三船敏郎の関連作品 / Related Work

101-146件表示/全146件
  • ならず者(1956)

    制作年: 1956
    新進作家佐々木武観の“拓林飯場”を、「さらばラバウル」の共同脚色者の一人、木村武(1)と、「こころ妻」の中田晴久が脚色し、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人 (夫婦御円満の巻)」の青柳信雄が監督した。樵夫の生活と激情を雄大な背景のもとに描くアクションドラマ。撮影は「暗黒街」の遠藤精一が担当した。主な出演者は「妻の心」の三船敏郎、千秋実、「女房族は訴える」の岡田茉莉子、「父子鷹」の志村喬、「続へそくり社長」の太刀川洋一、「青い芽」の清川虹子、藤原釜足、それに新人の白川由美など。
  • 愛情の決算

    制作年: 1956
    『別冊文芸春秋』所載の今日出海の小説『この十年』を「見事な娘」の井手俊郎が脚色し、「黒帯三国志」に出演した佐分利信が監督、主演「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」の山田一夫が撮影を担当した。主なる出演者は前記佐分利信、「驟雨」の原節子、「暗黒街」の三船敏郎、「乱菊物語」の八千草薫、「見事な娘」の小林桂樹、「黒帯三国志」の田中春雄、「チエミの初恋チャッチャ娘」の藤間紫、文学座の南美江、賀原夏子など。
  • 暗黒街(1956)

    制作年: 1956
    「力道山物語 怒涛の男」の菊島隆三の原案を「逃げてきた花嫁」の共同脚色者の一人、若尾徳平が脚色し、「愛の歴史」の山本嘉次郎が監督、「チエミの初恋チャッチャ娘」の遠藤精一が撮影を担当した。主なる出演者は、「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」の鶴田浩二、「黒帯三国志」の三船敏郎、「彼奴を逃すな」の志村喬、「チエミの初恋チャッチャ娘」の小泉博、「逃げてきた花嫁」の青山京子、「驟雨」の根岸明美、「早春」の宮口精二など。
  • 黒帶三国志

    制作年: 1956
    雑誌「小説と読物」連載の下村明の原作を「弾痕街」の松浦健郎が山崎巌、谷口千吉と共同脚色し、同じく谷口千吉が監督、「乱菊物語」の飯村正が撮影を担当した。主なる出演者は「吉川英治作宮本武蔵より 決闘巌流島」の三船敏郎、岡田茉莉子、「美しき母」の佐分利信、「驟雨」の香川京子、「乱菊物語」の小堀明男、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人 (夫婦御円満の巻)」の久慈あさみなど。
  • 宮本武蔵 完結篇 決闘巖流島

    制作年: 1956
    吉川英治の原作を北条秀司が劇化、それを「忘れじの人」の若尾徳平と「旅路(1955)」の稲垣浩が・共同脚色し、同じく稲垣浩が監督、「初恋三人息子」の山田一夫が撮影を担当した。主なる出演者は「応仁絵巻 吉野の盗賊」の鶴田浩二、志村喬、「生きものの記録」の三船敏郎、「青い果実」の岡田茉莉子、「俺は藤吉郎」の嵯峨三智子、「三四郎」の八千草薫など。色彩はイーストマン・カラー。
    60
  • 続 天下泰平

    制作年: 1955
    スタッフ・キャスト共、大略前篇と同じであるが、シナリオは西島大と龍野敏の共同執筆に変り、キャストには幾らか新たな役が登場した。
  • 男ありて

    制作年: 1955
    脚本は「不滅の熱球」の菊島隆三が書き卸し、「君死に給うことなかれ」の丸山誠治が監督に、「浮雲」の玉井正夫が撮影にあたる。主なる出演者は「ゴジラの逆襲」の志村喬、「天下泰平」の三船敏郎、「浮雲」の岡田芙莉子、「泉へのみち」の藤木悠のほか、夏川静江、清永将天、清水元などで、試合場面には中日ドラゴンス・ダイアモンズ選手が出場している。
  • 天下泰平(1955)

