シドニー・A・フランクリンの関連作品 / Related Work

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  • 西部の裏切者

    制作年: 1957
    親友の裏切りに対して復讐するガンマンを描く西部劇。短縮版。オリジナルは76分。フランク・フェントンの原作の映画化で、脚本はジャック・レオナードとローレンス・レスナーが共同で執筆。監督はカール・K・ヒトルマン、シドニー・A・フランクリン、撮影はハリー・ニューマンが担当。出演はスターリング・ヘイドン、テッド・デ・コルシア、リー・ヴァン・クリーフなど。
  • 悲恋の王女エリザベス

    制作年: 1953
    英国女王エリザベス一世(1533―1603)の若い日の悲恋を描くマーガレット・アーウィン作の小説を映画化した1953年作品。「三つの恋の物語」のシドニー・A・フランクリンが製作し、「血闘」のジョージ・シドニーが監督に当たった。「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグとアーサー・ウインペリスが脚色し、撮影は「三つの恋の物語」のチャールズ・ロシャー、音楽は「クオ・ヴァディス」のミクロス・ローザの担当。主演は「黒水仙」「聖衣」のジーン・シモンズ、「ゼンダ城の虜(1952)」のスチュワート・グレンジャー、「地上より永遠に」のデボラ・カー、「情炎の女サロメ」のチャールズ・ロートンで、ケイ・ウォルシュ「オリヴァ・ツイスト」、ガイ・ロルフ「黒騎士」、キャスリン・バイロン「黒水仙」、セシル・ケラウェイ「印度の放浪児」、子役レックス・トンプソン、レオ・G・キャロル「頭上の敵機」、エレイン・スチュワート「悪人と美女」、ドーン・アダムス「月蒼くして」らが助演する。
  • 三つの恋の物語

    制作年: 1953
    「哀愁」のシドニー・A・フランクリンが製作した3つのエピソードを集めたオムニバス映画で、テクニカラーの1953年作品。第1話『嫉妬深い恋人』は「奥様は顔が二つ」の製作者ゴットフリード・ラインハルトが監督にあたり、脚本は「山のロザンナ」のジョン・コリアー。主演は「五本の指」のジェームズ・メイスン、「ホフマン物語」のモイラ・シアラー、「ショウ・ボート(1951)」のアグネス・ムーアヘッド。第2話『マドマアゼル』は「可愛い配当」のヴィンセント・ミネリの監督。アーノルド・フィリップスの原作を「フォーサイト家の女」のジャン・ラスティグと「血闘」のジョージ・フローシェルが共同脚色した。主演は「巴里のアメリカ人」のレスリー・キャロン、「見知らぬ乗客」のファーリー・グレンジャー、「脱獄者の秘密」のエセル・バリモアで、「赤い風車」のザザ・ガボール、子役のリッキー・ネルソンとドナ・コーコランらが助演。第3話『均衡』は第1話と同じくゴットフリード・ラインハルトが監督しジョン・コリアーが脚色している。ラディスラス・ヴァイダとジャック・マレの原作を、第2話の脚色チーム、ジャン・ラスティグとジョージ・フローシャルが潤色した。「探偵物語」のカーク・ダグラスと「明日では遅すぎる」のピア・アンジェリが主演し、「血闘」のリチャード・アンダーソンが助演する。3篇を通じて撮影は「血闘」のチャールズ・ロシャーと「雨に唄えば」のハロルド・ロッソンの2人、音楽は「黒騎士」のミクロス・ローザの担当。
  • 仔鹿物語(1946)

