“最悪”な本音が、“最高”の共感を呼ぶ──ヨアキム・トリアー新作「わたしは最悪。」、本予告&ポスター解禁
- アンデルシュ・ダニエルセン・リー , ヨアキム・トリアー , わたしは最悪。 , レナーテ・レインスヴェ , ヘルベルト・ノルドルム
- 2022年04月29日
第74回カンヌ国際映画祭女優賞受賞、第94回アカデミー賞での国際長編映画賞・脚本賞ノミネートをはじめ、世界中で19受賞・101ノミネート。ノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督(「母の残像」「テルマ」)の最新作「わたしは最悪。」が、7月1日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかで全国順次公開される。本予告映像とポスターが到着した。
理想の未来とシビアな現実との間で揺れ動きながら、自分の気持ちに向き合い行動する主人公ユリヤとその周りの人々を、時にロマンティックに時に痛烈に、独創的タッチで描いた「わたしは最悪。」。メディアからは「痛烈」「破壊的」「センセーショナル」「スリリング」といった熱いレビューが寄せられ、リチャード・カーティスやポール・トーマス・アンダーソンら名匠は「完全なる傑作」「The Best Movie」と興奮するなど話題を呼んでいる。
ヨアキム・トリアー作品のカンヌ国際映画祭正式出品はこれが3度目。映画初主演のレナーテ・レインスヴェは、子どもの無邪気さと愚かさ、大人のずるさと賢明さが混在するユリヤの揺れを、グラデーション豊かに表現する。年上の恋人アクセル役は「パーソナル・ショッパー」「ベルイマン島にて」のアンデルシュ・ダニエルセン・リー、ユリヤの新たな恋の相手となるアイヴィン役は主にコメディ作品で人気のヘルベルト・ノルドルム。
到着した予告は、ユリヤが新たな出会いに胸を高鳴らせる様子からスタート。そして現在の恋人の元で幸せと思いながら、小さな違和感に気づかないふりをしてきた自身に「これは望んでいた自分?」と問いかけ、新たな恋へ走り出す姿が、遊び心あふれる映像とハリー・ニルソンのキャッチーな楽曲「I Said Goodbye to Me」にのせて描かれる。
ポスターは、キャッチコピー〈人生は選択──時々、運命。〉を表すように、吹っ切れたユリヤがオスロの街を駆ける姿を切り取ったもの。原題である「The Worst Person In The World」の文字中には、各シーンがコラージュされている。
“最悪”な本音が、“最高”の共感を呼ぶ。新時代を生きる人々へ贈る話題作だ。
★これは新しい!恋愛ドラマに青春モノを掛け合わせて、こんなにも甘美で魅惑的なものができるとは。何よりレナーテ・レインスヴェが素晴らしい。新たなスターの誕生だ。― THE GUARDIAN
★コメディとペーソスの間を巧みに行き来しながら描くヨアキム・トリアーのスリリングで奔放な一作。― SCREEN
★鋭く痛烈!まさに傑作。― DEADLINE
★大爆笑と悲痛が同居するヨアキム・トリアー監督のベスト作品!― THE PLAYLIST
★ユニークで感動的。面白くて、切なくて、最後にはほろ苦い。― IONCINEMA
★レナーテは今年最高の映画の最高の女優 ― CINEVUE
★痛快でセンセーショナル。それでいて甘酸っぱい。― Thrillist
★The Worst person in the world is The Best movie in the world. ― ポール・トーマス・アンダーソン監督
★ここ10年ではNO.1。完全なる傑作 ― リチャード・カーティス監督(「アバウト・タイム」「ラブ・アクチュアリー」)
★面白くて魅力的で、洞察力がハンパない ― エドガー・ライト監督
★あまりの素晴らしさにずたぼろ。気持ち悪いくらい泣いてしまった。映画で泣いたのは初めて。― ダコタ・ジョンソン
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