砂漠の鼠 [DVD]
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ジェームス・メイスン, ロバート・ダグラス, ロバート・ワイズ, リチャード・マーフィ, ロバート・ニュートン, チップス・ラファティ, リチャード・バートン |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 29 分 |
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商品の説明
商品紹介
独ロンメル将軍打倒に燃えた「砂漠の鼠」たち。その不屈の精神と熱き戦い!
<キャスト&スタッフ>
マックロバーツ大尉…リチャード・バートン
ロンメル…ジェームス・メイスン
バートレット…ロバート・ニュートン
スミス軍曹…チップス・ラファティ
将軍…ロバート・ダグラス
監督:ロバート・ワイズ
製作:ロバート・L・ジャックス
脚本:リチャード・マーフィ
撮影:ルシアン・バラード
●字幕翻訳:飯嶋永昭
<ストーリー>
1941年、熱砂吹き荒れるアフリカのトブルク戦線。スエズ運河をおさえようとするナチの名匠ロンメル将軍と、それを阻止しようとする英豪連合軍の死闘を描いた実録戦記映画。「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズ監督が信頼と憎悪の間で揺れ動きながらも、ロンメル軍打倒を目指して勇敢に戦う連合軍兵士の姿をヒューマン・タッチで綴った秀作。
<ポイント>
●士気のあがらない豪州軍の指揮官に任命され、冷徹無比な戦略でのぞむ英大尉に名優リチャード・バートン。対するロンメル将軍を「砂漠の鬼将軍」に続いて、ジェームス・メイスンが演じる。
●本タイトル「砂漠の鼠」とは、勇猛果敢な独ロンメル将軍が『砂漠の狐』であるのに対し、力を合わせて戦火を潜り抜けて行く英国側が自らつけた異名である。
<特典>
●オリジナル劇場予告編
Amazonより
1941年、第ニ次世界大戦下の北アフリカ・トブルク戦線。イギリス軍のマクロバーツ大尉(リチャード・バートン)はオーストラリア軍の指揮官に任命され、士気の上がらない部下を叱咤しながら、スエズ運河を掌握しようとするロンメル将軍(ジェームズ・メイソン)率いるドイツ軍の計画を阻止すべく立ち向かっていく。
「砂漠の狐」ことロンメル将軍に対抗し、自ら「砂漠の鼠」と称して敵の偉大なる将軍に立ち向かっていった連合国軍人たちの勇姿を描いた戦争映画。『砂漠の鬼将軍』の姉妹編にあたる作品だが、その『砂漠の鬼将軍』が敵将ロンメルを英雄的に描いていたことで米英国内で批判が巻き起こったことから、その返答として製作されたものでもある(そのため、ロンメル役にジェームズ・メイソンを再度キャスティングし、今度はあくまでも敵側の軍人として描いている)。監督は『サウンド・オブ・ミュージック』『たたり』『スター・トレック』などなど、手がけていないジャンルはないのでは、とまで思わせる多彩な巨匠ロバート・ワイズ。(的田也寸志)
レビュー
製作: ロバート・L.ジャックス 監督: ロバート・ワイズ 脚本: リチャード・マーフィ 撮影: ルシアン・バラード 音楽: アルフレッド・ニューマン/リー・ハーライン 出演: リチャード・バートン/ジェイムス・メイスン/ロバート・ニュートン/チップス・ラファティ/ロバート・ダグラス
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 117.94 g
- EAN : 4988142271020
- 監督 : ロバート・ワイズ
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 29 分
- 発売日 : 2005/4/8
- 出演 : リチャード・バートン, ジェームス・メイスン, ロバート・ニュートン, チップス・ラファティ, ロバート・ダグラス
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B0007TFBBC
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 85,943位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 590位外国の戦争映画
- - 6,757位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本作の主役は、リチャード・バートン演じるマクロバーツ大尉。独軍に捕まって捕虜になったマクロバーツ大尉が、ロンメル元帥と丁々発止のやりとりをするシーンが見もの。
戦争映画ではあるが、連合国のオーストラリア軍(音楽はマチルダ)と、オーストラリア軍を指揮する英国人マクロバーツ大尉との確執や、マクロバーツ大尉と恩師の関係(音楽はグリーンスリーブス)等、戦争そのものよりも人間臭さが際立っている。戦場での指揮に徹するリチャード・バートンの潔さにしびれる。
ロンメル アフリカ軍団の兵士がロンメルの前で勝手に捕虜を殴るシーンがありますが、これはアフリカ軍団では、ユダヤ人部隊でさえ丁重な扱いを受けたので悪く脚色しているものでしょう。
『砂漠の鼠』とは妙なタイトルですが、砂漠という過酷な場所でドイツ軍の精鋭部隊を相手にしたたかに戦った男たちが「砂漠の鼠」というわけです。この作品では、彼らの迅速でタフな活躍ぶりが見ものです。命を惜しまず迅速に奇襲攻撃をかけるなど、オーストラリア人兵士たちが戦場にて抜群の働きをします。率いるのはリチャード・バートン扮する厳格なイギリス人将校。
このイギリス人将校のキャラクターがあまり深く掘り下げられていなく、曖昧なのか難点。厳格で厳しいいっぽうで、情に流される人物なのでよくわかりません。せっかく物語の中枢にいるのですから、もっと細やかな描き方がされていてもよかったのではないでしょうか。対するドイツ軍司令官のロンメル元帥は登場時間は少ないのですが自信に満ち溢れた知将という雰囲気をジェームズ・メイソンが巧みに表現しています。ヘンリー・ハサウェイ監督の『砂漠の鬼将軍』に引き続きロンメル元帥を演じているのですが、それに比べれるとさらに軍人らしくなっている印象を受けます。臆病な兵士に扮したロバート・ニュートンが好演。
全体としては、編集も小気味よく、ワイズ監督得意のリアリズムに富んだ描写も迫力があり、コンパクトにまとまった、それなりに見応えのある戦争映画になっています。
【士気の上がらない濠州軍に、英軍所属の厳格な指揮官・マクロバーツ大尉(主演:リチャード・バートン)が指揮官として配属されるが・・・・・・。】
砂漠の嵐の中、ロンメルの戦車隊の攻撃に敵を味方の陣内に引き寄せて激しい攻撃を加え撃退する作戦などはお見事で、増援部隊も到着しない戦局の悪化に部隊を後退させようとするが、部下は後退せず敵の攻撃を待ち受けるなど、男の生きざまを描く背景は圧巻!
また、砂漠で機動戦を展開する武将・ロンメル将軍を演じる眼光が鋭い【出演:ジェームズ・メイスン】の演技も、敵ながらあっぱれ!
ストーリー自体に多少無理はありますが、実写フィルムを使用した砲撃シーンやハラハラする奇襲作戦など割とよくできていました。また、リチャード・バートンの鋭い目つきもイイ。
画像の粗さや影絵のような独爆撃隊など人によっては雑な感じを受ける作品ですが、まあそれも白黒映画のよさということで。
(最初の戦いで写っている砲兵とラストシーンの連合軍戦車は実写だと思うんですが、急降下するスピットファイア←たぶん も実写ですかね?)