    制作年: 1946
    ピュリッアー賞を得たマージョリー・キナン・ローリングスの小説を映画化したもので「キューリー夫人」のポール・オスボーンが脚色し、「愛の調べ」「町の人気者」のクラレンス・ブラウンが監督にあたった1947年作品のテクニカラー色彩映画である。主演は「王国の鍵」「パラダイン事件」のグレゴリー・ペック「失われた週末」「高原児」のジェーン・ワイマン、初出演の少年俳優クロード・ジャーマン・ジュニアで「ブーム・タウン」のチル・ウィルスス、「旋風大尉」のクレム・ピヴァンス、「心の旅路」のマーガレット・ウイチャリー、「ミニヴァー夫人」のヘンリー・テラヴァーす、「明日への戦い」のフォレスト・タッカーその他が助演している。「男は神に非ず」のチャールズ・ロシャー、レナード・スミス及びアーサー・E・アーリングが撮影を監督し、音楽は故ハーバート・ストザートが作曲した。なお色彩撮影賞、子役演技賞のオスカーを与えられた。
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  • ドーヴァーの白い崖

    制作年: 1944
    「ママの思い出」のアイリーン・ダンが主演する映画で、アリス・デュアー・ミラー作の長詩「白い断崖」に基づき、「ミニヴァー夫人」のクローディン・ウェスト及びジョージ・フローシェルがジャン・ラスティグと協力して脚本を書き「仔鹿物語」「町の人気者」のクラレンス・ブラウンが監督し「育ち行く年」のジョージ・フォルシーが撮影した1944年度作品。主役ダンを助けて「征服」のアラン・マーシャル「町の人気者」のフランク・モーガン「姉妹と水兵」のヴァン・ジョンスン「激闘」のロディ・マクドウォール「哀愁」の故C・オーブリー・スミス「ミニヴァー夫人」のディム・メイ・ホイッティ「聖処女」のグラディス・クーバー「嘘つきお嬢さん」のピーター・ローフォードが主演するほか、新人スターのエリザベス・テイラーが端役で出演している。音楽は「育ち行く年」の故ハーバート・ストサートが作曲指揮した。
  • キューリー夫人

    制作年: 1943
    ラジウムの発見者たるキューリー夫人の伝記は、夫人の娘イヴ・キューリーによって出版され、既に我国にも邦訳があるが、この映画はその伝記に基づいてポール・オスボーンとポール・H・ラモウの2人が脚色し、マーヴィン・ルローイが監督に当たったものである。主役は未紹介の「ミニヴァー夫人」「さよならチップスさん」「泥中の花」等に主演したグリア・ガースン、「ミニヴァー夫人」「泥中の花」等に主演したウオルター・ビジョンで、ラジオから映画入りをしたロバート・ウォーカーが初主演するほかアルバート・バッサーマン、C・オープリー・スミス、ヴィクター・フランサン等のヴェテラン及び、最近M・G・M映画で、名子役として売出しているマーガレット・オブライエンが出演する。珍らしいことには「さよならチップスさん」「失はれた地平線」等の著者たるジェームズ・ヒルトンが映画中で説明をする。カメラは老練ジョセフ・ルッテンバーグ。
  • 心の旅路

    制作年: 1942
    「失はれた地平線」「チップス先生さようなら」のジェームズ・ヒルトン作の小説の映画化で主役は「キューリー夫人」のグリア・ガースンと「消え行く灯」のロナルド・コールマンが勤める。「大地」のクローディン・ウェストが、ジョージ・フローシェル、「紅はこべ」のアーサー・ウインベリスと協力して脚本を書き「キューリー夫人」と同じくマーヴィン・ルロイ監督、シドニー・A・フランクリン製作、ジョゼフ・ルッテンバーグ撮影による。助演は新人フィリップ・ドーン及びスーザン・トラヴァース、レジナルド・オーウェン、ライス・オコナーその他で、ピータース以外は全員英国俳優のキャストである。
    90
  • ミニヴァー夫人

