- キネマ旬報WEB トップ
- イザベル・ユペール
イザベル・ユペールの関連作品 / Related Work
1-60件表示/全60件
-
私がやりました
制作年: 2023「苦い涙」のフランソワ・オゾン監督によるミステリー。プロデューサー殺害容疑をかけられた新人女優マドレーヌは、親友の弁護士の指示で正当防衛を訴え聴衆の心を掴み、無罪に。一躍時の人となるが、往年の大女優オデットが真犯人は自分だと言い出し……。ジョルジュ・ベルとルイ・ヴェルヌイユによる1934年の戯曲『Mon crime』を翻案。売れない女優マドレーヌを「フォーエヴァー・ヤング」で2022年第48回セザール賞有望若手女優賞を獲得したナディア・テレスキウィッツが、マドレーヌと正反対の性格の駆け出し弁護士ポーリーヌを「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールが、二人の前に立ちはだかるオデットをオゾン監督作「8人の女たち」にも出演したイザベル・ユペールが演じる。 -
EO イーオー
制作年: 2022ポーランドの巨匠、イエジー・スコリモフスキ監督が、ロベール・ブレッソンの「バルタザールどこへ行く」にインスパイアされ、EO(イーオー)という名のロバの放浪の旅を通して、その魂の純真さと、人間のおかしさや愚かさを描き出した、美しくも哀しい現代の寓話。サーカス団で平穏に暮らしていたEOは人間たちの都合でサーカス団を追われ、やむなく放浪の旅に出る。ミハウ・ディメクが撮影したポーランドからイタリアへと至る雄大な大自然、臨場感あふれるカメラワーク、パヴェウ・ミキェティンによる印象的な音楽に導かれ、観客はEOの旅を見守りつつも、ある時はEOの目線で予期せぬ荒波を潜り抜ける。第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞、作曲賞受賞。40点 -
私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?
制作年: 2022「エル ELLE」のイザベル・ユペール主演による、実話を基にした社会派サスペンス。会社とその未来、そして従業員の雇用を守るため、中国とのハイリスクな技術移転契約の内部告発者となったモーリーン。肉体的、精神的暴力に屈することなく彼女は6年間闘い続ける。共演は「デリシュ!」のグレゴリー・ガドゥボア。監督は「ルパン」のジャン=ポール・サロメ。 -
ミセス・ハリス、パリへ行く
制作年: 2022「ポセイドン・アドベンチャー」などで知られる小説家ポール・ギャリコによる『ハリスおばさんパリへ行く』を映画化。第二次世界大戦後のロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦ハリスは、クリスチャン ディオールのドレスに心を奪われ、単身パリへと向かうのだが……。出演は「ファントム・スレッド」のレスリー・マンヴィル、「エル ELLE」のイザベル・ユペール、「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」のランベール・ウィルソン。 -
白雪姫 あなたが知らないグリム童話
制作年: 2019グリム童話『白雪姫』をモチーフにしたエロティックスリラー。亡き父が経営していたホテルで働く若い女性クレアは、義理の母モードから命を狙われる。間一髪、見知らぬ男に救われたクレアは、彼と双子の兄弟たちが暮らす牧場で生活することになるが……。出演は「夜明けの祈り」のルー・ドゥ・ラージュ、「エル ELLE」のイザベル・ユペール。監督は「夜明けの祈り」のアンヌ・フォンテーヌ。 -
ポルトガル、夏の終わり
制作年: 2019イザベル・ユペールが「人生は小説よりも奇なり」のアイラ・サックスとタッグを組んだドラマ。ポルトガルの避暑地シントラ。欧州を代表する女優フランキーは、自らの余命が長くないと知り、密かに最愛の人々の人生を演出しようと、家族や友人を呼び集める。共演は「パディントン2」のブレンダン・グリーソン、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のマリサ・トメイ、「2重螺旋の恋人」のジェレミー・レニエ。 -
