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あゝ決戦航空隊 [DVD]

4.0 5つ星のうち4.0 78個の評価

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あゝ決戦航空隊 [DVD]
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フォーマット 色, ワイドスクリーン
コントリビュータ 菅原文太, 小林旭, 草柳大蔵, 鶴田浩二, 山下耕作
言語 日本語
稼働時間 3 時間 19 分

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商品の説明

レビュー

監督: 山下耕作 原作: 草柳大蔵 脚本: 笠原和夫/野上龍雄 出演: 鶴田浩二/菅原文太/小林旭/渡瀬恒彦/北大路欣也
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988101118991
  • 監督 ‏ : ‎ 山下耕作
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 3 時間 19 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/7/21
  • 出演 ‏ : ‎ 鶴田浩二, 菅原文太, 小林旭
  • 販売元 ‏ : ‎ 東映ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B0009EVIQC
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 78個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
78グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
負ける戦争をわかってて戦い続ける日本人、特攻隊はただの延命に過ぎなかった。当時の脚本、演出、配役ともに評価に値する・・・しかしながら昔年の問題であるが、天皇陛下を持ち出し国民を鼓舞する姑息なやりかたが気に食わない、合理性に欠ける・・・大西瀧次郎、割腹見事なり!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
B29も相当被害があったようですね、、、戦争とは「殺人、破壊、強姦」の事ですからね。
あなおとろしや(;'Д`)
2022年3月27日に日本でレビュー済み
やっぱり東映ヤクザ映画の趣きがあります。空戦場面などはいつもの怪獣特撮映画の域を出ていません。また、脇役の存在感が実に薄く、空疎に感じられ、スター連がうき上がっています。映画というよりお芝居といったつくりです。冒頭からの気迫のこもった一連の流れから快調な主題曲とオープニングクレジットまでを見て苦悶と激闘の作品か、という期待を楽しみましょう。これで302空で有名な雷電という迎撃機が出ていればもう少し見どころがあったかなぁ、ゼロ戦ではねぇ。この航空隊の描写もごろつき徒党そのもので実に残念。演出とはいえあんまりです。安藤昇の親分が出るところがいちばんこの作品になじんだ場面と思えてくる。こんなものと思って観るのが正解かも。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月30日に日本でレビュー済み
若き日の西城秀樹さんが特攻隊員役で出ていたと知って、見てみたのですが、当時を代表する男性俳優陣が総出演といってもよいような超大作で、こんな作品が作られていたのかと正直驚きました。主役の鶴田浩二さんについては、ヤクザの親分的な印象が強かったのですが、抑えた演技が素晴らしかったです。

戦争を扱った映画・ドラマはいくつも見てきたし、特攻隊についてもいろいろなところで見聞きしてきましたが、そもそもどういう経緯で誰がどのように始めたのか、ということはこの作品によって初めてわかりました。結局、軍隊の「中間管理職」が責任を取るような形になっていたとは、残念ながら、日本社会の構造は今も昔も変わっていない。戦争開始にそもそも反対だった人が、最も残酷な作戦の責任者という立場に追い込まれていったのだ。

敗戦に際して、異なる意見がぶつかり合うが、いずれの考え方も理解できるものだった。戦争は、始めてしまったら最後、破滅への道を進むしかない、ということを改めて悟った。特攻隊員の死を無駄にはしたくない、とさらに特攻隊員を投入する・・・戦争は、初めてしまったらエンドレス・ゲームなのだ。プーチンの始めたロシアとウクライナの戦争が泥沼化しているのも然り。現在の日本政府も、防衛費用の増大などと、いつの間にか破滅への道に踏み出しているような気がしてならない。人間は、同じ過ちを何度も何度も繰り返してしまう実に憐れな生き物だ。