    制作年: 1941
    「我等の生涯の最良の年」のウィリアム・ワイラーが、大戦に従軍する前に監督した映画で、1942年度アカデミー受賞作品である。ジャン・ストルーザーのスケッチを素材として、「心の旅路」の共同脚色者ジョージ・フローシェル、アーサー・ウインペリス、クローディン・ウェストと「心の旅路」の作者ジェームズ・ヒルトンの4人が脚本を書いた。撮影は「心の旅路」「ガス燈」のジョゼフ・ルッテンバーグが監督した。主演は「パーキントン夫人」「キューリー夫人」と同じくグリア・ガースンとウォルター・ピジョンで「我等の生涯の最良の年」「疑惑の影」のテレサ・ライト、「永遠の処女」のディム・メイ・ホイッティ、「心の旅路」のレジナルド・オーウェン、「聖メリーの鐘」のヘンリー・トラヴァース、「ボストン物語」のリチャード・ネイ、「十字軍」のヘンリー・ウィルコクスン、「小麦は縁」のライス・ウィリアム等が助演している。なおこの映画に関するアカデミー賞は、作品賞のほか、監督賞、脚色賞、撮影賞、主演女優賞、助演女優賞(テレサ・ライト)で、プロデューサーのシドニー・A・フランクリンはアーヴィング・サルヴァーグ記念賞を与えられた。
    70
  • 哀愁(1940)

    制作年: 1940
    「響け凱歌」で共演した「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーと「椿姫(1937)」のロバート・テイラーが顔を合せての主演映画で1940年作品。ロバート・E・シャーウッド作の舞台劇『ウォータールー橋』の2度目の映画化(1度目は「ウォタルウ橋」'31)で「征服」のS・N・ベールマン、「キューリー夫人」のハンス・ラモー及び「心の旅路」のジョージ・フローシェルが協力脚色し「心の旅路」「キューリー夫人」のマーヴィン・ルロイが監督した。撮影は「ガス燈」「心の旅路」のジョゼフ・ルッテンバーグが指揮し、音楽は「育ち行く年」のハーバート・ストサートが作曲している。「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「勝鬨」のヴァージニア・フィールド、「征服」のマリア・オースペンスカヤ、「キューリー夫人」のC・オーブリー・スミス等が共演。
    90
  • 大地(1937)

    制作年: 1937
    パール・バックの出世作の小説を映画化したもので、「科学者の道」「黒地獄」のポール・ムニと「逢瀬いま一度」「巨星ジーグフェルド」のルイゼ・ライナーとが主演する。脚色は、オウエン及びドナルド・デーヴィスの舞台劇を参酌して「ロミオとジュリエット」のタルボット・ジェニングス、「白い蘭」のクローディン・ウェスト及びテス・スレシンガーが協力して当たり、「ダアク・エンゼル(1935)」「白い蘭」のシドニー・A・フランクリンが監督に任じ、「裏町」「巨星ジーグフェルド」のカール・フロイントが撮影した。助演者は「結婚クーデター」のウォルター・コノリー、「沙漠の花園」のテイリー・ロッシュ、「我は海の子」のチャーリー・グレイプウィン、「夕陽特急」のジェシー・ラルフ等で、中国人俳優多数も出演している。
    90
  • ダアク・エンゼル(1935)

    制作年: 1935
    無声時代に一度映画化された事のあるガイ・ボルトン作の戯曲を今度はトーキー化するもので「噫無情」「白い蘭」のフレドリック・マーチと「シュヴァリエの巴里っ子」のマール・オベロンと、それから「台風」「お人好しの仙女」のハーバート・マーシャルとの3人が共演し、「白い蘭」「夫婦戦線」のシドニー・A・フランクリンが監督に当たった。脚色はリリアン・ヘルマンとモードント・シャープの2人。助演者は「曲芸団」のジャネット・ビーチャー、「春の夜明け」のジョン・ハリデイ、ヘンリエッタ・クロスマン、クロード・アリスター、それから「クリスチナ女王」の子役コーラ・スー・コリンズ等である。撮影は「結婚の夜」「結婚十分前」のグレッグ・トーランドの担当。
  • 白い蘭