グレタ GRETA
制作年: 2018イザベル・ユペールとクロエ・グレース・モレッツがダブル主演を務めたスリラー。ニューヨークに暮らすフランシスは、忘れ物のバッグを届けたことから、未亡人グレタと親しく付き合うようになる。だが、次第にグレタの行為はエスカレートしていき……。監督は「ビザンチウム」のニール・ジョーダン。共演は「イット・フォローズ」のマイカ・モンロー。98点- 手に汗握る
- 怖い
- 笑える
-
エヴァ(2018)
制作年: 2018「エル ELLE」のイザベル・ユペールが娼婦を演じる官能ドラマ。他人の戯曲を盗んで発表し、成功を掴んだベルトランは、2作目の執筆のため別荘にやってくる。そこで窓を割って入り込んでいた男女を見つけ憤慨するが、娼婦のエヴァに一瞬で心を奪われる。出演は、「たかだ世界の終り」のギャスパー・ウリエル、「殺意は薔薇の香り」のリシャール・ベリ。監督は、「マリー・アントワネットに別れをつげて」のブノワ・ジャコー。 -
ハッピーエンド(2017)
制作年: 2017ミヒャエル・ハネケの下、欧州の実力派俳優競演で綴る愛と死のドラマ。瀟洒な邸宅で三世代同居しながらも、心はバラバラなブルジョワジーのロラン家。そんな中、家業を娘のアンヌに譲って引退した85歳のジョルジュは、13歳の孫娘エヴと再会するが……。出演は「愛、アムール」のジャン=ルイ・トランティニャン、「エル ELLE」のイザベル・ユペール、「アメリ」のマチュー・カソヴィッツ。 -
マルヴィン、あるいは素晴らしい教育
制作年: 2017「夜明けの祈り」(16)のアンヌ・フォンテーヌ監督作。第74回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門出品作品。フランス映画祭 2018にて上映。(イオンシネマみなとみらいにて6月23日に上映) -
エル ELLE(2016)
制作年: 2016ポール・バーホーベンがイザベル・ユペールを主演に迎えたサスペンス。ゲーム会社の社長ミシェルは、独り暮らしの自宅で覆面の男の襲撃を受ける。以後も不審な出来事が続き、過去の体験から警察との関わりを避ける彼女は、自ら犯人探しに乗り出すが……。原作は、「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のフィリップ・ディジャンの小説。60点 -
アスファルト(2015)
制作年: 2015俳優・監督のサミュエル・ベンシェトリがイザベル・ユペールらを迎え、自身の著作をユーモラスに映画化した群像劇。車いす生活を送る冴えない中年男やいわくありげな美人看護師ら6人の孤独を抱えた者たちが郊外の団地でめぐりあう出会いと奇跡を紡いでいく。ほか、「ラストデイズ」のマイケル・ピット、「ふたりの5つの分かれ路」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、サミュエル・ベンシェトリの息子であるジュール・ベンシェトリらが出演。劇場公開に先駆け、フランス映画祭2016にて上映(上映日:2016年6月25日)70点 -
デッドマン・ダウン
制作年: 2013ハリウッドリメイクで話題を呼んだ「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニールス・アルデン・オプレヴ監督がハリウッドで手掛けたサスペンス・アクション。復讐を胸に秘めた殺し屋と、彼に復讐を依頼した女が辿る運命を描く。出演は「トータル・リコール」(12)のコリン・ファレル、「プロメテウス」のノオミ・ラパス。70点 -
ラブストーリーズ エリナーの愛情
