第14話 「有利、重労働す」・第15話「砂漠に降る雨」の2話が収録。
囚われの身となった有利とグウェンダルは、護送用の馬車の中で語り合う。語らいの中で、有利の権力欲の無い純粋な正義感に感銘を受けグウェンダルは思わず笑みを漏らす。心を打ち解け合ったと思われた瞬間、馬車が止まり二人が連れ出されたのは、裁判所だった。二人は、駆け落ち者として裁かれることに・・・。
意識を取り戻した有利は、スヴェレラ軍の追っ手から逃れるため、仲間と共に採石場を後にする。思うように距離を稼げず焦る一行の前に、突然、巨大な砂熊が現れ凶暴な雄叫びを上げる。慌てる一同。踵を返すとそこには、スヴェレラ軍が控えていた。有利危機一髪!「前門のパンダ、後門のモヒカン・・・」
この2話で、ぐ…っとユーリとグウェンダルの信頼関係がアップします。
4回目(?)になるであろう、ユーリの上様モードもだんだんと様になってきました。
小説では聴けなかった魔笛の音色や、砂熊の鳴き声も聴くことが出来ますよ♪
ただ、残念ながら15話の絵が少し崩れている印象を受けたので、惜しいですが今回は☆4つです。
お話としては笑いはもちろん感動と涙ありで、とても面白いので是非、お勧めですよ!
またストーリーには関係ありませんが、ユーリのソプラノリコーダーの演奏、上手いですね(笑)