    制作年: 1934
    「永遠に微笑む」と同じくノーマ・シアラーがフレドリック・マーチと共に主演する映画で、ルドルフ・ベジア作の戯曲に基づき「永遠に微笑む」「ウィーンの狂乱」のシドニー・A・フランクリンが監督したもの。脚色も右の映画と同じくエルネスト・ヴァイダとくろーでぃん・ウェストが共同し、更に「虹の都へ」のドナルド・オグデン・チュアートが協力している。撮影は「クリスチナ女王」「かたみの傑作」のウィリアム・ダニエルスの担当。主役2人を助けて「白い肉体」「暴君ネロ(1932)」のチャールズ・ロートンを筆頭に、「ターザンの復讐」のモリーン・オサリヴァン、「砲煙と薔薇」のキャサリン・アレクサンダー、「透明人間」のユーナ・オコナー、「明日の太陽」のマリオン・クレイトン、舞台俳優たりしアイアン・ウルフ、「永遠に微笑む」のラルフ・フォーブス等が出演。
  • ウィーンの再会

    制作年: 1933
    「夜間飛行」「晩餐八時」のジョン・バリモアが主演する映画で、ロバート・シャーウッド作舞台劇を「永遠に微笑む」「近衛兵」と同じくエルネスト・ヴァイダとクローディン・ウェストが共同脚色し、同じくシドニー・A・フランクリンが監督し、「暁の暴風」「胡蝶となるまで」のジョージ・フォルシーが撮影した。相手役は「大帝国行進曲」「男子戦わざるべからず」のダイアナ・ウイニャードと「鏡の前の接吻」「爆弾の頬紅」のフランク・モーガンが勤め、「舗道の雨」のヘンリー・トラヴァース、「一日だけの淑女」のメイ・ロブソン、「真夜中の処女」のユーナ・マークル等が助演している。
  • カンターの闘牛師

    制作年: 1932
    「フーピイ」「パーミイ・デイス」と同じくエディ・キャンターが主演するミュージカル・コメディー映画で、「フーピイ」のウィリアム・アンソニー・マクガイアがバート・カルマー、ハリー・ルビーと共同して書き下ろした脚本により「恋愛即興詩」「極楽島満員」のレオ・マッケリーが監督し、「パーミイ・デイス」「フーピイ」のグレッグ・トーランドが撮影した。唄は前記カルマーとルビイが作詞作曲し、舞踏振付は「四十二番街」「パーミイ・デイス」のバスビー・バークレーが担当した。相手役は「進めオリンピック」「闇に踊る(1932)」のリダ・ロバーティで、「マデロンの悲劇」のロバート・ヤング、「女探偵長」のルース・ホール、「強力犯」のノア・ビアリー、「二秒間」のJ・キャロル・ナイシュ、「街の野獣(1932)」のジョン・ミルジャン、「武装ラグビー」のスタンレー・フィールズ等が助演するほか、スペインで、一流の闘牛師となった米国人シドニー・A・フランクリンが特別出演している。
  • 永遠に微笑む

    制作年: 1932
    「自由の魂」「夫婦戦線」と同じくノーマ・シアラー主演映画でジェーン・カウル とジェーン・マーフィン合作の舞台劇の映画化。監督には「夫婦戦線」「忘れじの面影(1930)」のシドニー・A・フランクリンが当たり撮影は「上海特急」「暗黒街の顔役(1932)」のリー・ガームスの担当。助演者は「暴君ネロ(1932)」のフレドリック・マーチ、「自由の魂」のレスリー・ハワードを始め「女性に捧ぐ」のO・P・ヘギー、「地下の雷鳴」のラルフ・フォーブス、「悪魔の富籤」のベリル・マーサー等で、脚色は「今宵ひととき」のエルネスト・ヴァイダと「夫婦戦線」のクローディン・ウェストが受持っている。
  • 近衛兵

