ジャン・コクトーの関連作品 / Related Work

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  • ヒューマン・ボイス

    制作年: 2020
    ジャン・コクトーの戯曲『人間の声』を「ボルベール 帰郷」のペドロ・アルモドバルが翻案し、初の全編英語で映画化した短編。女は元恋人がスーツケースを取りに来るのを待っている。彼女は3日間待ち続け、1度だけの外出で斧と缶入りガソリンを買ってくる。出演は、「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」のティルダ・スウィントン。
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  • アニエスの浜辺

    制作年: 2008
    「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。
  • ジャン・コクトー 知られざる男の自画像

    制作年: 1983
    1963年に没したフランスの芸術家ジャン・コクトーの人生と仕事についてを、本人の残した言葉を基にコラージュしたドキュメント形式の作品。製作はクロード・ショーヴァ、監督・脚本はアルゼンチン生まれのエドガルド・コザリンスキー、原案はキャロル・ウェスウェレル、撮影はジャン・ルイ・レオン、編集はジョルジュ・クロッツ、カトリーヌ・デプラッツ、録音はエルヴィル・レルネールが担当。登場する人物はコクトーの他にエリック・サティ、レイモン・ラディゲ、ココ・シャネルなど。
  • クレーヴの奥方(1961)

    制作年: 1961
    16世紀のフランスの宮廷社会を背景に、そこで生きる人々の繊細な恋愛心理を描く。製作はロベール・ドルフマン、監督は「寄宿舎」のジャン・ドラノワ、ド・ラファイエット夫人の原作を基に「オルフェの遺言 -私に何故と問い給うな-」のジャン・コクトーが脚色、撮影は「ベルリン・天使の詩」のアンリ・アルカン、音楽はジョルジュ・オーリックが担当。出演はジャン・マレー、マリナ・ヴラディ、ジャン・フランソワ・ポロンほか。
  • オルフェの遺言 私に何故と問い給うな

    制作年: 1960
    詩人ジャン・コクトーが四九年の「オルフェ」に引続き脚本を書き監督した映画で、自から主演している。撮影はローラン・ポントワゾー、音楽はジョルジュ・オーリックが担当。出演者は、コクトーをはじめとして前作「オルフェ」に出演したコクトーの養子エドゥアール・デルミ、マリア・カザレス、フランソワ・ペリエのほかジャン・マレー、ユル・ブリンナー、パブロ・ピカソ夫妻など多彩な顔ぶれである。
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  • グレヴァン蝋美術館

    制作年: 1958
    ジャン・コクトーの映画監督デビュー作であると同時にアヴァンギャルド映画の代表作。1994年6月17日より開催された「映像で蘇るジャン・コクトーの世界」にて上映。2012年1月10日から公開の「ジャン・コクトーの世界」にて、下高井戸シネマでイベント上映。
  • 冷淡な美男子

    制作年: 1957
    赤い壁のホテルの一室で自分から心が離れてしまった男とそれを哀しみを持って見つめる女を描く短編。ジャック・ドゥミ監督の初のドラマ作品。元はジャン・コクトーがエディット・ピアフのために書き下ろした戯曲。1994年6月17日より開催された「映像で蘇るジャン・コクトーの世界」にて上映。
  • マルセル・マルソオのパントマイム

    制作年: 1954
    無言劇俳優として著名なマルセル・マルソーが独得の演技を見せる沈黙の芸術、無言劇のイーストマン・カラー総天然色映画である。監督はポール・パヴィオ、撮影はギスラン・クロケ、音楽はエドガー・ビショフ、創案と出演はマルセル・マルソー、それにジャン・コクトーが序文を書いている。
  • サント・ソスピール荘

    制作年: 1952
    ジャン・コクトーの映画監督デビュー作であると同時にアヴァンギャルド映画の代表作。1994年6月17日より開催された「映像で蘇るジャン・コクトーの世界」にて上映。2012年1月10日から公開の「ジャン・コクトーの世界」にて、下高井戸シネマでイベント上映。
  • オルフェ(1950)