    制作年: 1955
    「週刊朝日」に連載の源氏鶏太の原作から「母の初恋」の八田尚之が脚色し、「密輸船」の杉江敏男が監督した。音楽は、「トラン・ブーラン 月の光」の飯田信夫が担当した。出演者は「密輸船」の三船敏郎、久慈あさみ、「月は上りぬ」の佐野周二、笠智衆のほか、司葉子、川崎弘子、見明凡太朗、藤原釜足等である。
  • 生きものの記録

    制作年: 1955
    「生きとし生けるもの」の橋本忍、「おしゅん捕物帖 謎の尼御殿」の小国英雄、「七人の侍」監督以来の黒澤明の三人が共同で脚本を書き、黒澤明が監督、「制服の乙女たち」の中井朝一が撮影を担当した。主なる出演者は「宮本武蔵(1954)」の三船敏郎、「夫婦善哉」の三好栄子、宝塚歌劇団の東郷晴子(東宝入社第一回)、「姿なき目撃者」の志村喬、「おえんさん」の清水将夫、「朝霧(1955)」の青山京子、「やがて青空」の太刀川洋一、「獣人雪男」の根岸明美など。
    90
  • 続宮本武蔵

    制作年: 1955
    吉川英治原作『宮本武蔵』の映画化の続篇で、前作同様北条秀司が劇化し、稲垣浩と若尾徳平(月に飛ぶ雁)が共同で脚色、稲垣浩が監督する。撮影、音楽も同じく安本淳(兄さんの愛情)と団伊玖磨(渡り鳥いつ婦る)がそれぞれ担当する。出演者は前作に引き続き三船敏郎(男ありて)、八千草薫(蝶々夫人)、岡田茉莉子、水戸光子(渡り鳥いつ帰る)、尾上九朗右衛門(夕立の武士)などのほか、新たに「獄門帳」の鶴田浩二、「母の曲」の木暮実千代、「男ありて」の藤木悠、「雪の炎」の堺左千夫、「猿飛佐助」の水島道太郎などが出演する。
    60
  • 男性NO.1(1954)

    制作年: 1954
    「不滅の熱球」の菊島隆三の原案によって、「沓掛時次郎(1954)」の井手雅人が脚本を書き、「土曜日の天使」の山本嘉次郎が監督、「幽霊男」の山田一夫が撮影に当り、音楽は「億万長者(1954)」の団伊玖磨の担当。出演者は、「密輸船」の三船敏郎、「結婚期」の鶴田浩二、岡田茉莉子、「恋愛特急」の越路吹雪のほかに「この広い空のどこかに」の浦辺粂子、「幽霊男」の藤木悠、「流れ星三度笠」の徳大寺伸、清水元などである。
  • 密輸船(1954)

    制作年: 1954
    高野竜雄の原案から、「七人の侍」の小国英雄が宮田輝明と共同で脚本を書き、「水着の花嫁」の杉江敏男が監督する。撮影は「次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊」の飯村正、音楽は「君死に給うことなかれ」の早坂文雄の担当。主演者は「宮本武蔵(1954)」の三船敏郎、「此村大吉」の久慈あさみ、徳大寺伸、「うれし恥かし看板娘」の北川町子などである。
  • 宮本武蔵(1954)

    制作年: 1954
    幾度も映画化された吉川英治の小説を、劇作家北条秀司が劇化したものから、稲垣浩と「陽気な探偵」の若尾徳平が脚色し、稲垣浩が「お祭り半次郎」に次いで監督する。イーストマン・カラーの色彩映画。「七人の侍」の三船敏郎、「泥だらけの青春」の三國連太郎、「若い瞳」の八千草薫、「恋愛特急」の岡田茉莉子、「沓掛時次郎(1954)」の水戸光子、「かくて自由の鐘は鳴る」の尾上九朗右衛門をはじめ、小沢栄、加東大介、三好栄子等が出演する。
    60
  • 潮騒(1954)

