【あの頃のロマンポルノ】藤田敏八監督の「もっとしなやかに もっとしたたかに」

2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。今回は、「キネマ旬報」1979年6月下旬号より、斎藤正治氏による、『藤田敏八監督の「もっとしなやかに もっとしたたかに」』の記事を転載いたします。

“今だから観たい!” コロナ禍の日本を真正面から描いた愛と希望の物語「茜色に焼かれる」

新型コロナウイルスの登場は、私たちの生活を一変させたが、映画業界にとってもその衝撃は大きかった。経済的な問題だけでなく、作り手に与えたと思われる精神的な影響も想像に難くない。そして、コロナ禍でなければ誕生しなかったであろう一本が石井裕也監督作「茜色に焼かれる」だ。

日本でも原爆開発の事実があった。柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が「太陽の子」に込めた思い。

被爆国の日本が、戦争で原子爆弾を初めて使う側になっていたかもしれなかった……。そんな太平洋戦争末期の日本の原爆開発の史実を基に、その研究に没頭する若き科学者、彼の弟の軍人、兄弟の幼馴染女性の3人を中心に、時代に翻弄された若者たちの等身大の姿を描いた青春群像「太陽の子」。そのDVD&ブルーレイが1月7日にリリースされる。

映画脚本の登竜門!第47回城戸賞発表

 1974年12月1日、「映画の日」に制定された城戸賞が今年、47回目を迎えた。映画製作者として永年にわたり日本映画界の興隆に寄与し、数多くの映画芸術家、技術家等の育成に努めた故・城戸四郎氏の「これからの日本映画の振興には、脚本の受けもつ責任が極めて大きい」との持論に基づき、新しい人材を発掘し、その創作活動を奨励することを目的とした本賞。これまでも「のぼうの城」(11)、「超高速!参勤交代」(14 […]

第47回城戸賞準入賞作品シナリオ「グレー」全掲載

1974年12月1日「映画の日」に制定され、第47回目を迎えた優れた映画脚本を表彰する城戸(きど)賞。本年度は、対象337作品から準入賞に「グレー」と「寄生虫と残り3分の恋」の2作品が選ばれました。 ダンスとピアノ。トランスジェンダーとパニック障害。二つの出会いが生む物語を描いた「グレー」のシナリオ全文を掲載いたします。 もう一つの準入賞作品「寄生虫と残り3分の恋」の全文はこちらから、お読み頂けま […]

第47回城戸賞準入賞作品シナリオ「寄生虫と残り3分の恋」全掲載

1974年12月1日「映画の日」に制定され、第47回目を迎えた優れた映画脚本を表彰する城戸(きど)賞。本年度は、対象337作品から準入賞に「グレー」と「寄生虫と残り3分の恋」の2作品が選ばれました。 自己欺瞞・モラトリアムなどから覚醒する三人三様の姿をLGBTを絡ませて描いた「寄生虫と残り3分の恋」。そのシナリオ全文を掲載いたします。 もう一つの準入賞作品「グレー」の全文はこちらから、お読み頂けま […]

【第22回】「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」

日活ロマンポルノ50年×キネマ旬報100周年特別連載企画『みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショーin日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こし』今回の特集は「女教師」!

「一度は閉館も考えた」豊岡劇場の挑戦。地方映画館の起死回生に向けた秘策とは

コロナ禍で入場客の激減に悩む地方の映画館が、起死回生の秘策に打って出た。兵庫県豊岡市に2つのスクリーンを有する豊岡劇場は、2021年11月からオンラインによる「ミニシアター映画配信サービス」をスタート。全国の映画ファンに向けて、同館独自のセレクトで作品を届けるという試みを始めた。急速に市場を広げている映画配信事業は、映画館の存立を脅かす存在ではなかったのか。新たな挑戦に臨む豊岡劇場の思いとは――。

タブー視されがちな障がい者の性にも踏み込んだ作品「37セカンズ」

新型コロナウイルスの感染拡大によって、劇場公開が見送られたり、公開したものの思うように観客動員できずに沈んでしまった映画は少なくない。2020年2月に劇場公開が始まった「37セカンズ」もコロナ禍の影響を受けたものの、強い生命力を宿していた。口コミで話題が広まり、ネットフリックスによる世界配信もあり、広く愛される作品へと育った。(現在Blu-ray&DVDリリース中)

【あの頃のロマンポルノ】プロフェッショナル 藤田敏八

 2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。  今回は、「キネマ旬報」1975年9月上旬号より、寺脇研氏による「プロフェッショナル藤田敏八」の記事を転載いたします。 […]

【第21回】「みうらじゅんのグレイト余生映画ショー in 日活ロマンポルノ」

日活ロマンポルノ50年×キネマ旬報100周年特別連載企画『みうらじゅんがロマンポルノ作品を毎回テーマごとに紹介する番組「グレイト余生映画ショーin日活ロマンポルノ」の過去の貴重なアーカイブから、公式書き起こし』今回の特集は「野外」!