    制作年: 1950
    ギリシャ神話のオルフォイス伝説から「恐るべき親達」のジャン・コクトーがシナリオを創造(コクトーには戯曲『オルフェ』もある)、自ら監督に当った一九五〇年度ヴェニス映画祭監督賞受賞作品。撮影は「密告(1943)」のニコラ・エイエ、音楽は「恐るべき親達」のジョルジュ・オーリックで装置はジャン・ドーボンヌ。最初装置を担当する予定で物故したクリスチアン・ベラアルに作品はデディケイトされている。主演は「恐るべき親達」のジャン・マレー「パルムの僧院」のマリア・カザレス「悪魔が夜来る」のマリー・デア「バラ色の人生」のフランソワ・ペリエ。以下、エドゥアール・デルミ、ロジェ・ブラン、アンリ・クレミエ、ジュリエット・グレコらが助演する。2022年12月30日から開催される【没後 60 年 ジャン・コクトー映画祭】にて上映。
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  • 恐るべき子供たち(1949)

    制作年: 1949
    詩人ジャン・コクトーの代表作を、「海の沈黙」でデビューして既成のフランス映画界に衝撃をあたえたジャン・ピエール・メルヴィルが映画化しヌーヴェル・ヴァーグの先駆的役割を果たした作品。製作・監督はジャン・ピエール・メルヴィル、原作・台詞はジャン・コクトー、脚色はメルヴィルとコクトー、撮影はアンリ・ドカエ、音楽監修はポール・ボノー、編集はモニーク・ボノーが各々担当。出演はニコール・ステファーヌ、エドゥアール・デルミ、ルネ・コジマ、ジャック・ベルナール、メルヴィル・マルタン、マリア・シリアキュス、ジャン・マリ・ロバンほかで、ナレーションはコクトー自身が担当している。
  • アモーレ

    制作年: 1948
    ふたつのむくわれぬ愛のかたちを、アンナ・マニャー二がほとんど一人芝居で演じ切る。製作・監督はロベルト・ロッセリーニ、第一話「人間の声」はジャン・コクトーの戯曲を基にロッセリーニが脚本を、撮影はロベール・ジュイヤールが、第二話「奇蹟」はフェデリコ・フェリーニが自らの原案を基にトゥリオ・ピネリと共同で脚本を、撮影はアルド・トンティがそれぞれ担当し、音楽は両篇ともレンツォ・ロッセリーニ。
  • 恐るべき親達

    制作年: 1948
    「美女と野獣」「双頭の鷲」と同じくジャン・コクトーが自ら脚本を執筆し、監督に当ったもので、コクトー作の戯曲の映画化である。美術監督のクリスチャン・ベラール、音楽作曲のジョルジュ・オーリックも前記二映画と同じ担当者で、撮影監督だけが「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のミシェル・ケルベである。出演俳優は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジャン・マレー、「美女と野獣」のジョゼット・デイ、「悲恋」のイヴォンヌ・ド・ブレ、「偽れる装い」「旅路の果て」のガブリエル・ドルジア、「狂恋」のマルセル・アンドレの五名でこのうちマレエ・ドルズィア、アンドレは舞台初演のオリジナル・キャスト。
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  • ルイ・ブラス

    制作年: 1947
    「暁に帰る」「背信」のダニエル・ダリューと「悲恋」「美女と野獣」のジャン・マレーが主演する映画で、ヴィクトル・ユーゴーの戯曲の映画化である。脚本と台詞は「悲恋」「美女と野獣」のジャン・コクトーが書き、「山師ボオトラン」「南方飛行」のピエール・ビヨンが監督し、「あらし(1939)」のミシェル・ケルベが撮影を指揮し、「悲恋」のジョルジュ・ヴァケヴィッチが装置、エスコフィエが衣裳を担当した。音楽は「美女と野獣」「悲恋」のジョルジュ・オーリックが作曲している。ダリュウとマレエを助けて、マルセル・エラン、「夢みる晴衣」のガブリエル・ドルジア、「悲恋」のアレグザンドル・リニョオ、ジョヴァンニ・グラッソ、ポール・アミオ、ジル・ケアン等が出演している。
  • 双頭の鷲