    制作年: 1954
    ベストセラーになった三島由紀夫の同名の小説から、「君死に給うことなかれ」で台詞を担当した文学者の中村真一郎と「赤線基地」の谷口千吉が共同で脚色し、谷口千吉が監督に当る。撮影は「水着の花嫁」の完倉泰一、音楽は「噂の女」の黛敏郎である。出演者は新進の久保明に「よい婿どの」の青山京子の外、「七人の侍」の三船敏郎、「若き血は燃えて」の大刀川洋一、「その後のウッカリ夫人とチャッカリ夫人」の沢村貞子など。
  • 七人の侍

    制作年: 1954
    「生きる」に次ぐ黒澤明監督作品。本木莊二郎の製作になり、「生きる」のトリオ橋本忍(「花と龍 第一部」)、小国英雄(「美しき鷹」)、黒澤明(「吹けよ春風」)が協力してシナリオを書き、「プーサン」の中井朝一が撮影を担当している。音楽は「広場の孤独」の早坂文雄である。出演者は「太平洋の鷲」の三船敏郎、志村喬、「美しき鷹」の津島恵子、田崎潤「日の果て」の木村功、「求婚三人娘」の多々良純、「花と竜 第一部」「花と竜 第二部」の島崎雪子、千石規子、「秩父水滸伝」の高堂国典などのほか、俳優座の東野栄治郎、土屋嘉男など新劇人が出演している。前半107分・(休憩5分)・後半95分。後に海外向けに短縮版も黒澤監督本人により作られた。ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞、1954年度キネマ旬報ベスト・テン3位。
    88
    • 感動的な
    • かっこいい
  • 吹けよ春風(1953)

    制作年: 1953
    「港へ来た男」の田中友幸の製作。「生きる」の黒澤明と「激流(1952)」の谷口千吉の共同脚本によって、谷口千吉が監督している。撮影は「恐妻時代」の飯村正、音楽は「若い人(1952)」の芥川也寸志の担当。「港へ来た男」の三船敏郎、小泉博、藤原釜足、「七色の街」の岡田茉莉子、越路吹雪、「恐妻時代」の小林桂樹、小川虎之助、「春の囁き」の三國連太郎、青山京子、「丘は花ざかり(1952)」の山村聡、「風雲千両船」の山根寿子、「カルメン純情す」の三好栄子などが出演している。
  • ひまわり娘

    制作年: 1953
    有馬稲子の東宝入社第一回作品で、原作は源氏鶏太の『婦人生活』連載小説。これを「リンゴ園の少女」の長谷川公之が脚色し、「丘は花ざかり(1952)」の千葉泰樹が監督に当った。撮影は「次郎長売出す」の山田一夫、音楽は「やっさもっさ」の黛敏郎。前記有馬稲子をめぐって「吹けよ春風」の三船敏郎、「一等社員」の伊豆肇、「慟哭」の阿部寿美子、「親分の青春」の木匠マユリ、「四十八人目の男」の沢村契恵子、「夫婦」の井上大助、他に清水将夫、村瀬幸子、荒木道子、三津田健、杉村春子など新劇人が助演している。
  • 太平洋の鷲

    制作年: 1953
    連合艦隊司令長官山本五十六の悲劇を中心に太平洋戦争を描く戦記映画で、本木莊二郎の製作である。「加賀騒動」の橋本忍の脚本を、「続思春期」の本多猪四郎が監督している。撮影、音楽は「金さん捕物帖 謎の人形師」の山田一夫、古関裕而。なお「アナタハン」の円谷英二を中心に東宝特殊技術部が全面的に協力している。出演者は、「続丹下左膳」の大河内傳次郎、「幸福さん」の小林桂樹、伊豆肇、「ひまわり娘」の三船敏郎、「白魚」の二本柳寛等。
  • 抱擁(1953)

    制作年: 1953
    製作は「吹けよ春風」の田中友幸、八住利雄の原案によって、「激流(1952)」の西亀元貞に梅田晴夫が協力して脚本を書いている。監督は「次郎長初旅」のマキノ雅弘。撮影の飯村正及び配役中の三船敏郎、小泉博は「吹けよ春風」、山口淑子は「風雲千両船」に次ぐ作品である。
  • 西鶴一代女