    制作年: 1931
    ニューヨークシアター・ギルドを背負って立つアルフレッド・ラント及びリン・フォンテンがその当たり狂言たるフェレンク・モルナール作の「近衛兵」のトーキー化に主演するもの。脚色には「永遠に微笑む」「私の殺した男」のエルネスト・ヴァイダが当たり、「夫婦戦線」「永遠に微笑む」のクローディン・ウェストが撮影台本を作製し、上2映画と同じくシドニー・A・フランクリンが監督し、「街の野獣(1932)」「キートンの決闘狂」のノーバート・ブロディンが撮影に当たった。助演者は「君とひととき」「その夜」のローランド・ヤング、「裏町」「突貫赤ん坊」のザス・ピッツ、モード・エバーン、ハーマン・ビングの面々である。
  • 夫婦戦線

    制作年: 1931
    「仮染の唇」「陽気なママさん」のノーマ・シアラーが主演する映画で、ノエル・カワード作の有名な同名の舞台劇を「忘れじの面影(1930)」「黎明の剣士」のハンス・クレーリーが「暗黒街に踊る」「恋愛指南番」のリチャード・スカイヤーと共同して映画脚色し、「忘れじの面影(1930)」「黎明の剣士」と同じくシドニー・A・フランクリンが監督し「銀界の伊達者」のレイ・ビンガーが撮影したもの。シアラー嬢を助けて「燃ゆる海原」「仮染の唇」のロバート・モンゴメリー、「浮気合戦」「恋愛指南番」のレジナルド・デニー、「鉄窓の女」「陽炎の春」のユーナ・マーケル、「街の野獣(1932)」「愛に叛く者」のジーン・ハーショルトが出演している。
  • 黎明の剣士

    制作年: 1930
    「異教徒」「大飛行艦隊」と同じくラモン・ノヴァロが主演する映画で、「野生の蘭」「クオリティ街」のシドニー・A・フランクリンが監督したコステューム・プレイである。原作はユージーン・スクライブ、アーネスト・レグーヴ両氏合作の舞台劇に基づいて「ハレルヤ」「大飛行艦隊」のリチャード・スカイヤー氏が脚色し、「野性の蘭」「山の王者」のハンス・クレーリーが台本を作った。撮影は「俺は曲芸師」「知られぬ人」のメリット・B・ガースタッドの担任。助演者は「異教徒」「黒旋風」のドロシー・ジョーダン、「ハリウッド盛衰記」「スピードウェイ」のジョン・ミルジャン、新進のマリオン・ハリスである。
  • 忘れじの面影(1930)

    制作年: 1930
    ニューヨークメトロポリタン・オペラ劇場のソプラノ歌手として知られているグレース・ムーアが初主演の映画。「肉体の呼ぶ声」のドロシー・ファーナムが書き下ろしたストーリーを基に「黎明の剣士」のハンス・クレ-リーとクローディン・ウェストが協力して脚本にまとめ上げ「黎明の剣士」「野生の蘭」のシドニー・A・フランクリンが監督し、「曳かれゆく男」「トレスパサー」のジョージ・バーンズがクランクしたもので助演者は「マダム・サタン」「キートンの恋愛指南番」のレジナルド・デニー、「ビッグ・ハウス」のウォーレス・ビアリー、ガス・シャイ、ジョビナ・ハウランド、ジョージ・F・マリオン等々である。
  • 野生の蘭

    制作年: 1929
    「肉体の悪魔」「イバニエズの激流」のグレタ・ガルボ嬢の主演映画で、ジョン・コールトン氏の原作を「我等の海」「スカラムーシュ」のウィリス・ゴールドベック氏が改作し「思い出」「山の王者」のハンス・クレーリー氏と「英雄時代」「キートンのカメラマン」のリチャード・スカイヤー氏とが台本を執筆し、「クォリティ街」「粋な殿様」のシドニー・A・フランクリン氏が監督し、「世界に告ぐ」「肉体と悪魔」のウィリアムス・ダニエルス氏が撮影した。助演者は「情熱の砂漠」「踊子気質」のルイス・ストーン氏と「ソレルとその子」のニルス・アスター氏である。
  • 運命(1928)