制作年: 2013ニューヨークを舞台に、一組のカップルの別れから再生までを妻の視点から描く。夫の視点から描いた「ラブストーリーズ コナーの涙」も同時公開。監督・脚本は、本作が長編初監督のネッド・ベンソン。出演は、「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティン。第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作品。60点 -
ラブストーリーズ コナーの涙
制作年: 2013ニューヨークを舞台に一組の夫婦の別れから再生までを夫の視点から描く。妻の視点から描いた「ラブストーリーズ エリナーの愛情」も同時公開。監督・脚本は、本作が長編初監督のネッド・ベンソン。出演は、「X-MEN:フューチャー&パスト」のジェームズ・マカヴォイ。第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作品。59点 -
眠れる美女(2013)
制作年: 20122009年にイタリア全土を揺るがしたある女性の尊厳死事件をベースに「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のマルコ・ベロッキオ監督が紡ぎ出すヒューマンドラマ。妻を看取った政治家とそんな父に不信感を持つ娘、昏睡する娘の目覚めを願う元女優など3つの物語が展開される。出演は「ゴモラ」のトニ・セルヴィッロ、「愛、アムール」のイザベル・ユペール、「夜よ、こんにちは」のマヤ・サンサ、「やがて来たる者へ」のアルバ・ロルヴァケル。80点 -
ジョルジュ・バタイユ ママン
制作年: 2004美しい母と息子が陥る危うい関係を、スキャンダラスに、スリリングに描く愛の物語。20世紀最大の思想家ジュルジュ・バタイユの遺作となった『聖なる神』を映像化。監督は、前作「17fois Cecile Cassard」がカンヌ映画祭『ある視点』部門で上映されたクリストフ・オノレ。出演は「ピアニスト」「8人の女たち」のイザベル・ユペール、「ドリーマーズ」のルイ・ガレル。 -
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
制作年: 2003“スナップショットを芸術にした”と言われる20世紀を代表する写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソンが自身の生涯とその作品を語るドキュメンタリー。 -
タイム・オブ・ザ・ウルフ
制作年: 2003『隠された記憶』の奇才、ミヒャエル・ハネケ監督が手掛けた初期作品集のシリーズ第6弾。危機的な災害が起き、ヨーロッパ中が水と食料不足に陥る。ジョルジュとアンナ夫婦は、わずかな貯えを持ち、子供を守るために田舎の別荘へと向かうのだが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ 出演:イザベル・ユペール/ベアトリス・ダル -
8人の女たち
制作年: 2002殺人事件が起こった大邸宅の中で繰り広げられる女性ばかりのミュージカル。監督・脚本は「まぼろし」のフランソワ・オゾン。出演は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「彼女たちの時間」のエマニュエル・ベアール、「ピアニスト」のイザベル・ユペール、「星降る夜のリストランテ」のファニー・アルダン、「ザ・ビーチ」のヴィルジニー・ルドワイヤン、「焼け石に水」のリュディヴィーヌ・サニエ、「肉体と財産」のダニエル・ダリュー、「エリザ」のフィルミーヌ・リシャール。2002年ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)受賞。 -
ピアニスト(2001)