    制作年: 1952
    溝口健二監督の「武蔵野夫人」に次ぐ作品で、製作はやはり児井英生。井原西鶴の『好色一代女』に取材して溝口健二が構成を練り、「武蔵野夫人」「大江戸五人男」の依田義賢が脚本を、吉井勇が監修に当たっている。撮影は「唐手三四郎」の平野好美である。出演者は、「稲妻草紙」の田中絹代、「馬喰一代(1951)」「霧笛」の三船敏郎、「結婚行進曲」の山根寿子、「風ふたたび」の浜田百合子、「ある夜の出來事」の宇野重吉のほか、清水将夫、菅井一郎、近衛敏明、市川春代、進藤英太郎、柳永二郎、加東大介などの脇役陣である。
    0
  • 霧笛(1952)

    制作年: 1952
    製作は「赤道祭」の田中友幸。昭和九年、大佛次郎が朝日新聞に連載して書いた原作小説から、「嵐の中の母」の八住利雄が脚本を書き、「死の断崖」の谷口千吉が監督に当たっている。撮影は「めし」の玉井正夫、美術は「決闘鍵屋の辻」の松山崇である。主役はハリウッドで「東は東」に出演して帰朝した山口淑子の第一回出演で、「馬喰一代(1951)」の三船敏郎が相手役につき合い、志村喬、左卜全、千石規子、上山草人などの他、海外日本文化紹介誌「プレヴィユ」の社長ポップ・ブースが出演している。
  • 戦国無頼

    制作年: 1952
    製作は「霧笛」の田中友幸。井上靖の原作で「サンデー毎日」に連載された『戰國無頼』。最近松竹で「稲妻草紙」を自分の脚本でとった稲垣浩が監督し、「決闘鍵屋の辻」の脚本を書いた黒沢明が脚本に協力している。撮影は「結婚行進曲」の飯村正。出演者の主なものは、「西鶴一代女」の三船敏郎、「本日休診」の三國連太郎、「霧笛」の山口淑子、「慶安秘帖」に出演した歌舞伎の市川段四郎、「海賊船」に出た宝塚の浅茅しのぶなどのほか、志村喬、東野英二郎、青山杉作、香川良介などである。
  • 決闘鍵屋の辻

    制作年: 1952
    製作は「女ごころ誰か知る」の本木莊二郎、脚本は「白痴」の黒澤明が書き、監督には「逢魔が辻の決闘」の森一生が当たっている。撮影は「吾子と唄わん」の山崎一雄。出演者の主なものは「馬喰一代(1951)」の三船敏郎、「武蔵野夫人」の片山明彦、「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の浜田百合子、徳大寺伸などのほか、志村喬、千秋実など。
  • 港へ来た男

    制作年: 1952
    製作は「激流(1952)」の田中友幸。雑誌ロマンスに所載された梶野悳三の原作『踊れよ怒濤』から、「続馬喰一代」の成澤昌茂と本多猪四郎が協同で脚本を書き、「南国の肌」の本多猪四郎が監督に当っている。撮影は完倉泰一が受持っている。主な出演者は、「激流(1952)」の三船敏郎、久慈あさみ、田代百合子、「生きる」の志村喬、「結婚案内」の小泉博と藤原釜足などである。
  • 激流(1952)

    制作年: 1952
    「上海の女」の田中友幸の製作。「死の断崖」の谷口千吉と「わが一高時代の犯罪」の西亀元貞が共同で脚本を書き、谷口千吉が監督に当っている。撮影は「若い人(1952)」の山田一夫。主な出演者は、「東京の恋人」の三船敏郎、「若い人(1952)」の久慈あさみと島崎雪子、その他に若山セツ子、多々良純、清水将夫、佐々木孝丸などで、「死の断崖」で紹介された片桐余四郎や新人田代百合子なども加わっている。
  • 東京の恋人