    制作年: 1928
    「獄中日記」「感激の泉」に次ぐリチャード・バーセルメス氏主演映画で、「感激の泉」「熱血拳闘手」と同じくアルフレッド・サンテル氏が監督したもの。原作はファニー・ハースト女史の筆になり、ジェラルド・C・ダフィー氏が改作脚色した。助演者は「獄中日記」のリナ・バスケット嬢と「サンライズ」「アメリカ美人」のマーガレット・リヴィングストン嬢を始め、ボディル・ロージング嬢、ワーナー・オーランド氏等である。
  • クオリティ街

    制作年: 1927
    「我が懐かしの紐育」「憧れの国」等と同じくマリオン・デイヴィース嬢主演の映画で、「男性と女性」「センチメンタル・トミー」等の原作者として映画にも馴染みの深いジェームズ・マシュウ・バリー卿の戯曲を映画化したものである。監督者は「憧れの国」と同じくシドニー・A・フランクリン氏で、ハンス・クレーリー氏とアルバート・リューイン氏とが脚色の任に当った。デヴィス嬢の対手役は「ブリキ帽」出演のコンラッド・ネーゲル氏で、そのほか「情炎の美姫」のヘレン・ジェローム・エディー嬢、フローラ・フィンチ嬢、等も出演している。
  • 憧れの国

    制作年: 1926
    ジョージ・バー・マッカンチョン氏の小説の映画化で、アグネス・クリスティン・ジョンストン女史が脚色し、タルマッジ姉妹の映画を長らく監督していたシドニー・A・フランクリン氏が監督したものである。主役は「武士道華かなりし頃」「我が懐かしの紐育」「オランダ姫」等主演のマリオン・デイヴィース嬢で、「あれ」「明眸罪あり」のアントニオ・モレノ氏が相手役を演ずるほか、「猫とカナリア」のクレイトン・ヘール氏、「最後の警告」のロイ・ダルシー氏、「ローンウルフ」のポーレット・デュヴァル嬢、「四人の息子(1928)」のアルバート・グラン氏、等が助演として出演する。
  • 粋な殿様

    制作年: 1926
    マックス・ブロディー、フランツ・マルトス合作の匂牙利舞台劇「シビル」を基としてハンス・クレーリーがコンスタンス・タルマッジのために書き下ろした台本により「亭主教育」「桃色の夜は更けて」等と同じくシドニー・A・フランクリンが監督しコンスタンス・テルマッジが主演した喜劇で、相手役は渡米後「バット」に出演したイタリア俳優チュリオ・カルミナチが勤め、エドワード・マーティンデル、チェスター・コンクリン、ローズ・ディオン、ローレンス・グラント等が重要な役を演じている。
  • 恋の手ほどき(1925)

    制作年: 1925
    久々でジョン・エマースン氏アニタ・ルース女史合作の台本になるコンスタンス・タルマッジ嬢作品で「桃色の夜は更けて」「ダルシー」等と同じくシドニー・A・フランクリン氏が監督した。「桃色の夜は更けて」「ダルシー」「金魚娘」等主演のコンスタンス・タルマッジ嬢が主役で相手役は「国境の狼」「殺人ラジオ」等出演のアントニオ・モレノ氏が演じ、ジョニー・ハロン氏、ウォーレス・マクドナルド氏、アルフ・グールディング氏、エミリー・フィッツローイ嬢が助演する愉快な喜劇である。
  • 滑稽ホリウッド

