独特なアートスタイルで描かれたアニメ。
全体的に浮世離れしたムードの中で、一見淡々と物語が進行して行くように見える。しかしキャラクターは妙に色気があり、体の中をホルモンが嵐のように吹き荒れる中学生と言う時期を、本人たちも無自覚のまま戸惑って居る様子が静かに描かれている。
風を使う人々というファンタジックな要素が物語に導入されてはいるが、あまり重要な要素ではなく、明らかに中学生たちの心のざわつきに関する比喩、彼らの心の中を絵的に表現するための手段としてしか使われていないが、むしろそれは物語が陳腐なファンタジーになってしまうのを防いでいて、それは成功している。
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風人物語 Vol.1 [DVD]
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購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 花村レミ, 入野自由, 押井守, 名塚佳織, じんのひろあき, 西村純二, 川井憲次, プロダクションI.G |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 15 分 |
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登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4933364630278
- 監督 : 西村純二
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 15 分
- 発売日 : 2006/7/21
- 出演 : 名塚佳織, 花村レミ, 入野自由, 押井守
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 東北新社
- ASIN : B000FMR3NK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 250,710位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 43,756位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月3日に日本でレビュー済み
女の子の描線の色気にひかれて観て、それは確かに期待を裏切らない艶かしさでしたが、全然面白くありませんでした。アニメなんだから猫が空を飛ぶのも、風を使う不思議なひとたちの存在も、視聴者には不思議でも驚きでもないわけです。だって絵空ごとなんだから、なんでも表現可能なわけです。ヒロインが「えっ!?」って驚くように自分ら視聴者も驚いたり強い興味をもったりするには、制作者に、観る人を本気で騙そうとする情熱や自意識が必要だと自分は考えますが、そういった意識が希薄だとしか思えません。内向きな制作態度が商売っ気のなさと錯覚して好感を持つ人がいるのはわかりますが。
余談ですが、BGMが80年代のアダルトビデオ(ジャンルは”美少女モノ”)のそれと酷似していて、これは偶然でしょうが、二重の意味でニヤリとしました(汗)
余談ですが、BGMが80年代のアダルトビデオ(ジャンルは”美少女モノ”)のそれと酷似していて、これは偶然でしょうが、二重の意味でニヤリとしました(汗)
2009年2月18日に日本でレビュー済み
どこか懐かしさを覚える切なさがある。
思い返せば夢のようだった学生時代。画面の中の柔らかな色や線が、その思い出を想起させるからかもしれない。
時代に逆行するかのようなラインの少なさ、カラーの少なさが独特の雰囲気を生んでいる。
特にキャラクターの『目』。初期のミッキーマウスのように簡略に描かれているその目は、ともすれば感情表現が稀薄になりかねない。
しかしキャラクターを大胆に動かすことで表情・心情豊かに写し出している。
ただそのビジュアルを万人が気に入るかと言えば、『世界名作劇場』ほどにはウケないだろうとも思う。
良くも悪くも現代では実験色の強い作品だ。
■蛇足
自分の意に沿わぬからと『フィクションだから、絵空事だから、猫が飛ぼうが風使いがいようが視聴者は驚かない』なんていう否定の仕方はとても卑怯で愚かしい。
この卑劣なロジックを使えば簡単に全てのフィクションをけなせるから。
だが物語を見る場合、『風使いだから空を飛べた』んであって、『フィクションだから猫が飛べた』んではない。
美少女アニメに毒されてうがった目で見るよりも、一時童心にかえって素直に見よう。
思い返せば夢のようだった学生時代。画面の中の柔らかな色や線が、その思い出を想起させるからかもしれない。