    制作年: 1952
    製作は「若い人(1952)」の藤本真澄と戦前「蒼氓」などの監督作品のある熊谷久虎との共同により、「金の卵」の井手俊郎が脚本を書き、同じく「金の卵」の千葉泰樹が監督に当たっている。撮影は「戦国無頼」の飯村正。主演者は「風ふたたび」の原節子、「戦国無頼」の三船敏郎、「やぐら太鼓」の杉葉子のほか、森繁久彌、清川虹子、河村黎吉、藤間紫、小泉博などである。
  • 戦後派お化け大会

    制作年: 1951
    石坂洋次郎原作『石中先生行状記』中の一編の映画化で藤本プロ作品製作は金子正且、脚色は「恋文裁判」の井手俊郎と「若様侍捕物帳 呪いの人形師」の井上梅次の共同、監督は「にっぽんGメン 不敵なる逆襲」の佐伯清、撮影は「盜まれた恋」の横山実の担当。主演者の主なるものは「若い娘たち(1951)」の宮田重雄と杉葉子、「袴だれ保輔」の池部良、「有頂天時代」の小林桂樹、「江の島悲歌」の相馬千恵子、「盜まれた恋」の川喜多小六、それに新人西條茂代子、ミス向う三軒の桜井良子、その他特別出演の三船敏郎などである。
  • 愛と憎しみの彼方へ

    制作年: 1951
    「銀嶺の果て」「ジャコ万と鉄(1949)」「暁の脱走」とコンビで作品の発表を続けて来た、製作者田中友幸と演出家谷口千吉とが再び組んで発表した作品で、寒川光太郎原作の「脱獄囚」より取材して、谷口千吉と黒澤明とが協同で脚色している。映画芸術協会の第一回自主作品で、東宝が配給する。配役は「羅生門」の三船敏郎、「戦火の果て」の水戸光子、「暁の脱走」の池部良、その他小沢栄、志村喬、上田吉二郎、三津田健などの脇役陣である。
  • 女ごころ誰か知る

    制作年: 1951
    製作は「青い真珠」の本木莊二郎、北条誠の原作から「炎の肌」の八住利雄が、山本嘉次郎と共同で脚色、「ホープさん」に次ぐ山本嘉次郎の監督。撮影は同じく中井朝一。出演者は「青い真珠」の池部良、「馬喰一代(1951)」の三船敏郎、「大江戸五人男」の高峰三枝子などの他に、飯田蝶子、清水将夫、関千恵子、「死の断崖」でデビューした片桐餘四郎など。
  • 馬喰一代(1951)

    制作年: 1951
    原作は中山正男。「牝犬」の成澤昌茂と木村恵吾のコンビにより脚色、「牝犬」に次ぐ木村恵吾の監督作品。撮影は「東京悲歌」の峰重義。出演者は「完結 佐々木小次郎(1951)」の三船敏郎、「源氏物語(1951)」の京マチ子、「牝犬」の志村喬、「麦秋」の菅井一郎などの他、市川春代、星光、杉狂児、光岡龍三郎、小杉義男、水原洋一などである。
  • 完結 佐々木小次郎(1951)

    制作年: 1951
    「佐々木小次郎」の第三部をなす完結篇である。製作は宮城鎭治と稲垣浩の共同。前二篇と同じく朝日新聞連載の村上元三の原作を、前回の村上元三・松浦健郎に、今回は稲垣浩に代って「こころ月の如く」の藤本弓が脚色に協力している。監督は前二篇並びに「海賊船」の稲垣浩、撮影は「青い真珠」でデヴューした飯村正である。出演者は、前篇の顔ぶれに、宮本武蔵として「戦後派お化け大会」の三船敏郎と田崎潤、森繁久彌などが新たに加わっている。
  • 海賊船(1951)