制作年: 2001中年女性の心の闇を描きだす異色ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「ファニーゲーム」のミヒャエル・ハネケ。原作はエルフリーデ・イェリネクの小説。出演は「キュリー夫妻」のイザベル・ユペール、「レ・ミゼラブル」のアニー・ジラルド、「王は踊る」のブノワ・マジメルほか。2001年カンヌ国際映画祭グランプリ、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞受賞。79点- 感動的な
- セクシーな
- 考えさせられる
-
甘い罠(2000)
制作年: 2000平穏に暮していたブルジョア一家が、ゆっくりと崩壊していくさまを、静謐かつ重厚に映し出すミステリー。原案はシャーロット・アームストロングの小説『見えない蜘蛛の巣』。監督は「嘘の心」のクロード・シャブロル。出演は「愛の破片」のイザベル・ユペール、「ヴァンドーム広場」のジャック・デュトロン。2011年5月21日より、東京・渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催された特集上映「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」にて上映。 -
キュリー夫妻 その愛と情熱
制作年: 1996ラジウム発見で名高い物理学者マリーとピエールのキュリー夫妻の活躍を俗物の校長との駆け引きを交えてコミカルに綴ったドラマ。ジャン=ノエル・ファンウィックの舞台のヒット作『シュッツ氏の勲章』(日本でも黒柳徹子主演で『喜劇キュリー夫人』の題名で舞台化)の映画化。監督は「ラ・ブーム」「スチューデント」のクロード・ピノトー。脚本はファンウィック、ピノトー、リシャール・デンボで、台詞はファンウィックが担当。製作はエマニュエル・シュランベルジュ。撮影は「アンナ・オズ」のピエール・ロム。音楽は「ジャガー」の名匠ウラジミール・コスマ。美術はジャン=ジャック・カシオ。編集はマリー=ジョゼフ・ヨヨット。録音はポール・レネ。出演は「沈黙の女」のイザベル・ユペール、「リディキュール」のシャルル・ベルリング、「イル・ポスティーノ」のフィリップ・ノワレほか。 -
愛の破片
制作年: 1996パリ近郊の中世の修道院を舞台に、オペラ歌手たちが愛、人生、死について語らい、そして歌う様を、美しい映像で綴った音楽ドキュメンタリー。監督はオペラ演出家としても知られる、「薔薇の王国」「マリーナ」のヴェルナー・シュレーター。製作はジャン=ピエール・バイイ、アンヌ・コヴァン、クリストフ・マイアー=ヴィール、ヴィーランド・シュルツ=カイル。原案はシュレーターと、クレール・アルビー。撮影はエルフィ・ミケシュ。音楽はエリザベット・クーパー(ピアノ伴奏・出演も)。美術・衣裳はアルベルト・バルザック。編集はユリアーネ・ロレンツ。録音はヴァスコ・ピメンテル。出演はアニタ・チェルケッティ、マルタ・メードル、リタ・ゴール、キャサリン・チーシンスキ、ローレンス・デイル、セルゲイ・ラリン、ゲイル・ギルモア、ジェニー・ドリヴァラ、トゥルデリーゼ・シュミットらオペラ歌手陣のほか、女優のキャロル・ブーケ、イザベル・ユペールがゲストで参加。96年ロカルノ国際映画祭Special Leopard賞受賞。 -
リュミエールの子供たち
制作年: 19951895年の“映画誕生”(リュミエール兄弟のシネマトグラフの発表と公開上映)の100周年を祝い、過去一世紀に作られたフランス映画の代表作のべ307本から名場面を抜粋して作られたアンソロジー。監督は「めぐり逢う朝」のアラン・コルノー、「愛を弾く女」「夕なぎ」のクロード・ソーテ、「オディールの夏」「死への逃避行」のクロード・ミレールら現代フランス映画を代表する現役のベテラン監督3人に加え、テレビ・ジャーナリストのピエール・ビヤール、『ル・モンド』紙の映画担当オリヴィエ・バロ、テレビの映画番組のディレクター、ジャン・クロード・ロメール、そしてゴーモン・シネマテークのディレクターで無声映画復元の分野でフランスの第一人者としてマルセル・レルビエの「エル・ドラドオ」、ルイ・フイヤードの「ファントマ」「吸血ギャング団」「ジュデックス」などを復元したピエール・フィリップ、映画助監督のクリストフ・バラティエの合計9名。