当時の特攻隊員をはじめ、犠牲になった無数の命を無駄にしてはいけないーー我々は改めて思い出すべき時に差し掛かっている。秀樹の出演はほんの短いエピソードだけなのだが、こういう若者が空に海に散っていったのだ、という切なさを印象づける役割を果たしています。すべての英霊に合掌。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くありませんでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年6月19日に日本でレビュー済み
およそ10年ぶり、4回目の鑑賞。

テーマは重く深刻で、また多岐に渡っています。特攻隊の生みの親と言われた大西瀧治郎中将の立場と心情を主軸にはしていますが、天皇の戦争責任、終戦外交、国体護持、降伏後の徹底抗戦の様子についても割かれています。そして特攻によって多くのパイロットの命が失われていったことについては、特攻隊員とその幼馴染の恋愛や特撮を使ってその悲惨さに言及しています。

尺も3時間ぐらいありますので、先の大戦の最後10ヶ月の戦況や、南方戦線について最低限の関心・知識がないとそれなりに根気は必要です。
私は大西中将役の鶴田浩二さんの熱演に惹かれてあっという間。セリフ一つ一つ、その一挙手一投足に全神経を集中させてのめり込ませる威力がある。ここまでこの役柄に説得力を持たせてくれるのは鶴田さん以外考えられない。何もかも真に迫っている。時折出る関西弁(大西中将は兵庫県丹波市出身だから播州弁?)もなんとも言えない味がある。確実に困難な立場に置かれていく大西中将の無念、憤り、哀しみといった心情が完全に乗り移っている。憑依するとはまさにこれ。それに加え、実際に学徒動員で海軍航空隊に入られたご自身の生々しい戦争体験、多大なる犠牲が払われたことに対する怨念に近い無念さが込められている気がしました。鶴田さんが多くの戦友の死をその目で見てきたのは有名な話だから、それを考慮しないでこの映画に向き合うことはできない。

単純化すれば、この戦争は権力を持った側(政治家、軍人、天皇陛下=加害者)と持たない側(銃後の人=被害者)に分けられるが、持っている側(軍人)の大西中将を被害者として描いている。あまりにも責任を負い過ぎたというか、負わされた方だったのだと思わざるを得ない。特攻で死んでいった幾多の部下に対してその責任を負うために、同じようにたった一つの命を捧げたわけでその事実はあまりに重い。

「君たちはもう神だから欲はないと思うが…」とか、「死に甲斐のある」作戦とか、「特攻2000万人」出すまで徹底抗戦!なんて、言葉だけを聞けば恐ろしくとんでもないと思ってましたが、それらの発言だけを切り取って、否定するのは意味をなさない。

特攻作戦自体がそもそも苦肉の策で、そこからさらに無理に無理を重ねてきた以上、精神論に傾いていくしかない悲惨さ。日本が戦争に勝つということが、どう考えても合理的には無理な状況まできて、いくら立派な名分を掲げても所詮は理屈にしかすぎない。お国のため、家族のため、愛する人のため…。特攻隊員の方それぞれがたった一人で孤独に心の踏ん切りをつけて(いや、踏ん切りなど到底つかなかったんじゃないかと思うけれど)、命を捧げなければならないという立場に置かれた悲惨さ。悲惨そのものの状況がこれでもかこれでもかとでてくる。

やや間伸びするところ、あってもなくてもいいようなシーン、違和感のあるシーンはあるにはある。菅原文太さん演じる小園大佐や、渡瀬恒彦さんの若い特攻隊員のエピソードは必要だけど、ちょっと長過ぎるなあとか。関根組組長役の安藤昇さんの登場シーンはかなり笑えるけど、なくてもいいかなあとか。あとは、梅宮さんとか、室田日出男さんがコワモテすぎて、風貌が軍人というよりもヤクザっぽい。ま、これは私が東映実録映画を見すぎてるっていうもあるか…。南方戦線で日焼けしているってのはわかるけどギラつきすぎてる。北大路欣也さんも肌を褐色にメイクしすぎかも。