    制作年: 1951
    製作は「白痴」の本木莊二郎、脚本は「豪快三人男」の小国英雄、監督は「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の稲垣浩に同じく鈴木搏のキャメラである。出演者は、「白痴」の三船敏郎、「佐々木小次郎 (第一部)(1950)」の大谷友右衛門、それに宝塚少女歌劇団から浅茅しのぶが紅一点として出演、他に田崎潤、森繁久彌、上田吉二郎、大泉滉、英百合子などである。
  • 白痴(1951)

    制作年: 1951
    製作は、「わが家は楽し」の小出孝、ドストエフスキーの原作を、久板栄二郎と黒澤明の共同脚本で、「羅生門」につぐ黒澤明の監督作品、松竹と映画芸術教会の提携作品として企画は本木莊二郎。主演者は、「善魔」の森雅之、「悲歌」の三船敏郎、「野性」の原節子、それに志村喬、東山千栄子、久我美子、村瀬幸子、千石規子、柳永二郎などが助演。
    80
  • 悲歌(1951)

    制作年: 1951
    「真珠夫人 前篇」の本木莊二郎が製作、「いつの日君帰る」の小国英雄と「真珠夫人 前篇」の山本嘉次郎が共同で脚本を書き、同じく山本嘉次郎が演出に当たっているメロドロマで、「処女峰」の上原謙、「情熱のルムバ」の高峰三枝子が「いつの日君帰る」のコンビを再現し、「愛と憎しみの彼方へ」の三船敏郎、「深夜の非常線」の志村喬のほか、青山杉作、三原純、吉沢京子、鏑木はるな等が助演している。
  • 石中先生行状記(1950)

    制作年: 1950
    「望みなきに非ず」の製作者藤本真澄の担当で、小説新潮連載の石坂洋次郎の原作を「深夜の告白」の八木隆一郎が脚色を執筆、監督は「春の目ざめ」以来の成瀬巳喜男が久方の担当である。キャメラは「小原庄助さん」の鈴木博。医学博士、洋画家でラジオの「二十の扉」の宮田重藏が出演する他「男の涙」の渡辺篤「忘れられた子等」の堀雄二「青い山脈(1949)」の藤原釜足と同じく池部良、杉葉子らをはじめ「野良犬(1949)」の三船敏郎、「大都会の顔」の若山セツ子、「静かなる決闘」の中北千枝子が出演する外、進藤英太郎、飯田蝶子らが助演する。
  • 醜聞(スキャンダル)

    制作年: 1950
    黒澤明が初めて大船に出てとる写真。映画芸術教会の本木莊二郎(「野良犬(1949)」の企画、「花の素顔」の小出孝の製作で、「野良犬(1949)」と同じに脚本は黒澤明と菊島隆三が共同で書いた。カメラは「脱線情熱娘」の生方敏夫、「真昼の円舞曲」の浜田辰雄美術、早坂文雄の音楽で、全くの偶然の瞬間が多くの人々に誤り伝えられ、ある人間はこれを故意に曲解して飛んだ醜聞が拡がって行くというメロドラマである。
    90
  • 脱獄(1950)

    制作年: 1950
    製作は「野良犬(1949)」「続不良少女」の本木莊二郎。脚本ならびに演出は「風の子」「春の戯れ」などの山本嘉次郎で、カメラは「野良犬(1949)」の中井朝一担当。出演者は「野良犬(1949)」「石中先生行状記(1950)」の三船敏郎、「愁海棠」以来休養していて高峰三枝子、「暁の脱走」の小沢栄、「影法師」の山本礼三郎、「妻の部屋」の伊豆肇などのほか三島雅夫、進藤英太郎などである。
  • 婚約指輪

    制作年: 1950
    60
  • 羅生門(1950)

    制作年: 1950
    芥川龍之介の小説『薮の中』を黒澤明が映画化。第12回ヴェネチア映画祭のグランプリ、第24回アカデミー賞の名誉賞(外国語映画賞)を受賞した。脚本は黒澤と橋本忍、撮影は宮川一夫。出演は、三船敏郎、森雅之、京マチ子。
  • 羅生門 デジタル完全版

