第15話、アリカ、泣く。
「様々な危機」を脱したアリカが心理的成長を遂げた。
つまりはそう言う事だと思います。
また、この話数でそういう類の危機を脱しきれずに夢を諦める事になった少女も
描かれていまして、その対比描写でその事がさらに際立ったように思います。
第16話、約束だよ!
エルスティン純粋記って事であってると思います。
とにかく、見所はエルスティン。登場キャラの中で最も乙女らしいオトメの魅力を
引き出す事に集中した様子が実に良かったです。
そして、遂に届くシュバルツの手紙。
蛇足ですが、「同じ曲の別の歌詞」を知る二人がいるという冷静に考えたら
とんでもない伏線があるのもこの輪数です。
そして、あの第17話、蒼の舞、思い、散る時
いろんな事が一度に発生する訳ですが、纏めますと「平和な時代が終わった」
特筆すべき事は「シュバルツの刺客」の最期でしょう。
あれに勝てそうな物はそうそう見当たらない。
その他、極限状態に陥ったニナの激動もとてつもなくすごいのですが、あれには勝てない。
全話数、全くハズレなし。
新オープニングが出るのもこの巻からですが、「それ」に象徴されるような激動の展開でした。