    制作年: 1924
    モンタギュー・グラス氏とジュールス・エッカート・グッドマン氏原作になる舞台劇「娯楽の前に商売励め」“Business Before Pleasure”に基づきフランセス・マリオン女史が脚色したもので「襤褄を飾って」「小公子」等と同じくアルフレッド・E・グリーン氏の監督したもの。主役は「シーバの女王」主演のベティー・ブライス嬢で、舞台で人気のあったジョージ・シドニー氏がポターシュに扮して御目見得し、この映画の前編たる「ポターシュとパールムッター」に出演したアレクサンダー・カー氏が同じくパールムッターに扮している。
  • 桃色の夜は更けて

    制作年: 1924
    ルビッチュ氏と共に渡米したドイツの名脚色家ハンス・クレーリー氏「ロジタ(1923)」「禁断の楽園」等に続いた脚本で、監督は「結婚とは」「恋に国境なし」等と同じくシドニー・A・フランクリン氏である。主役は「恋に国境なし」「愛人の許へ」当出演のコンスタンス・タルマッジ嬢、対手は「ホワイト・シスター(1923)」で認められたロナルド・コールマン氏で、例によっての桃色映画である。
  • 漂泊の踊子

    制作年: 1923
    「舞姫悲し」「舞踏王国」等と同じくロバート・Z・レナード氏監督、メイ・マレイ嬢主演のメトロ映画で、原作及脚色はセイダ・コウアン女史とハワード・ヒギン氏の合作になつたもの。マレイ嬢の対手は「虚栄の市(1923)」等出演のアール・フォックス氏、「離鰹」等出演のフリーマン・ウッド氏「恋に生きる者」等出演のエルモ・リンカーン氏で、マレイ嬢は珍らしく姉妹二人を演じている。
  • ロッキーの薔薇

    制作年: 1923
    ウィラード・マックとデイヴィッド・ベラスコとが合作になる舞台劇「虎薔薇」に基づきエドモンド・グールディングが物語に書きJ・G・ホークスが脚色し、「恋に国境なし」「久遠の微笑」等を監督したシドニー・A・フランクリンが監督の任に当たった。主役はこの劇の舞台上演常時のスターで、ベラスコ劇団の花形なるルノアー・ウルリックで、対手役は「武士道華かなりし頃」出演のフォレスト・スタンレーである。ビックフォード映画の撮影者として有名なチャールズ・ロシャーが撮影を担当している。
  • 鉄拳娘

    制作年: 1922
    「月光の夢」の作者パーシヴァル・ワイルドの原作をウォーレス・クリフトンが脚色し、メトロにいてバァイオラ・ダナの映画などを監督していたダラス・M・フィッツジェラルドがユ社入社後第1回作品として監督したもの。主役は「灯台は燦く」が最近紹介されたグラディス・ウォルトンである。相手は「天空の女」の時と同じくジャック・ペリンである。そのほか「慓悍な若者」に出たウォルター・ペリーとカーメン・フィリップスらが相手役に出演する。
  • 久遠の微笑

    制作年: 1922
    アレン・ラングドン・マーティン原作の舞台劇をジェームズ・アシュモア・クリールマンとシドニー・A・フランクリンとが脚色し、「結婚とは」「無宿の侠漢」等と同じくフランクリンが監督した。主役は「不滅の情火」で名声を挙げたノーマ・タルマッジで、対手は「影に怖えて」等出演のハリソン・フォードと、「鉄拳の治る国」等出演のウィンダム・スタンディングとである。堂々たる大作品、美しいロマンスとして期待すべきものである。
  • 太古の恋人

    制作年: 1922
    アメリカ有名の劇作家エドガー・セルウィン原作の舞台劇「離婚した女」'The Divo cee'を、「ユーモレスク(1920)」「冬の蜘蛛」等を脚色したフランセス・マリオンが脚色し、「結婚とは」等と同じくシドニー・A・フランクリンが監督した人情喜劇で、「舞台劇に憧れて」「娘も年頃」等と同じくコンスタンス・タルマッジと、ケネス・ハーランが共演し、その他に「亭主の好きな」でコンスタンスの対手をしたハリソン・フォードも出演する。
  • 恋に国境なし

