ジョニー・デップ × フォレスト・ウィテカー「L.A.コールドケース」、冒頭映像と宇多丸らのコメント到着

ジョニー・デップ × フォレスト・ウィテカー「L.A.コールドケース」、冒頭映像と宇多丸らのコメント到着

90年代アメリカのヒップホップ・シーンの2大カリスマ、2PACとノトーリアス・B.I.G.(ビギー)が暗殺された未解決事件を題材に、ジョニー・デップとフォレスト・ウィテカーの共演で描くクライムサスペンス「L.A.コールドケース」が、8月5日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほかで全国公開。冒頭映像と著名人コメントが到着した。

 

 

冒頭映像は、ノトーリアス・B.I.G.暗殺事件から9日後に起きた1つの事件から始まる。加害者は麻薬取締担当の覆面捜査官フランク・ライガで、被害者のケヴィン・ゲインズもロサンゼルス市警の警官だった。サザンロック・バンド、ブラックフットの曲をかけながら信号待ちをしているライガの車の隣に、スヌープ・ドッグの “Murder Was The Case” を大音量で流すゲインズの車が停まり、2人は口論に。そして、警官同士とは知らずに起きたいざこざは、カーチェイスを経て殺人事件に至るが、被害者のゲインズには秘密があった。彼は警官であると同時にギャング・グループ〈ブラッズ〉のメンバーだったのだ──。

映画本編では、ロサンゼルス市警とギャングとヒップホップ・レコード会社の関係性や、そこに巣食う闇の正体が次第に明かされていく。映像の終わりに、ジョニー・デップ演じるラッセル・プール刑事のナレーションが流れる。「この二つの事件のせいで、俺は全てを失う。その日、あの街角で迷宮への最初の扉が開いたのだ」。プール刑事が辿り着いた “真実” とは……?

 

   

 

著名人コメントは以下(五十音順・敬称略)。

四半世紀、ヒップホップ・ファンを悩ませた「未解決事件」の答えがここにある。20世紀最高のラッパー2人の殺害事件の裏に、これほどの巨悪があったとは。いまの世相にも通じる、真実を追う側と隠蔽する権力の闘いがスリリングだ。
──池城美菜子(音楽ライター/翻訳)

「“ビギー”ではなく“クリストファー”か“ウォレス氏”と呼べ、それが礼儀だ」……つまりこれは、口当たりのよい“伝説“などではなく、一人の青年の死が権力の腐敗によってうやむやにされたという、見過ごされてはならない社会不正の問題なのだ。そこを一歩も譲らない姿勢に、本作の高潔さがある。
──宇多丸(RHYMESTER)

2Pacについての映画はある。ビギーについての映画もある。
でも、あの銃撃事件の真相に迫った映画は本作が初めてだ。
真実を追い続ける元刑事を演じるのはジョニー・デップ。
面白くないわけがない。
──宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)

これは、単なる犯罪捜査映画とは訳が違う。腐敗した体制の中でも正義を貫けば、例えそれが思い描く結末とならなくとも伝説として語り継がれる。プール刑事が生涯を賭けて追求した事件解決を阻む者の正体を知れば、数々の英雄の謎の死をも理解出来るだろう。
──Shama Station(HIP HOP YouTuber)

僕のような90年代ヒップホップにどっぷりだった世代なら誰もが衝撃を受けたビギー殺害事件。それを追い続けた刑事の物語はLA市警の腐敗に挑む極上のクライムサスペンスでもある。いやはやD・マック、不敵すぎる!
──ダースレイダー(ラッパー)

「ゲっ! 嘘だろっ」本作を見て度肝を抜かれた。ビギーと2パックの音楽に夢中だっただけに、作中で描かれる闇の深さに背筋が凍った。「チャイナタウン」や「L.A.コンフィデンシャル」など、ロスの暗い暗い炎を描いた新たな傑作だ。今年の個人的ナンバー1!
──深町秋生(ミステリ作家)

ザ・ノトーリアス・B.I.G.と2パックの暗殺事件は神話化されがちですが、派手で煌びやかなヒップホップ・シーンを襲った未曾有の未解決事件の裏側に、LA市警という大きな組織と闘いつつ真実を追い求めていた人物がいたことを知りました。なぜ権力によって事実が隠されようとしてしまうのか。入り組んだ事実が、いつか全て詳らかにされる日を願います。
──渡辺志保(音楽ライター)

 

© 2018 Good Films Enterprises, LLC.
配給:キノフィルムズ

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