WOWOWノンスクランブル枠にて放映が終了して5年近く経つこの作品だが、普通の高校生と宇宙人の恋愛を描いたと言うと奇異な目で見られがちだが、そういった単なるウケ狙いの作品では決して無い。
愚生もこの作品の舞台となった長野県の木崎湖へ何度か行ってみたが、設定もしっかりしており、この作品のコアなファンが「巡礼」と呼びながらもリピーターも増えているのもこの作品の人気を如実に物語っている。
この作品自体は前半がラブコメ調になっていて、後半は一転してシリアスな設定になっているが、その落差があまり無く、自然な流れとなっているのも見る側にとっては見易いところだ。
ただ、この「おねがいティーチャー」の続編「おねがいツインズ」にしても放映終了から3年以上は経っているので、そろそろ更なる続編を望みたいところだ。そしてまた恋愛をテーマとして、次々に出ては消えてゆくような消費財ともなっている日本のアニメにときめきが帰ってくるような作品を是非出して欲しい。