製作は「ロシュフォールの恋人たち」「ニュー・シネマ・パラダイス」の二枚目スターでコスタ・ガブラスの「Z」以来、プロデューサーとしても活躍が目ざましいジャック・ペラン。音楽は「シェルブールの雨傘」で知られる、「プレタポルテ」を手掛けたジャズと映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン。編集はイヴ・デシャン。音声はポール・ベルトー、編集イヴ・デシャンがそれぞれ担当。世界最初の映画スターと言われるパテ社のコメディのマックス・ランデールに始まり、アルレッティ、ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、イヴ・モンタンら日本のファンにも馴染み深い大物からイレーネ・ジャコブ、ヴァネッサ・パラディらまでの古今の大スターに、ミシェル・シモン、ジャン=ルイ・バロー、ピエール・ルノワール、フランソワーズ・ロゼー、マルセル・ダリオ、ルイ・ジューヴェなどの名優たち、それに劇映画監督を世界で最初に名乗ったアリス・ギー・ブラシェに20世紀フランス映画・演劇界最大の巨人サッシャ・ギトリー、ジャン・ルノワールやフランソワ・トリュフォーなどの偉大な映画作家たちが次々と登場する賑やかさはまさに、映画100周年のお祝いにふさわしい。100年の記念とはいうものの構成は年代順ではなく、エンタテインメント志向で「歌」「ギャグ」「キス」といったコーナーや「レ・ミゼラブル」の6度にわたる映画化をまとめて見せるなどなど、テーマに沿って時代を自在に横断する編集が行われている。また「天井桟敷の人々」などの名作のアウトテイクやメイキング映像を見てくれるのは貴重。 -
沈黙の女 ロウフィールド館の惨劇
制作年: 1995コンプレックスから田舎のブルジョワ家庭を皆殺しにした女の姿を描くサスペンス。ルース・レンデルの小説『ロウフィールド館の惨劇』を「殺意」「愛の地獄」のクロード・シャブロル監督で映画化。脚本はシャブロルとカトリーヌ・エリアチェフ。製作、撮影、音楽、編集、録音は前作「愛の地獄」と同じメンバー。主演は「ジャンヌ」のサンドリーヌ・ボネールと「ボヴァリー夫人」「愛・アマチュア」のイザベル・ユペールで、揃って95年ヴェネチア国際映画祭の主演女優賞に輝き、さらにユペールは同年度のセザール賞女優賞も獲得した。共演は「愛の地獄」のジャン=ピエール・カッセル、「メランコリー」のジャクリーン・ビセット、「カップルズ」のヴィルジニ・ルドワイヤンほか。 -
愛・アマチュア
制作年: 1994元尼僧で現在ポルノ小説家の女が記憶喪失でマフィアに追われている男と様々な出来事を経て恋に落ちていくドラマ。監督・脚本・製作を兼ねているのはニューヨーク・インディーズのひとりで近年「トラスト・ミー」や「シンプルメン」などを発表して活躍しているハル・ハートリー。共同製作は「ウェディング・バンケット」などを手がけているテッド・ホープ。撮影は監督の大学時代からの友人でこれまでの作品をともに手がけてきたマイケル・スピラー。音楽はネッド・ライフルの名でハートリー自身とジェフ・テイラーが手がけている。スタッフは、ほとんどが監督自身の製作プロダクション、″トゥルー・フィクション″のメンバー。主演は、「パッション」「女の復讐」「天国の門」などのイザベル・ユペールで、彼女はハートリーの作品を見て感動し、すぐに本人に手紙を送り今回の出演が決定した。記憶喪失の男には「トラスト・ミー」以来ハートリー作品の常連であるマーティン・ドノヴァン。その他エリナ・レーヴェンソン、ダミアン・ヤングなどハートリーの映画に常に参加しているメンバー。76点 -
ボヴァリー夫人(1991)
