キリヤが閉じた空間の中でポイズニーが大暴れ、という
姉弟連携はキリヤが迷いを見せることで崩れ、
その隙になんとかプリキュアは活路を見出します。
人間を知り、理解することで弱点を探ろうとする彼の行動が、
逆に彼に迷いをもたらす、という内容の渋さが
初代プリキュアの素晴らしさですね。
ついにポイズニーは ほのかにまで変身。
やりようによっては なぎさは騙しおおせたことでしょう。
ほのかを騙しかけたブラキストン博士ネタといい、
ポイズニーの策略はよく練られていて効果をあげており、
実際あと少しまでのところを何度も演じています。
力業と豪快さがメインの世界に策略をバランスよく配置したことが
この作品を素晴らしいものにさせていますね。