    制作年: 1950
    1951年ヴェネチア国際映画祭グランプリ金獅子賞、52年米アカデミー賞名誉賞(最優秀外国語映画賞)を受賞した黒沢明監督作品「羅生門」を、ハリウッド最高のデジタル技術を駆使し、映像・録音を本来の状態に蘇らせた。撮影は「雨月物語」の宮川一夫。出演は、「七人の侍」の三船敏郎、「地獄門」の京マチ子。
    80
    • 感動的な
    • 重厚感のある
    • かっこいい
  • 野良犬(1949)

    制作年: 1949
    「不良少女(1949)」「風の子」の本木莊二郎の製作で、黒澤明の原作を新人菊島隆三が脚色。演出は「静かなる決闘」の黒澤明で撮影は「青い山脈(1949)」の中井朝一の担当である。出演者はストーリーの関係で大勢を動員「酔いどれ天使」「静かなる決闘」の三船敏郎、志村喬をはじめ、俳優座の出演をはじめ、第一協団、バラ座の一部参加、井田綾子は松竹少女歌劇研究所員より抜てきされた。
    70
  • 静かなる決闘

    制作年: 1949
    企画は「花咲く家族」「運命の暦」「美しき豹」の市川久夫、菊田一夫の舞台劇「堕胎医」より「酔いどれ天使」の黒澤明と「銀嶺の果て」の谷口千吉の協同脚色、メガホンは黒澤明がとる。カメラは「運命の暦」「びっくりしゃっくり時代」の相坂操一、主演は「酔いどれ天使」の三船敏郎が東宝より出る外志村喬、千石規子、中北千枝子も東宝から出演する。三船の相手役には「母(1948)」「王将(1948)」「母紅梅」の三条美紀が出る。
    90
  • ジャコ萬と鉄(1949)

    制作年: 1949
    梶野悳三作『鰊漁場』より取材したもので、製作は「銀嶺の果て」「わが愛は山の彼方に」の田中友幸「酔いどれ天使」脚本・演出の黒澤明と「銀嶺の果て」演出の谷口千吉の協同脚本で、演出も谷口千吉が担当、カメラは瀬川順一、いずれも「銀嶺の果て」以来の顔合せである。「酔いどれ天使」につぐ三船敏郎「深夜の市長」以来の月形龍之介の主演に「面影」の浜田百合子のほか久我美子、藤原釜足らが出演する。
  • 醉いどれ天使

    制作年: 1948
    「新馬鹿時代」「春の目ざめ」の本木莊二郎の製作。「素晴らしき日曜日」の植草圭之助と「素晴らしき日曜日」「銀嶺の果て」の黒澤明との共同脚本を「素晴らしき日曜日」以来の黒澤明が演出する。カメラは「新馬鹿時代」の伊藤武夫が担当。「新馬鹿時代」の三船敏郎、志村喬、久びさの山本礼三郎、「素晴らしき日曜日」につぐ中北千枝子、「消えた死体」以来の木暮実千代らの共演に「女優(1947)」「雲は天才である」(製作中)の千石規子、「春の目ざめ」の久我美子のほか飯田蝶子、進藤英太郎、清水将夫らが助演している。異色キャストとして笠置シヅ子が登場する。
    80
  • 新馬鹿時代

    制作年: 1947
    「聟入り豪華船」「四つの恋の物語(1947)」等の小国英雄の脚本で山本嘉次郎が久し振りにメガホンをとる。キャメラは「霧の夜ばなし」「四つの恋の物語(1947)」(第三話)等の伊藤武夫が当っており、出演者はロッパとエノケンの顔合せ、他に高田稔、三益愛子、花井蘭子らが出演。
  • 銀嶺の果て

    制作年: 1947
    「わが青春に悔なし」「素晴らしき日曜日」等の演出者黒澤明の脚本、谷口千吉昇進第一回演出作品。撮影は文化映画「雪の結晶」の瀬川順一が当っている。志村喬、小杉義男、河野秋武の他、ニュー・フェイスの三船敏郎、若山セツコが出演。
101-146件表示/全146件

今日は映画何の日?

注目記事