クォン・サンウ主演!高卒弁護士と会社をクビになった記者が弱者のために奔走する

クォン・サンウが熱血弁護士に扮するリーガルドラマ「熱血弁護士 パク・テヨン ~飛べ、小川の竜~」のDVDが12月3日よりリリースされる。今年45歳と思えない若々しいクォン・サンウが、弱者のために涙を流し、正義を追求する姿がスカッとしつつも感動する作品だ。

関ジャニ∞・横山裕初主演ドラマ! 天才子役とほんわかアパート暮らし

冬の寒い日には、温かい飲み物と一緒に心温まるハートフル・コメディが観たくなる。どこにでもありそうな小さなアパート「アパートの清水」で、一人暮らしをするワケありの5歳児・コタローと、グータラ生活を送る売れない漫画家・狩野のおかしくも優しい毎日を描いたドラマ『コタローは1人暮らし』のDVD&ブルーレイが12月3日にリリースされる

ブータンの僻地で暮らす人々の姿を通して“本当の豊かさ”とは何かを問う「ブータン 山の教室」

“世界でいちばん幸せな国”といわれるブータンに実在する秘境を舞台にした映画「ブータン 山の教室」のDVD&ブルーレイが、12月3日(金)にリリースされる。ミニシアター公開ながらその評判は口コミとして瞬く間に拡がり、全国の映画ファンを魅了した感動作だ。

生きにくい世の中を生きる子どもたちへ 「アーヤと魔女」に込めたメッセージ

宮﨑駿が企画、宮崎吾朗が監督をそれぞれ務めた、スタジオジブリの約5年ぶりとなる劇場公開作品「アーヤの魔女」のDVDとブルーレイが12月1日にリリースされる。「ハウルの動く城」の原作者でもあるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童書が原作の本作は、初のフル3DCG作品であることやこれまでのジブリ作品にはいなかったヒロイン像など、スタジオジブリにとって初の試みが満載の新鮮な作品となっている。

日活ロマンポルノ50周年記念「艶笑夜噺 古今東西」イベントレポート

11/ 27(土)と11/ 28(日)の2夜にわたり日活主催のイベント、日活ロマンポルノ50周年記念の演芸会「艶笑夜噺 古今東西」が数々のクラシック映画の上映で知られる池袋の名画座、新文芸坐で開催された。 本公演は1971/11/20に日活ロマンポルノを銘打った作品が公開されてからの50周年を記念して始動している、【ロマンポルノ50周年記念プロジェクト】の一環として、ロマンポルノにまつわる演芸会を […]

実は異なるエンディングも存在した!? 菅田将暉×Fukase「キャラクター」の秘話

どんな作品でも登場人物のキャラクター、その個性が大事なのは当然だが、漫画は特にキャラクターの魅力が重用だと言われる。そんな魅力的なキャラクターを書けずに悩んでいた売れない漫画家が、実際の殺人現場とその犯人を目撃したことで、リアリティのある魅力的な悪役キャラクターを描けるようになるも、禁断の領域に踏み込んで恐怖の連鎖に巻き込まれていくというオリジナル脚本のサスペンス映画「キャラクター」のDVD&ブルーレイが、11月24日にリリースされる。

【ロマンポルノ50周年】50周年作品の3作品の製作が発表!

日活ロマンポルノが初めて公開されてから丁度50周を迎えた本日11月20日、日活が新たなロマンポルノ作品を製作することを発表した。監督として、日活出身の金子修介(『デスノート』、平成『ガメラ』3部作))、フェイク・ドキュメンタリーの名手である白石晃士(『貞子vs伽椰子』)、そして先の東京国際映画祭で観客賞・スペシャルメンションを受賞した松居大悟(『ちょっと思い出しただけ』『くれなずめ』)と、世界がその才能に熱い視線を向ける3名に決定!

【あの頃のロマンポルノ】神代辰巳監督の「悶絶!!どんでん返し」

2021年に、日活ロマンポルノは生誕50年の節目の年をむかえました。それを記念して、「キネマ旬報」に過去掲載された記事の中から、ロマンポルノの魅力を様々な角度から掘り下げていく特別企画「あの頃のロマンポルノ」。キネマ旬報WEBとロマンポルノ公式サイトにて同時連載していきます。今回は、「キネマ旬報」1977年3月下旬号より斎藤正治氏による、今月の問題作批評『悶絶!!どんでん返し』を転載いたします。

中川大志&石井杏奈主演 若者たちの姿をパワフルに描いた青春映画「砕け散るところを見せてあげる」

竹宮ゆゆこの同名小説を中川大志&石井杏奈の主演、SABU監督のメガホンで実写映画化した衝撃の愛の物語「砕け散るところを見せてあげる」のBluray&DVDが11月10日にリリースされる(デジタルは配信中)。 タイトルのインパクトに引かれて、なにが砕け散る様を見せてくれるのだろうか? と観始めたのだが、普遍的な青春映画の煌めきに魅せられてしまった。

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