伝統芸能である獅子舞の演武に挑む少年たちを描いた中国発CGアニメーション映画「雄獅少年/ライオン少年」が、5月26日(金)より全国公開。予告映像とポスターが到着し、花江夏樹や桜田ひよりら日本語吹替キャストが発表された。
両親が出稼ぎしている貧しい少年チュンは、ある日、華麗な獅子舞バトルで屈強な男を倒した同じ名前の少女チュンから、獅子頭を譲り受けた。チュンはお調子者のマオと食いしん坊のワン公を誘い、獅子舞バトル競技大会出場を決意。元獅子舞選手で飲んだくれのチアンに無理やり弟子入りする。そしてチアンの妻アジェンに励まされながら、3人は猛特訓を続けるが、大会目前でチュンの父が大けがをして帰郷した。家族のため、大都市に出稼ぎに行くチュン。過酷な労働が続き、仲間との夢を諦めそうになった彼の前に、再びあの少女が現れた──。
1世紀ごろ後漢時代の中国大陸が発祥とされ、現在では中国国家級無形文化遺産にも指定されている伝統芸能・獅子舞をモチーフに、獅子舞の演武に挑む少年たちを描いた本作は中国で大ヒット、日本では2022年の〈電影祭〉で「雄獅少年 少年とそらに舞う獅子」として日本語字幕版が上映された。今回は吹替版も上映され、ボイスキャストは主人公チュンに花江夏樹、同じ名前の少女チュンに女優の桜田ひより、師匠のチアンに山寺宏一、その妻アジェンに甲斐田裕子、チュンと共に獅子舞に挑戦するマオに山口勝平、ワン公に落合福嗣が決まった。躍動するアニメーションと熱い夢追いドラマに期待したい。
〈コメント〉
花江夏樹/主人公 チュン役
獅子舞というテーマが新鮮でした。僕のイメージしていた獅子舞よりも動きが派手で華やかでとても見ごたえのある映像になっています。みんなの獅子舞にかける熱い想いに心打たれる作品です。
桜田ひより/ヒロイン チュン役
色彩が豊かで、獅子舞の色によっても表情や伝わる雰囲気が違う。映像の奥の深さを感じました。また、主人公たちの成長も見どころです。
山寺宏一/チアン役
映像がすごい。ハリウッドに負けないクオリティ。少年たちが師匠チアンによって成長していく様や過程は強く印象に残っています。
甲斐田裕子/アジェン役
アジェンは、少年たちと出会い、夢を取り戻していく夫(チアン)を影で支える気丈な妻。頼もしい彼女の活躍にご注目ください。
山口勝平/マオ役
頼りないが、逆境を乗り越え、主人公チュンを一番近くで支えるマオに、僕自身胸が熱くなったキャラクターです。この作品を見れば勇気をもらえること間違いなしです。
落合福嗣/ワン公役
ワン公は気弱で食いしん坊、そして仲間思いのキャラクター。チュンやマオと一緒に夢を追うワン公にご注目ください。美しい音楽と大迫力の獅子舞シーンは必見です!
「雄獅少年/ライオン少年」
監督:孫海鵬(ソン・ハイポン) エグゼクティブ・プロデューサー:張苗(チャン・ミャオ)
原題:雄獅少年 英題:I Am What I Am
日本語吹替版声優:花江夏樹、桜田ひより、山口勝平、落合福嗣、山寺宏一、甲斐田裕子
提供:北京精彩、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment、ギャガ
配給:ギャガ、泰閣映畫、面白映画、Open Culture Entertainment
2021年/中国語音声/日本語字幕
©BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD ©TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.
公式HP:https://gaga.ne.jp/lionshonen/ 公式Twitter:https://twitter.com/lionshonen