制作年: 199119世紀を代表するフランス文学のひとつであるグスターヴ・フローベル原作の『ボヴァリー夫人』の映画化。監督・脚本は「主婦マリーがしたこと」のクロード・シャブロル、製作はイヴォン・クレン、エグゼクティヴ・プロデューサーは「さよなら子供たち」のマラン・カルミッツ、撮影はジャン・ラビエ、音楽はマチュー・シャブロル、主演のイザベル・ユペールは本作の演技により91年モスクワ国際映画祭主演女優賞を獲得している。 -
マリーナ
制作年: 1990ニュー・ジャーマン・シネマの先駆的存在であり、ダニエル・シュミット、ミッシェル・フーコー、ハンス・ユルゲン・ジーバーベルグ等に多大な影響を与えたヴェルナー・シュローターがトラウマを抱えた女性作家の生活を描く。妄想的な精神分裂的世界を描写している点では彼の「愚か者の日」に連なる作品でもある。91年のドイツ映画賞で、最優秀作品、監督、主演女優(イザベル・ユペール)、編集(ユリアーネ・ローレンツ)賞を受賞、製作はトーマス・クッチェンリッターとステファン・クッチェンリッター、インゲホルク・バッハマンの原作を基にエルフリード・ジュリネクが脚本を執筆。撮影はエルフィ・ミケシュ、音楽はジャコモ・マンゾーニが担当。出演は「愛・アマチュア」のイザベル・ユペール、「黒の過程」のマチュー・カリエール、また「ラ・パロマ」、「まわり道」のペーター・カーンほか。 -
主婦マリーがしたこと
制作年: 1989ナチ占領下の北フランス、ノルマンディを舞台に、平凡な主婦のたどる過酷な運命を描く人間ドラマ。製作はマラン・カルミッツ、監督・脚本は「ジャン・ポール・ベルモントの交換結婚」のクロード・シャブロル、共同脚本はコロ・タヴェルニエ・オヘイガン、撮影はジャン・ラビエ、音楽はマチュー・シャブロルが担当。出演はイザベル・ユペール、フランソワ・クリュゼほか。87点- 手に汗握る
- 感動的な
- かっこいい
-
窓 ベッドルームの女
制作年: 1987善意からレイプ事件の目撃者の身代わりとなった青年が、次々と予期せぬ事件に襲われ、遂には殺人犯の汚名を着せられながらも真犯人を追う姿を描く。脚本・監督を「サイレント・パートナー」の脚本家カーティス・ハンソンが担当。原作はアン・ホールデン、撮影はギルバート・テイラー、音楽はマイケル・シェリーヴとパトリック・グリーソンが担当。出演はスティーヴ・グッテンバーグ、エリザベス・マクガヴァン、イザベル・ユペールほか。 -
女ともだち(1983)
制作年: 1983子供を通して知り合った二人の女性のその後の交流を通じて時代と女性たちの生き方を描く。製作はアリエル・ゼイトゥン、監督・脚本はディアーヌ・キュリス、撮影はベルナール・リュティック、音楽はルイス・エンリケス・バカロフ、編集はジョエル・ヴァン・エフェンテールが担当。出演はミュウ・ミュウ、イザベル・ユペール、ギイ・マルシャンほか。 -
パッション(1982)
制作年: 1982映画の製作現場を背景にして、監督、製作者、ホテルの女主人、工場従業員らの交流を描く。監督・編集はジャン・リュック・ゴダール。撮影はラウール・クタール、ヴィデオはジャン・ベルナール・メヌーが担当。出演はイザベル・ユペール、ハンナ・シグラ、ミシェル・ピッコリ、イェジー・ラジヴィオヴィッチ、ラズロ・サボなど。 -
天国の門 デジタル修復完全版
制作年: 1981過剰な製作費の超過と公開後の不評、不入りのために歴史あるハリウッドの映画会社ユナイテッドアーティスツを消滅させたことで知られるマイケル・チミノ監督の問題作が、公開から30年以上の時を経てデジタル修復、216分のオリジナル完全版として復活。出演は「スター誕生」のクリス・クリストファーソン、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケン、「エレファント・マン」のジョン・ハート、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。撮影は「未知との遭遇」のヴィルモス・ジグモンド。 -
天国の門