    制作年: 1922
    ウィリアム・ハリス作の有名な舞台劇を、ジョン・B・ハイマーとサミュエル・シップマンが物語に書いたものを、「涙の町」「浮気女房」等を脚色したフランセス・マリオンが脚色し、「浮気女房」「久遠の微笑」等と同じくシドニー・A・フランクリンが監督したもの。コンスタンス・タルマッジが中国娘に扮し、対手役はエドモンド・バーンズで、「呪いの家」「運命の指環」以来悪役の第一人者であったワーナー・オーランドが得意の中国人に扮して悪役振りを発揮する。
  • 生に勝つ力

    制作年: 1921
    「吹雪の野辺に」「久遠の微笑」「結婚とは」と同様ファースト・ナショナル社シドニー・A・フランクリン監督作品である。アンドリュー・ソーター原作の小説より映画化したもので、「拳銃の刻印」出演のナオミ・チルダース、「悪魔の合鍵」「ロビン・フッド(1922)」出演のサム・ド・グラッス主演である。
  • 三銃士(1921・アメリカ)

    制作年: 1921
    仏文豪アレクサンドル・デュマ氏の世界的に有名な小説をエドワード・ノブロック氏が脚色し、「奇傑ゾロ」と同じくフレッド・ニブロ氏が監督した映画で、ダグラス・フェアバンクス氏が1921年9月完成した大作品である。対手としてはメアリー・マクラレン嬢が皇后に、マーゲリート・ドラモット嬢がコンスタンスに、その他レオン・バリー氏、トーマス・ホールディング氏等も出演する。ニュース誌は『ダグラス劇として最も大仕掛けな、最も細かい注意の払われた中で最も活劇の多い、大傑作である。映画劇の中で人に好かれる要素を完全に備えた作品とはかかる映画をいうのであろう』と提灯を持っている。
  • 鄙の我家

    制作年: 1920
    「扉の後」「水を潜って」などを監督したアーヴィン・V・ウィラットが独立後第1回の作品で、氏自ら脚色、監督をしている。原作はF・N・ウェストコット原作の「ダブニー・トッド」Dabney Toddである。主役はジェームズ・バーロウズ、エドワード・ハーンおよびリートリス・ジョーイである。ニウ・イングランドの平和な村落を背景とし、貧困と失望と戦って高き理想に進もうとする青年、娘のため飲酒の悪弊を改めようと務める老人、幼い時から友達であった美しい娘に清い恋を捧げる若者などを描き、滑稽と涙とを交々誘って、静かな気分の中に人の心を捕らえていくという。
  • 月光の人

    制作年: 1919
  • 眠れる獅子

    制作年: 1919
    モンロー・ソールズベリー氏のユ社に於ける遺作の1つで、1921年やっとその輸入を見た。氏はイタリア人の性格描写に巧みな手腕を振っている。パット・ムーア君の子役と、リー・ミッチェル嬢の相手役とが良い演技を示す。監督は「長者海賊」以来久し振りのルパート・ジュリアン氏であるから悪かろう筈も無い。モンロー党の期待すべき映画である。
  • 不良少女(1919)

    制作年: 1919
  • 見習いの妻

    制作年: 1919
    シドニー・A・フランクリン氏監督のセレクト映画で、「高原に咲く花」と同じくノーマ・タルマッジ嬢とトーマス・ミーアン氏の共演である。其他「ウーマン」「空中のローマンス」出演のフローレンス・ビリングス嬢や、「謎の手袋」「愛のモデル」「操り人形」等出演のアレック・B・フランシス氏も出演して居る。喜劇的分子の加味された人情劇でタルマッジ嬢の性格描写が明確に見られる。
  • 禁断の都

    制作年: 1918
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今日は映画何の日?

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