原題「 Proximity 」 和訳すると近接という意味らしい。アクション映画として主人公の近くに敵が迫って来るという意味と、犯罪被害者救済問題は他人事ではなく、可能性として犯罪に巻き込まれる誰にでも起こり得るという意味での近接だろうか。
邦題「必殺」は、日本のTVでおなじみの必殺仕事人・必殺仕掛人シリーズから採ったと思われるが、日本未公開とのことで邦題命名者の苦労は埋もれたままか。
ジェームズ・コバーン出演だから視聴。彼の晩年の出演作だが、フィクサーの存在感たっぷり。
話に不思議はないが、2001年の映画にしては70年代テイストを感じる。音楽もいい。