制作年: 1981西部開拓史上にその名を残すジョンソン郡戦争をテーマに極限状況に置かれた人々の愛と友情、哀しみを描く。製作はジョアン・カレリ、監督・脚本は「ディア・ハンター」のマイケル・チミノ、撮影はビルモス・ジグモンド、音楽はデイビッド・マンスフィールド、編集はトム・ロルフ、ウィリアム・レイノルズ、リサ・フラックマン、ジェリー・グリーンバーグ・美術はタンビ・ラーセン、衣裳はアレン・ハイフィルが各々担当。出演はクリス・クリストファーソン、クリストファー・ウォーケン、ジョン・ハート、サム・ウォーターストン、ブラッド・ダリフ、イザベル・ユペール、ジョセフ・コットン、ジェフ・ブリッジスなど。 -
ふたりの女、ひとつの宿命
制作年: 1980幅広い文化圏の映画監督と協業を続けるイザベル・ユペールは、その最初期の重要な出演作として本作を挙げている。この後メーサーロシュは「日記」四部作に代表される歴史映画を手掛けていくが、その契機としても見落とすことができない意欲作。 -
勝手に逃げろ/人生
制作年: 197972年の「万事快調」以来、政治的/実験的な映画に専念していた映画作家ジャン・リュック・ゴダールが商業映画に復帰し、「パッション(1982)」「カルメンという名の女」をはじめとする80年代以降の充実したフィルモグラフィーの幕開けとなった作品。新旧の作品の連続公開で再びゴダールが注目を集めているさなか、15年目にして正式に初公開された。これ以後のゴダール作品に繰り返し現れるスイス・レマン湖畔の美しい自然を背景に、3人の男女の出会いと別れを描く。70年代のゴタール作品で追求されてきたコミュニケーション、労働、性、権力、家族制度といった主題が、スローモーションとストップモーションを多用した瑞々しく、躍動感溢れる映像でつづられている。奇妙な題名は二重の題名のモンタージュで、観客に第三の題名の創造を示唆しているという。「-1=勝手に逃げろ」「0=人生」という導入部に続く、「1=創造界」「2=不安」「3=商売」「4=音楽」の4つの章で構成されている。クレジットはcomposer=構成者となっているゴダール自身の原案を、公私に渡るパートナーであるアンヌ・マリー・ミエヴィル、ルイス・ブニュエル作品などで知られるフランスを代表する脚本家ジャン・クロード・カリエールの共同で脚色(ミエヴィルは編集も担当)。撮影は「ヌーヴェルヴァーグ」のウィリアム・ルプシャンスキーと、「ヘカテ」などダニエル・シュミット作品で知られるレナート・ベルタ。音楽は「愛人 ラマン」「ベティ・ブルー 愛と激情の日々」のガブリエル・ヤーレが担当。主演は「パッション(1982)」「愛・アマチュア」のイザベル・ユペール、「私の夜はあなたの昼より美しい」のジャック・デュトロン、「ゴダールの探偵」「夏に抱かれて」のナタリー・バイほか。 -
快楽の漸進的横滑り
制作年: 1974公衆道徳に反するともみなしうる先進的表現が物議を醸し、各国で上映禁止になったアラン・ロブ=グリエの問題作。ルームメイト殺しの容疑で逮捕された女アリス。ベッドに拘束され、心臓をハサミで突き刺された被害者の体には、聖女の殉教の絵が描かれていた。出演は、「フレンズ ポールとミシェル」のアニセ―・アルヴィナ、「男と女」のジャン=ルイ・トランティニヤン、「007/ムーンレイカー」のマイケル・ロンズデール、「エル ELLE」のイザベル・ユペール。グリエ監督作の特集上映『アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ』で劇場正式初公開。100点 -
ジェーン・バーキンinまじめに愛して
制作年: 1974“永遠のフレンチ・アイドル”ジェーン・バーキン主演によるラブコメディ。オープンカーで行き当たりばったりの旅に出た女ひとり男ふたりの仲よし3人組。ところが、大人の香りを漂わせるひとりの男の出現により、3人の関係に亀裂が走り…。【スタッフ&キャスト】監督:ロベール・ブナイヨン 出演:ジェーン・バーキン/セルジュ・ゲンズブール/リシャール・ルドウィック/イザベル・ユペール
1-60件表示/全60件