さかなクンの半生記「さかなのこ」、柳楽優弥や夏帆ら6名の追加キャスト発表
さかなクンの半生を、のん主演×沖田修一監督で描く「さかなのこ」が、2022年夏にTOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。追加キャストとして柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥が発表された。
発表されたのは、のん演じる主人公ミー坊の脇を固める面々だ。“狂犬”の異名を持つ強面の不良ながら、いつもミー坊を気にかける心優しい幼馴染み・ヒヨ役に柳楽優弥。幼馴染みのミー坊とひょんなことから再会し、同じ屋根の下で暮らし始めるシングルマザー・モモコ役に夏帆。ある出来事からミー坊と絆を深めるツッパリ頭の総長役に磯村勇斗。ミー坊と出会ってお魚の魅力に目覚める不良“カミソリ籾”こと籾山(もみやま)役に岡山天音。お魚に夢中で周りの子とちょっと違うミー坊を心配する父・ジロウ役に三宅弘城。そして、ミー坊を心配するよりも信じて応援し続ける母・ミチコ役に井川遥。
豪華キャストの競演に期待が膨らむ。
【コメント】
柳楽優弥
数年前から釣りにハマっていることもあり、さかなクンに興味があってYouTubeなども拝見していたので、今回お話をいただきとても嬉しかったです。
僕が演じたヒヨは「狂犬」と恐れられる不良ですが、幼なじみのミー坊を思いやる優しさがあって、憎めない、なんかいい奴です。
のんさんと沖田監督とは、前からご一緒してみたかったのですが、穏やかな時間が流れているような居心地のよい現場でした。
今回共演させて頂き改めて、のんさん最高だな、と思いました。
夏帆
のんさん演じるミー坊の幼なじみであるモモコを演じさせていただきました。
のんさんとの共演は、フシギだけどとても心地が良くて、ミー坊の真っ直ぐな瞳に、心が洗われる日々でした。
ひたすら純粋に魚を愛するミー坊と、そんなミー坊をたいせつに見守っている家族や友人たちが、ちょっぴり可笑しくて愛おしい映画だと思います。
ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。
磯村勇斗
最初に台本を読んだ時、しばらく心がホワホワと優しい気持ちになりました。さかなクンの自伝が原作のこの物語は、何かを猛烈に好きになり夢中で追いかけたくなったら、例えまわりと違っても突き進んでいい、それが個性なんだ、と教えてくれている気がしました。
また沖田監督が描く登場人物たちは、ミー坊をはじめみんな微笑ましく、沢山愛情を感じる作品になっていると思います。本作に総長という役で参加させて頂き、とても楽しい時間を過ごしました。
岡山天音
沖田組は現場にも映画にも温かい空気が漂っていて、やはり特別な心地良さがありました。衣装合わせからクランクアップまで、なんだかずっとニヤニヤしていた気がします。
完成品を観て、のんさん演じるミー坊から素敵なことを教えてもらいました。自分も参加している作品の試写で、こんなにもピュアに楽しめた事も稀な体験です。
ミー坊が魚を「好き」と思う気持ちが、皆さまの心にどう届くのか。公開を心待ちにしております。
三宅弘城
もうね、キュートなんです。台本からもキュートさは伝わってきましたが、
沖田監督によってさらにキュートな映像になりました。
もう出て来る人出て来る人みんな愛すべきキュートな人たちなんです。
かと思ってニコニコ観ていると、なんでもないように聞こえるセリフにハッとしたり。
継続することや信じることの大切さを改めて教えてくれました。
でもそれが押し付けがましくなく観られるのは、
のんさんのひょうひょうとした唯一無二のキュートさからくるものだと思います。
ごめんなさい、キュートキュートうるさくて。
でも本当にキュートで勇気が出るんです。
世代問わず色んな人に観ていただきたい映画です。
井川遥
台本を読んで真っ直ぐでキラキラしたミー坊に早く会いたいと思いました。のんさんが演じるなんてこれ以上のキャスティングは無いと期待の気持ちでいっぱいでした。
1番の理解者である母親を演じるのはミー坊を見つめ続けることだと思いました。
さかなクンと私自身は同世代。
昭和の風情が懐かしく、タイムスリップしたような気持ちにも。現場では沖田監督の嬉しそうな顔を毎日見られたのも印象深いです。
のんさんの煌めきが溢れていて、純粋な気持ちが幸せを齎せてくれる素敵な映画です。
©2022「さかなのこ」製作委員会