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片渕須直の関連作品 / Related Work
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に
制作年: 20192016年に公開され、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第一位を受賞した「この世界の片隅に」に約30分の新規シーンを追加した別バージョン。主人公すずとリンとの交流、妹すみを案じて過ごすなかで迎える昭和20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加された。新しい登場人物や、これまでの登場人物の別の側面なども描かれ、すずたちの心の奥底で揺れ動く複雑な想いを映し出す。前作に引き続き、主人公すずをのんが演じるほか、すずの夫・周作を細谷佳正、周作の姪・晴美を稲葉菜月、周作の姉・径子を尾身美詞、すずの旧友・哲を小野大輔、すずの妹・すみを潘めぐみ、すずと仲良くなる女性リンを岩井七世といったボイスキャストも続投。監督・脚本は、前作で第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞を受賞した片渕須直。 -
<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事
制作年: 2019数々の賞を受賞しロングランヒットを記録したアニメ映画「この世界の片隅に」の監督・片渕須直に迫ったドキュメンタリー。各地での舞台挨拶、ファンとの交流、長尺版「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の制作やリサーチを重ねる日々をカメラが追う。監督は、スペシャルドラマ『ネコ死んじゃった! ~ペットロスからの脱出~』を手がけた山田礼於。「人生劇場」の中井貴惠が語りを担当。「この世界の片隅に」「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の音楽を担当したコトリンゴが、テーマ曲『かんとくさん』を書き下ろした。 -
この世界の片隅に
制作年: 2016第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた同名漫画を原作にしたアニメーション。昭和19年、18歳のすずは軍港のある広島・呉に嫁入りした。戦況が悪化し大切なものが奪われていくが、彼女は前を向き日々の暮らしを愛おしみながら生きていく。「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督が、太平洋戦争中~戦後の広島を舞台に、すずの日常を鮮やかに描き出す。すずの声は「ホットロード」の女優のんが担当。クラウドファンディングサイトで資金調達を行い、3千人を超えるサポーターからの記録的な支援が集まった。2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第一位、日本映画監督賞受賞。88点 -
マイマイ新子と千年の魔法
制作年: 2009昭和30年代の山口県防府市を舞台に、想像力豊かな子供たちが自然のなかで成長していく姿を描くアニメーション。原作は、高樹のぶ子の自伝的小説『マイマイ新子』。声の出演は、「ヘブンズ・ドア」の福田麻由子、「赤んぼ少女」の水沢奈子。監督は、「アリーテ姫」の片渕須直。第62回ロカルノ国際映画祭正式出品作品。2009年11月14日と15日、山口県限定先行上映。70点