時代に逆行するかのようなラインの少なさ、カラーの少なさが独特の雰囲気を生んでいる。
特にキャラクターの『目』。初期のミッキーマウスのように簡略に描かれているその目は、ともすれば感情表現が稀薄になりかねない。
しかしキャラクターを大胆に動かすことで表情・心情豊かに写し出している。
ただそのビジュアルを万人が気に入るかと言えば、『世界名作劇場』ほどにはウケないだろうとも思う。
良くも悪くも現代では実験色の強い作品だ。
■蛇足
自分の意に沿わぬからと『フィクションだから、絵空事だから、猫が飛ぼうが風使いがいようが視聴者は驚かない』なんていう否定の仕方はとても卑怯で愚かしい。
この卑劣なロジックを使えば簡単に全てのフィクションをけなせるから。
だが物語を見る場合、『風使いだから空を飛べた』んであって、『フィクションだから猫が飛べた』んではない。
美少女アニメに毒されてうがった目で見るよりも、一時童心にかえって素直に見よう。
2006年7月23日に日本でレビュー済み
プロダクションI・Gが制作し、押井守が監修。
この情報だけでこのDVDを見た場合(実を言うと私もそれで買ったのですが)まず、驚くことになる。
正直言うとCGばりばり3DばりばりのSFチックな物が出来上がったのだろうと思っていた。
しかし、2D物。
セル画で描いたのではと思わせるようなベタな色彩。
そして、私が思ったことは一つ。
「こんな卓越した技術がまだ継承されていたのか・・・」
日本のアニメーションが世界で高い評価を得た一因に「イマジネーションをかき立てる」というポイントがあった。
現在の日本アニメはCG・3Dばりばりの物が多い。
決して悪くない。その見栄えの良さは類が無い。
しかし、イマジネーションをかき立てられることは無い。
かつて、某大学の某現代視覚文化研究会の某斑目会長の名言がある。
「かつて、原人は洞窟の岩壁に粗末なバッファローの絵を描いた。
しかし、彼らはそこに広大な大草原を見ていた」
個人的に、この作品はその「バッファローの絵」に匹敵するものだと思っています。
残念ながら、今のアニメ界で一般受けする商品でない。
また、アニメ初心者がいきなりに見て理解しやすい商品でもない。
だからこそ、これは推させて貰いたい。
想像力という物はこういう物から培われると思っています。
この情報だけでこのDVDを見た場合(実を言うと私もそれで買ったのですが)まず、驚くことになる。
正直言うとCGばりばり3DばりばりのSFチックな物が出来上がったのだろうと思っていた。
しかし、2D物。
セル画で描いたのではと思わせるようなベタな色彩。
そして、私が思ったことは一つ。
「こんな卓越した技術がまだ継承されていたのか・・・」
日本のアニメーションが世界で高い評価を得た一因に「イマジネーションをかき立てる」というポイントがあった。
現在の日本アニメはCG・3Dばりばりの物が多い。
決して悪くない。その見栄えの良さは類が無い。
しかし、イマジネーションをかき立てられることは無い。
かつて、某大学の某現代視覚文化研究会の某斑目会長の名言がある。
「かつて、原人は洞窟の岩壁に粗末なバッファローの絵を描いた。
しかし、彼らはそこに広大な大草原を見ていた」
個人的に、この作品はその「バッファローの絵」に匹敵するものだと思っています。
残念ながら、今のアニメ界で一般受けする商品でない。
また、アニメ初心者がいきなりに見て理解しやすい商品でもない。
だからこそ、これは推させて貰いたい。
想像力という物はこういう物から培われると思っています。
2007年10月13日に日本でレビュー済み
シンプルな線で描いた絵をフルに活かし,魅力あるキャラづくり
および独特の世界観の確立に成功している。
また,ところどころにある制作スタッフの色遊びがとても楽しい。
見た感じ,誰を対象にして作ったのか全く見えてこないが,
制作スタッフが見る側の対象を絞らず,自分たちが良いと思った
作品を作り上げたのだとわかるのに時間はかからなかった。
あざとさやキッチュさは皆無でなおかつそういう作品にありがちな
自己満足的な様相もなく,とても安心して見ていられる。
なんとなく日本昔話を思い出した。
および独特の世界観の確立に成功している。
また,ところどころにある制作スタッフの色遊びがとても楽しい。
見た感じ,誰を対象にして作ったのか全く見えてこないが,
制作スタッフが見る側の対象を絞らず,自分たちが良いと思った
作品を作り上げたのだとわかるのに時間はかからなかった。
あざとさやキッチュさは皆無でなおかつそういう作品にありがちな
自己満足的な様相もなく,とても安心して見ていられる。
なんとなく日本昔話を思い出した。
2007年9月30日に日本でレビュー済み
風使いの物語と作品名から想像するかもしれませんが風を使って心の描写を表現し様々な人達…大人から子供の気持ちを描写し表現しています。まぁ一部有名な作品ですがほとんど知られていない作品です。是非一度ご覧ください。