「君の名前で僕を呼んで」の主演ティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督の再タッグにより、人喰い男女の純愛と逃避行を描き、第79回ヴェネチア国際映画祭で監督賞と新人俳優賞(テイラー・ラッセル)に輝いた「ボーンズ アンド オール」が2月17日(金)より全国公開。テイラー・ラッセルが演じたヒロインのマレンに迫る特別映像が到着した。
本能のままに同級生に噛みついてしまったマレン。「もう助けられない。お前のせいじゃない。生まれつきだ」と父に見放された彼女は、孤独な旅に出る。
演じるテイラーは「こんな脚本は読んだことがなかった」と言い、「マレンはとてもユニーク。彼女は人と繋がりたいけど、うまくいかない」と、社会のアウトサイダーであることを指摘する。
初めてアメリカで撮影したルカ・グァダニーノ監督は、「マレンは18歳くらいの女性だ。10代真っ只中だけど、失ったものに対して強い気持ちがある」と分析。
やがて自身と同じ宿命の青年リー(ティモシー・シャラメ)と出会ったマレンは、共に旅する中で「俺を悪い人だと思わない?」と問われ、「ただ、あなたを愛している 」と吐露する。
ティモシーは「テイラーとの共演はとても楽しかった。彼女はとてもオープンで、撮影では新しいことに挑戦していた」とテイラーを称賛。監督も彼女が「マレン役にぴったりだった」と太鼓判を押す。謎の“人喰い”サリーを演じたマーク・ライランスも「リアルな演技ができる俳優だ。 カメラを通して、彼女の考えていることがわかる 」と褒めている。
最後にテイラーは、マレン役の境地を明かす。「本能に従って演技をすると、不思議な境地にたどり着くことが多い。何かに逆らった演技ではないので、良いことだと思う。人生の不思議さにただ身を委ねている感じだった」
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