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ヘルマン・ハラーの関連作品 / Related Work
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アルプスの少女ハイジ(1953)
制作年: 1953スイス生れの作家ヨハンナ・スピリ女史が、一八八一年に少年少女のために書いた原作『ハイジ』を、イタリアの「パンと恋と夢」のルイジ・コメンチーニ監督が映画化したスイス映画。リヒャルト・シュヴァイツァとウイルヘルム・M・トライヒリンガーの脚色で、撮影監督はエミール・ベルナ。音楽ロバート・ブラン。美しいスイス・アルプス連峰がキャメラにおさめられている。女主人公の少女ハイジを演ずるのは、スイスの無名の少女エルスベート・ジグムント、他にトマス・クラメス、ハインリヒ・グレトラー、エルジー・アテンホファー、マルグリット・ライナー、イザ・ギュンター、アニタ・メイ等が出演する。製作は記録映画製作者出のラザール・ベクスラー。日本封切は日本語版で、松島トモ子と劇団四季が声の出演をしている。 -
山河遥かなり
制作年: 1949スイス、チューリッヒのプレゼンス・フィルムがMGMに提供した1947年作品で、製作は「ジープの4人」のラザール・ベクスラー。事実に基づいてリヒアルト・シュヴァイツァ(ジープの4人)とダフィット・ヴェヒスラァが脚本を書き下ろし(48年アカデミー賞)、「地上より永遠に」のフレッド・ジンネマンが監督した。撮影のエミル・ベルナ、作曲のロバート・ブランは「ジープの4人」と同じスタフ。出演者は「地上より永遠に」のモンゴメリー・クリフト、舞台出のアリーン・マクマホン、「北の狼」のウェンデル・コーリー、メトロポリタン・オペラのスタア、ヤルミラ・ノヴォトナ、この映画のために発見されたチェコの少年イファン・ヤンドル(48年・アカデミー特別賞)、メァリイ・パットンらである。 -
別れの曲
制作年: 1934楽聖フレデリック・ショパンの伝記に取材して「春のパレード」を脚色したハンガリーの劇作家エルンスト・マリシュカが脚色し、「モナ・リザの失踪」「春のパレード」のゲザ・フォン・ボルヴァリーが監督に当った映画である。撮影は「ワルツの夢」「少年探偵団」のウェルナー・ブランデスが担当し、台詞は「吼えろ!ヴォルガ」のジャック・ナタンソンが書き、ルネ・クレールの助監督として「最後の億万長者」「パリ祭」に協力したアルベール・ヴァランタンが総指揮に任じた。なおショパンの音楽を編曲に当ったのは伯林国立歌劇場の指揮者アロイス・メリハルである。ショパンには「姿なき殺人」出演の新進ジャン・セルヴェが扮し、助演者はいずれも舞台と映画とに出演している人々、ジャニーヌ・クリスパン、ダニエル・ルクルトワ、リュシエンヌ・ルマルシャン、マルセル・ヴァレ等の腕利きを始め「にんじん」のカトリーヌ・フォントネー、古くから知られているエルナ・モレナ、その他の面々である。