    制作年: 1947
    「美女と野獣」と同じくジャン・コクートが脚本を書きおろし、自ら監督した一九四七年作品。撮影は「旅路の果て」「血の仮面」のクリスチァン・マトラが監督、音楽は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジョルジュ・オーリックが作曲、美術監督は「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のクリスチャン・ベラール、装置担当も同様ジョルジュ・ヴァケヴィッチである。主演は「しのび泣き」「フロウ氏の犯罪」のエドウィジュ・フィエールと「美女と野獣」「ルイ・ブラス」のジャン・マレーが、コクトオ原作の舞台劇と同じく顔を会わせる。助演は練達のジャン・ドビュクール及びジャック・ヴァレンヌ、舞台にも映画にも活躍しているシルヴィア・モンフォール「ルイ・ブラス」のジル・ケアン、エドワード・スターリング、アブダラー等である。
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  • 美女と野獣(1946)

    制作年: 1946
    詩人ジャン・コクトーが脚本・監督を担当した十八世紀のおとぎ話の映画化。巻頭タイトルにコクトーの自筆で「世界は今あらゆるものを破壊し去ろうと熱中しているが、おとぎばなしが天国へ寝そべったまま連れて行ってくれたあの少年時代の信頼感と素直さとを取りもどしたい」という意味のことを述べている。美術をクリスチャン・ベラアル、作曲をジョルジュ・オーリックが担当。その他一流のスタッフの一丸となって創り出した交響詩的なニュアンスは旧来の映画にはなかった香気を充満させている。主演はコクトーに見出されたジャン・マレー。なおこの映画は1946年フランス映画コンクールの授賞作品で巴里ラ・マドレエヌ劇場で三ヶ月の長期興行に成功している。2022年12月30日から開催される【没後 60 年 ジャン・コクトー映画祭】にて上映。
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  • 悲恋

    制作年: 1944
    トリスタンとイゾルデ伝説を現代化した映画で、「美女と野獣」と同じくジャン・コクトーが脚本と台詞を創作し、新進のジャン・ドラノワが監督した一九四四年度アンドレ・ポールヴェ作品である。主演は「美女と野獣」のジャン・マレーと新人マドレーヌ・ソローニュ及び「装へる夜」のジャン・ミュラーで「どん底」のジュニー・アストル「黄色の部屋」のローラン・トゥータン、侏儒のピエラル、映画初出演のイヴォンヌ・ド・ブレ、「白き処女地」のアレクサンダー・リニョオ、ジャーヌ・マルカン、ジャン・ディードが共演している。撮影は老練ロジェ・ユベール、装置はジョルジュ・ヴァケヴィッチの担当で、音楽は「美女と野獣」のジョルジュ・オーリックが書いている。
  • ブローニュの森の貴婦人たち

    制作年: 1944
    哲学者、ドニ・ディドロの原作を、詩人、ジャン・コクトーが台詞を担当し、ロベール・ブレッソン監督が映画化。恋人・ジャンを試すために別れを告げたエレーヌだが、期待と裏腹に別れを承諾されてしまう。裏切られたと感じたエレーヌは復讐を画策する。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:ロベール・ブレッソン 原作:ドニ・ディドロ 台詞:ジャン・コクトー 撮影:フィリップ・アゴスティーニ 出演:ポール・ベルナール/マリア・カザレス/エリナ・ラブルデット/リュシエンヌ・ボゲール。2022年12月30日から開催される【没後 60 年 ジャン・コクトー映画祭】にて上映。
  • 詩人の血

    制作年: 1930
    ジャン・コクトーの映画監督デビュー作であると同時にアヴァンギャルド映画の代表作。1994年6月17日より開催された「映像で蘇るジャン・コクトーの世界」にて上映。2012年1月10日から公開の「ジャン・コクトーの世界」にて、下高井戸シネマでイベント上映。2022年12月30日から開催される【没後 60 年 ジャン・コクトー映画祭】にて上映。
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