20世紀フォックス賞
「あきらめない気持ち」
大分県大分市立西の台小学校4年生
内田早紀
私は、「私でよかった!」と思える人生にしたいと、この作品を観終わって思いました。
私はスヌーピーが大好きで、この映画を観ました。その時は、スヌーピーみたいな犬が飼いたいなと思いました。でも、それだけではない、いろんなメッセージが気になり、夏休みにDVDでもう一度観ました。
私は今、ピアノの発表会に向けて、頑張っています。「メヌエット・ト長調」という難しい曲に挑戦しています。最初に先生から楽譜をもらった時、見たこともない記号がたくさんあり、「どうしよう…」と思いました。先生が曲を弾いて聞かせてくれると、聞いたことのあるステキな曲で、「私も弾いてみたい!」と思いました。練習が始まり、弾いてみると、全く弾けません。先生が丁寧におしえてくれるけど、なかなかできませんでした。くやしくて涙が出ました。チャーリーブラウンが思ったように「世界中がぼくに意地悪しているみたいだ」と思ってしまうくらい、いやな気持ちになることもありました。
週に1回のレッスンで先生に習い、後は家に帰って自分で練習します。右手→左手→両手と順に少しずつ、あきらめずに毎日練習しました。とにかく毎日少しでも弾けるようになりたいと言う気持ちでがんばりました。チャーリーブラウンのたこ上げのように「あきらめない」気持ちでした。
そして、発表会の3週間前、ついに1曲通して弾けるようになりました。とてもうれしくて、今度はうれし涙が出ました。先生もお母さんもとてもほめてくれました。あきらめずに頑張ってよかったと思いました。
いよいよ来週がはっぴょう会です。この映画に出てきた「大事なのは続ける勇気だからね」を思い出し、最後まであきらめずに練習を続け、最高の演奏をしたいです。
そして、やっぱりスヌーピーみたいな犬が飼いたいです。スヌーピー待ってるよ。