オカルト好の僕としてもパッケージが駄作で購入意欲を消失させるが、内容は良く考えられたストーリーで良いと思う。
この作品はハリウッドリメイクされているが、リメイク版は、アマゾンで「The eye」と索引するより「アイズ」と日本の題名で索引した方が検索にヒットする。
作品の内容についてはネタバレになってもいけないので触れないが、この作品と同じような実例の話を少ししたいと思う。
僕は、イギリスの医師であり超能力者であるブレンダ博士に、イギリスの超能力治療における事情を伺った事がある。
その時に、超能力治療により治療できた症例として、臓器移植による不思議な現象についてのお話を伺った。
なお、ブレンダ博士の著作として「魂からの癒しチャクラヒーリング」がある。
ある時、左指が変形した男性が、左手に対してのヒーリングをブレンダ博士に依頼してきた。
イギリスでは、スピリチュアル的な超能力治療が健康保険で認められている。
もちろん、我々日本人が医療保険制度の法律について詳しくはわからないように、その道の専門家でないと法的な知識は無いかと思う。
また、イギリスには、国家公認の超能力機関が存在するが、逆を言うと自称の霊能者や超能力者は信用できない可能性もあるという事である。
ブレンダ博士は、直感で、男性の胸に問題がある事を知っていたが、男性は、とにかく左手についての治療をしてほしいという依頼であった。
しかし、話を聞くうちに男性は、心臓移植の手術を受けている事を打ち明けてくれた。
男性は、他人の死によって自分が生かされている事に、引け目を感じ、他人に話す事ができなかったようであった。
すると、ドナーとなった男性の霊が降りてきた。
ドナーの男性(霊)の話によると、彼はバイク好きで3回目の事故により亡くなり、2回目の事故の時に左手の複雑骨折により、左指が変形して動かなくなったという話をしてきた。
そして、そのドナーの左手の変形の霊的な記憶が、心臓の移植を受けた男性に移り、医学的に何の問題もない左手が、ドナーと同じように変形したという結果であった。
その後、ドナーとなった男性の霊を癒すことで、移植を受けた男性の左手の変形も治ったという話である。
以上が、ブレンダ博士から伺った話の概略である。
臓器移植により、ドナーの癖などが移植を受けた患者に移るという例は多いようだ。
科学雑誌では、細胞にも記憶能力がある等と、苦しい妄想的な理屈を繰り広げているが、その科学的の様な理屈を科学的に証明する事は、再現性ができないので不可能である。
また、同じ監督の「リサイクル 死界」も、死後に最初に行くアストラル界(幽界)を忠実に表現した実話を元にしていると言える。