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乱れ雲 [DVD]

加山雄三 (出演), 成瀬巳喜男 (監督), 司葉子 (出演) 形式: DVD
4.0 5つ星のうち4.0 45個の評価
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フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ 司葉子, 加山雄三, 成瀬巳喜男, 山田信夫, 草笛光子
言語 日本語
稼働時間 1 時間 48 分
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商品の説明

レビュー

監督: 成瀬巳喜男 脚本: 山田信夫 出演: 加山雄三/司葉子/草笛光子/森光子/浜美枝/加東大介/土屋嘉男/藤木悠
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988104032966
  • 監督 ‏ : ‎ 成瀬巳喜男
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 48 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/26
  • 出演 ‏ : ‎ 加山雄三, 司葉子, 草笛光子
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B0009WWF3E
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 45個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
45グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国： 日本

中沢不二夫
5つ星のうち5.0 成瀬己喜男ファン、必携です。
2023年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数ある成瀬己喜男作品で、私がいちばん好きなのがこれです。演出もさることながら、司葉子が魅力的なのにはびっくりします。
役に立った
 レポート
ポン太
5つ星のうち4.0 設定は魅惑的だが、所詮は無理
2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
交通事故で人を死なせてしまった商社マンが婚約者を失い、会社でも左遷されまくる。
死亡男性の妻は加害者への怒りのあまり、補償を拒否したり面会を拒否する。挙句のはてはお腹の中の子供まで失うのだ。
こんな二人がどこでどうしようと結ばれるはずはないと思うのが普通だ。
だが、監督がどのような筋書きでそれを描くのか、興味津々で見た。公開当時話題になり見たかったが、あまりに突飛な設定に呆れてみなかったのだ。
美男美女の組み合わせなので、最終的には結ばれても不思議ではないなとも思った。
（ネタバレになるので、気になる人はここから先は本作を見てから読んで欲しい。）
現実（と言っても、映画の中での）はやはり甘くなかった。最終的に司葉子の方が加山雄三の熱意に負けてしまい、キスまでは許すのだが、泊まった宿に向かう途中に交通事故現場に遭遇したり、宿から怪我人が運び出される時にその妻が泣きすがる場面を目撃してしまう事で、彼女の頭の中でフラッシュバックが起こり、どうしても彼氏に抱かれることはできないと悟るのだ。それは極めて当たり前であり、常識的な幕切だと思う。
逆に、二人がそれを一時的に乗り越えて結ばれても、結局は長続きしないだろうと思うのだ。
よく考えれば、そうしたエンディングは想像できたはずだが、最後まで見てみたいという欲望には勝てなかったし、その過程を辿れたのは間違いなく作品の出来によるものだ。
加山の役柄はピッタリで好演しているし、司葉子の映画は初めて見たが、相当に美しく、役柄に合った清楚さを感じた。こんな美人女優はなかなかいない。後に高級官僚に嫁具ことができたのも納得である。
それにしても成瀬監督は、この作品の前作「乱れる」でも未亡人の兄嫁と義弟との愛情関係を描き、最後には愛を成就させず悲劇的な終幕にしている。
こうした禁断の関係は決して成就させてはならない、あるいは成就できるはずがないという強い思いがあるのだろう。だが、それならば、なぜそうした男女関係を描こうとするのか。そういう関係への強い思いと倫理観の対立や葛藤を形にしたかったのか。けっこう高度な挑戦だと思わざるを得ない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
fwiw6180
5つ星のうち3.0 もっと無理のない設定の悲恋ものだったら・・・。
2023年9月2日に日本でレビュー済み
夫を交通事故で失った未亡人と、その事故の加害者の青年との許されぬ恋・・・という話。話に無理があるというか、どうして二人がひかれあうのか、よくわからなかった。事故のことは忘れたいから、青年に二度と自分の前に姿をみせてほしくないという未亡人の気持ちはよくわかる。青年が言う、未亡人の許しを得ないと事故のことを忘れることができない、というのが理解できない。そして未亡人につきまとう。夫を亡くした相手の気持ちを考えない、自分本位な行動に腹が立つ。演じる加山雄三の能天気な感じにもイラッとする。はじめから未亡人の美しさに魅かれて、アタックしているのなら、それはそれでいいと思うが。司葉子さん、綺麗だから仕方ない。山での山菜摘み、雨の十和田湖あたりから、二人の仲が近づいていくところは、とてもいい。ただ、いつからこの加害者である青年を許すようになったのか、どうもよくわからない。交通事故の加害者、被害者という設定は、ちょっとハードルが高いと思う。よっぽどうまく描かないと、そのハードルを越えることを、観客に納得させるのは難しいと思う。そこをうまく超えたら傑作ということになるかもしれないが、残念ながら・・・です。はじまってすぐに、青年と重役、重役令嬢との関係が描かれるが、そこだけ。あとには全然出てこない。浜美枝さんの顔見せか、左遷の伏線のつもりなのかもしれないが、こんなところに尺（時間）をとっていないで、未亡人と青年の心の移ろいをじっくり描いて欲しかった。そして納得させて欲しかった。ラストも、あっさりしている。ただ、観おわった後に思い出すと、このラストシーンの津軽民謡、地味ではあるが何か心にしみてくるものがあった。もっと無理のない設定の悲恋ものだったら、なかなかの名作になったかもしれない。森光子、加東大介、草笛光子、土屋嘉男などが共演。ちょっとセンチメンタルな音楽は武満徹。脚本、山田信夫。成瀬巳喜男監督の遺作。東宝スコープのカラー作品。
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山田　芳亮
5つ星のうち5.0 名作
2021年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい作品が手軽にふれることがありがたい。
役に立った
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hide-bon
5つ星のうち5.0 司葉子の抑えた中にも香しいそこはかとない色気。
2014年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男女のどうにもならない心のすれ違いとお互い心惹かれながらも一線を越えれないもどかしさは、メロドラマの世界ではしばしば描かれてきたシチュエーションである。
観る者は当然そのようなふたりの道程を案じ、愛が成就するのかどうかを、スリリングに見守る。
そのシチュエーションは、過酷であればあるほどに狂おしいと思えるのだが、今作もまた困難な状況下に於ける愛の映画だ。
何しろ、これは、女と、女の最愛の夫を誤って交通事故で殺してしまった男の物語だから。

