けたR・ワイズ監督ならではの

「軽量級技巧派スポーツ映画」であると言えるでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『ウエストサイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの大作ミュージカルで知られる名匠ロバート・ワイズ監督。しかし、彼本来の持ち味は、それ以前に撮った『地球の静止する日』、『重役室』、『私は死にたくない』、『拳銃の報酬』などのジャンルを飛び越えてはいるものの、一貫して社会性を重視したリアリズムを踏まえた一連の作品でこそ堪能できるというものです。(『地球の静止する日』はSF映画の中でも下手なギミックを極力廃したリアリズムに富んだ作品だと思います。)1949年に発表された『罠』はボクシング界の裏側に潜むリアリティある負の部分を提示しているという意味でこうした作品の前触れとなったフィルムです。

オーソン・ウェルズ監督作品『市民ケーン』や『偉大なるアンバーソン家の人々』の編集にも携わったワイズはその技量をいかんなく自作にも発揮します。この『罠」あるいは死刑制度の問題に一石を投じた『私は死にたくない』、犯罪心理と人種偏見を緻密に描いた『拳銃の報酬』あたりがワイズならではのシャープな編集スキルを駆使した好例でしょう。特にこの『罠』では物語の進行時間と上映時間をぴったり一時間十三分にあわせるといった編集の妙技をみせているのです。後にフレッド・ジンネマン監督の『真昼の決闘』でも同じ編集様式が試みられています。

主人公のうらぶれたボクサー、ストーカー・トンプソンに後年『拳銃の報酬』でも名演をみせたロバート・ライアン。絶妙なコントロールを効かせたリアリティある熱演を披露しています。アメリカの映画評論家レオナルド・マルティンは「この上ないロバート・ライアン」と本編における彼の演技を絶賛。かのケイリー・グラントもライアンの演技に深く感銘をうけたという逸話が残ります。まさしくこの作品は、『十字砲火』、『危険な場所で』、『日本人の勲章』、『最前線』、『無法の拳銃』、『拳銃の報酬』、『ワイルドバンチ』などの名作と並ぶ名優ロバート・ライアンの代表作と断言できるでしょう。

拳闘シーンの力動感あふれる迫力も素晴らしい。一部にはこうしたシーンが長くて残酷すぎるという批判があるようですが、逆にそれほどリアリティのある場面に仕上がっているということなのでしょう。またこの拳闘シーン、様々な思惑を持つ観客のリアクションが巧みなカットバックによって組み込まれていて、コンパクトな人生劇場となっているあたりも見応えがあります。また暗い控え室で出番を待つしがないファイターたちのしみじみとした会話にも実にいい味が出ていて忘れがたいものになっています。

哀愁ただよう主人公と彼をとりまく人々が短い時間の中で味わう葛藤や欲望、またその末にかみしめる悲哀やささやかな希望を、ワイズ監督はミルトン・クラスナーによる巧みなカメラワークのアシストを得て、鋭いカッティングを駆使しながらテイストある深い演出でとらえていきます。弾むような語り口と滑らかな物語展開、そんな中で明確にプレゼンされるキャラクターや場のわかりやすいディテール。文字通りワイズならではの技巧の粋を凝らした演出術はこのフィルムに始まり、その後の作品に受け継がれていったといっても過言ではありません。

『RADIO TIMES FILM GUIDE』に「RKOスタジオが偉大だったころの作品」と讃えられ、ロンドンの『TIME OUT』紙は「ベストテンの中の一編」としてこれまた高い評価を本編に下しています。また『NEW YORK TIMES』紙も「これまで作られたフィルムベスト1000」の一つに『罠』を選出しています。かのマーチン・スコセッシも『罠』の愛好者の一人であり、『レイジング・ブル』を撮るさい大いに本編に触発されたことを認めています。加えて、スコセッシはワイズを「極めて音や音楽に敏感な映像作家」であるとして、そんな音に対する緻密な計算がこの『罠』でもフルに活かされていると述べています。そういえば、『私は死にたくない』、『拳銃の報酬』、『ウェストサイド物語』の音楽も素晴らしいものでしたし、『地球の静止する日』、『重役室』、『深く静かに潜行せよ』も効果音にこだわった作品でした。こうしたこだわりが『罠』のどんなところに発揮されているのかは観ての、そして聴いてのお楽しみ。

その一見地味なイメージからか、『ボディ・アンド・ソウル』、『チャンピオン』、これもワイズ監督作品の『傷だらけの栄光』、そして『ロッキー』や『レイジング・ブル』など他の名作ボクシング映画の影に隠れがちな『罠』。しかし、これほど技巧の粋を凝らし、これほど残酷な世界を描きながらも豊かな情感に溢れる拳闘映画がかつてあったでしょうか。巨匠ビリー・ワイルダー監督に「もし『罠』がアメリカではなくヨーロッパで制作されたとしたら、一層高く評価されただろう」と言わしめた本編。しかし、そんなワイルダー監督の心配をよそに、実はこのフィルムが誇る「史上最高のボクシング映画の一つ」、「40年代シネマの傑作の一つ」、「最も優れたフィルム・ノワールの一つ」といった評価は昨今揺ぎ無いものとなっています。細部にまで映画文法のテクニックを極めたロバート・ワイズ監督自身が生涯愛し続けたという本編は、単なるボクシング映画の枠ではおさまりきらないマスターピースとして映画史にその名を刻んでいます。

イギリスの「GUARDIAN」誌が選出した「生きている間に見るべきフィルム1000本」に名を連ねている名作。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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