それでも私はこの映画は後世に残すべき映画であり、実際、残る映画だと思っています。公開当時で大西中将が自決してから29年という月日が経っており、風化を皮肉るナレーションが流れますがしみじみ考えさせられます。戦争で日本人が失ったものとか、あの戦争とはそもそも一体なんだったのかと、一言で答えが出ないことを取り止めもなく考えます。

例え商業向け映画であれ、この映画に「鑑賞」なんて甘い言葉は不適合。正直、日々の生活で仕事やその他の雑事に埋もれていると、こういう重すぎるジャンルの映画に食指は働かないものですが、今後は年に1回でもこの映画を観て、どっぷり戦争について自分なりに考えるって決めて向き合うことを大切にしたいと思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年1月15日に日本でレビュー済み
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特攻隊役の西城秀樹の母親への手紙の語りがとても良く、この手紙を受け取った時の母親の悲しみを
想像した時、戦争の惨さを感じる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一航空艦隊司令長官としてフィリッピンへ赴いた大西瀧治郎中将は、捷一号作戦に呼応し自ら「統率の外道」と呼んだ、神風特別攻撃隊を編成、出撃させた。だが、結局作戦の立役者となるはずだった連合艦隊は戦艦武蔵ほか多くの艦艇が沈没し、事実上壊滅。作戦は失敗に終わる。特別攻撃隊は、大西中将が悪化する戦局挽回の手段として断腸の思いで決断した決死の作戦であったが、この後大西の手を離れ、大本営命令として海軍のみならず、陸軍に於いても終戦まで、特攻機は連日帰らぬ出撃を続けるのである。

サイパン、テニアンが敵の手に落ち、連日連夜B29の空襲に悩まされる帝都防空の任を負うのが、ラバウルで勇名を馳せた小園安名司令率いる第302海軍航空隊、通称・厚木航空隊だ。小園大佐は大西中将に心酔しつつ、命ある限り戦う、という精神で特攻には反対であったという。だが、大西中将も小園大佐も、非常に心の純粋な方で、日本の必勝を念じ、信じたという点では一緒だったろうと思う。
第一航空艦隊司令長官から軍令部次長に転じた大西中将は、二千万人の男子を特攻に出せば勝てる!と戦争継続を訴える。映画の後半で、御前会議の場に第二種軍装に身を固めて登場するころから、大西中将役を演じる鶴田浩二の独壇場だ。なんとなく風貌も本人に似ており、鬼気迫る演技で大西中将その人に見えてくるではないか。

厚木航空隊の小園司令がポツダム宣言受諾に反対して徹底抗戦する「厚木事件」も描かれている。マラリアの熱で正常な判断が不能になり逮捕され、軍法会議にかけられた挙句、野比の海軍病院に収容された小園大佐は病室を抜け出し、病院の屋根に登りアジをとばすが、大佐に石を投げつける衆人に副官・中井中尉が叫ぶ。「あの方を誰だと思っているんだ!貴様らの命を守りながら戦い続けてきた、厚木航空隊の小園大佐だぞ!」このシーンはさすがに泣けた。因みに小園大佐は官籍剥奪され、失意のうちに脳溢血で58歳の生涯を終えている。

終戦の詔書がラジオ放送された翌8月16日未明、大西中将は「特攻隊の英霊に日す、善く戦ひたり深謝す」との遺書を残し、古式にのっとり腹を十文字に割腹、自刃する。最後のシーンはまさに圧巻。口先だけで部下を死地に追いやり、戦後も安閑と暮らした指揮官が多い中、大西中将は部下との約束通り、特攻の責任をとったのである。

本作品は昭和49年の公開。当時としては、特撮シーンも頑張ったとは思うが、現代のCGで描けたなら更に見応えのある内容となっただろう。この映画、日本人なら見ておくべき映画だ。決してフィクションではない、日本が辿ってきた道なのだ。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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