司葉子は加害者である加山雄三を当初は憎みながらも、その誠意にほだされて次第に惹かれていく。

誰もが息を呑みながら禁断の愛の行方を見つめるが、そこは、成瀬巳喜男作品である。
決してスキャンダラスにも煽情的にもならない。
あるのは、微妙な心理の流れ、慎ましやかで静かに深々と胸に秘めた灯りに身を焦がすだけだ。

品格がある映画であるから、ふたりの葛藤や揺らめきもとことん抑制される。
節度ある、と言うより、倫理観と道徳観、そしてお互いそれぞれの贖罪（男は文字通り女の大切なものを奪ってしまった罪、女は憎むべき対象に好意を抱く事への罪）から、親しく話をする事も避け続けるふたり。
それだけに、終盤の抑えに抑えていた感情の発露と長い抱擁は実にエロティックだ。

成瀬作品での女性はどれも魅力的だ。
今作の司葉子も美しい、“女”を極力出さないよう振る舞う中にも、そこはかとない色気と凛とした輝きを感じさせる。

６７年度芸術祭参加作品、６７年と言えば、世界で“映画の変革”がうねりを上げ始めた時期である。
アバンギャルドで斬新な映画が持て囃されつつあった中、遺作として今作を残した成瀬の胸中はいかばかりであっただろうか。

自分も、かってそんな新しい映画の虜になり、ともすれば、それまでの日本映画を軽視する時代があった。
小津作品にも言える事だが、改めて観てみると、実に上手いし、風情がある。
成瀬作品にもまたそのゆったりとした時間と空間の流れに、繊細で、日本的な情緒を感じる。

若い映画ファンにも是非お薦めしたい。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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sasayuri
5つ星のうち4.0 堕胎するまでの葛藤は？
2022年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故描かれなかったのだろう？
草を摘む帽子を被った後ろ姿で
彼女だとわかるのか？色いろと気になる所もあるけれど、昔の風景とか、良かった。
役に立った
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 王道ですね♪
2017年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メロドラマの王道だなと楽しみました。加山雄三とお母さんのシーンが、またよかった。森光子も、いたり、なんだか予想以上に楽しめました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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kaz
5つ星のうち4.0 カルピスを飲みたくなりました。
2021年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
加山雄三さんのイメージを一新させる名画だと思います。
青春時代を思い出すと、甘く切ない、正にカルピスの味で有る事を再発見しました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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