●Bitter Sweet
蒼井優の演技。演じる役によって彼女は雰囲気がガラッと変わる。不思議な女優だ。本作では、気が強い女性を巧みに演じている。
弓削智久のダメ男ぶりにも、返って魅力を感じる女性も多いのではないだろうか。
岡本光太郎は、イヤミなくらい、オトナの男を見事に演じ切っている。
伊藤桃は、月刊デ・ビューの『オリジナル・オーディション』で凛子役を手にしたとのこと。初出演作とは思えない演技。
●existence
母親を受け入れられず、不機嫌な高校生を、松本まりかが自然に、かつ見事に演じている。老若男女問わず、共感を覚える人も多いのではないだろうか。
●Sonic Cannon
三愛水着イメージガールの吉田智美が、本作では地味な女子大生を演じている。ソニックキャノンを発砲するCGシーンはコミカル。開発者の博士を演じる柚木佑美も、ベテランならではのいい味を出している。
山崎裕子も、作中では脇に回っているものの印象に残る。