ラウンド・ミッドナイト [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ベルトラン・ダベルニエ, デクスター・ゴードン, ハービー・ハンコック, フランソワ・クリューゼ |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 11 分 |
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商品の説明
商品紹介
<ストーリー>
パリのジャズクラブ”ブルー・ノート”。そこへニューヨークからテナー・サックスの名手、デイル・ターナーがやってきた。大物の来場に湧き返るクラブの外で、雨にうたれながらひとりその音に陶酔する若者がいた。貧しいデザイナーのフランシス、彼はこの音楽こそ”神の声”と確信する。しかしジャズ界の巨人として君臨してきたデイルも、酒とドラッグに溺れ、破滅へと向かっていた。そんな彼を支えるフランシスとその娘ベランジェ-ル。彼らは言葉を超えた、深い絆で結ばれていくのだったが…。ハービー・ハンコックが音楽監督を担当、’86年度アカデミー賞オリジナル作曲賞を受賞。
<映像特典>
オリジナル劇場予告編
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Amazonより
同名の名曲のように『ラウンド・ミッドナイト』(1986年)はムードにあふれ、型にはまらずアドリブを重視して取り入れた映画であり、結果としてそれまでになかった程、本物のジャズが散りばめられた作品になっている。デクスター・ゴードン演じるデイル・ターナーは、腕は一流だが酒癖の悪いジャズプレイヤーで、自らの意思でアメリカを後にしてヨーロッパを放浪する。そこでは寛容で耳の肥えた聴衆に受け入れられるが、荒れた私生活は相変わらずであった。麻薬とアルコールがこの背が高くぶっきらぼうなサックス奏者の体を蝕み、1959年にパリのジャズクラブで行われたセッションでは、しらふを装うとしても自信なさげで散漫な演奏により、極度に疲労した様子は隠しようがなかった。ターナーの研ぎ澄まされたソロは、けだるさを漂わせつつ遅れ気味のテンポで演奏され、スタイルという観点では説明し切れない。しかし、熱心なフランス人のファン(フランソワ・クリューゼ)が彼を自宅に引き取り面倒をみると、そうした献身振りが年老いたミュージシャンの演奏に新たな息吹を吹き込むことになる。映画ではターナーがアメリカに戻ったのは自らの死期を悟ったためだと捉えているが、パリのジャズクラブでステージに上がっていた時期は贖罪を暗示している。
ターナーのもろい性格がバド・パウエルやレスター・ヤングなど実在モデルをそのまま伝えているとすると、ベテランテナー奏者のデクスター・ゴードンに与えた役柄に対するベルトラン・タベルニエ監督のこだわりが、驚くべき真実味を伴ってこの人物像に吹き込まれていることが分かる。ゴードン自身の麻薬による逮捕歴や海外での長期にわたる生活がターナーの孤独な姿と重なり、結果としてタベルニエ監督によってゴードン(1990年死去)がアカデミー賞にノミネートされる程の、自然で感動的な演技が引き出されている。さらに、監督は映画に出てくるバンドをハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、ロン・カーターなどワールドクラスのミュージシャンによって構成しており、彼らの演奏シーンをライブパフォーマンスであるかのように映像化している。『Hancock's score』は米英両国でアカデミー賞を、フランスでもセザール賞を受賞している。(Sam Sutherland, Amazon.com)
レビュー
製作: アーウィン・ウィンクラー/ロバート・チャーホフ 監督・脚本: ベルトラン・タヴェルニエ 脚本: デヴィッド・レイフィール 撮影: ブリュノ・ド・ケイゼル 音楽・出演: ハービー・ハンコック 出演: デクスター・ゴードン/フランソワ・クリュゼ/マーティン・スコセッシ/ボビー・ハッチャーソン/ロネット・マッキー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988135559166
- 監督 : ベルトラン・ダベルニエ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 11 分
- 発売日 : 2005/8/12
- 出演 : デクスター・ゴードン, ハービー・ハンコック, フランソワ・クリューゼ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B0009Q0JW4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,310位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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パリのジャズクラブ「ブルー・ノート」そこにアメリカからデイル・ターナー(デクスター・ゴードン)がやってきた
彼を崇拝する売れないデザイヤーのフランシス その友情の行方は…というのがあらすじ
見所は何といってもライブ映像 ハービー・ハンコックなども出演しておりジャズ門外漢の自分も楽しめました
「BODY AND SOUL」の演奏がカッコよすぎでサントラを買ってしまいました
見るものに切ないやるせない感情をここまで訴えるとは。その辺の下手な俳優さんたちはこれを見て勉強してといいたいです。
英語の勉強のために輸入版で見てますがデクスターの声があまりにハスキーなので聞き取れるようになるのにだいぶかかりましたが。
デクスター・ゴードンは演技というよりそのままという感じがしますがいい味を出しておりました。ただ当時、アルコールや薬におぼれていったジャズマンが多かったことを思い出しますと、なんか創作活動というものは命の切り売り活動のような気がして複雑な気がしました。
デクスターゴードンが、この映画でアカデミーのノミネートされたぐらい演技も評価されたので音楽はもちろんのこと、演技も楽しめると思いますし共演者も何人かのJAZZミュージシャンが出演しているので普段の演奏以外にも楽しめるかと思います。
これって、確か1986年の作品で、発表当時はかなり話題になったと思います。
主演のDexter Gordonがかなりイイ味を出してます。Herbie Hancock、Wayne Shorter、Freddie Hubbardなど豪華メンバー。
アル中、薬中でボロボロのミュージシャンのお話。
最初、Dexterのヨレヨレのサックスで、大丈夫か…と思いますが、彼の声、振る舞いと合わせてこれでイイんじゃないかも、話のスジに合っていて。
悪役?として、奥さんのButter役の女性が、イイ声でBessie Smithを歌っていて、それがとても聴きモノでした。あと、F.Hubbardがもっと長くバリバリとやってくれれば文句なし。
見終わったあと、少し寂しい気分になりました。私はいい映画だと思いますよ。
他の国からのトップレビュー
I saw this when it came out in 1986 at the Glasgow film Theatre and it`s always been a favourite film of mine, with Gordon portraying a creative, sensitive but self-destructive jazz musician; the music is excellent, played by the musicians who also play the characters in the story and any serious jazz fan will get the many cultural references and names that are liberally scattered throughout the storyline.
The Region 1 DVD from Warner Brothers will require a region free player; it is in English/French languages with on-screen subtitles for the French dialogue; English subtitles for the whole film can also be selected if required.
There are no significant extras.