ロミー・シュナイダー映画祭、幻の出演作に迫るドキュメンタリー「地獄」が日本劇場初公開

ロミー・シュナイダーの特集上映〈没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭〉が、8月5日(金)よりBunkamura ル・シネマほかで全国順次開催。先日発表された6作品(「太陽が知っている」「マックスとリリー」「夕なぎ」「離愁」「華麗なる女銀行家」「サン・スーシの女」)に加え、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督による未完のロミー出演作に迫るドキュメンタリー「地獄」の日本劇場初公開が決定した。

 

[caption id="attachment_13644" align="alignnone" width="850"] 「地獄」 ©︎2009 Lobster Films / France 2 Cinema[/caption]

 

名女優と称えられる一方、アラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息子の死などスキャンダルやゴシップがつき纏う壮絶な人生を送り、「サン・スーシの女」(82)を遺作に43歳で世を去ったロミー・シュナイダー。

新たにラインナップに加わった「地獄」は、クルーゾーの病など悲劇が重なって未完に終わったフィルムと関係者の証言などで構成したドキュメンタリーで、2009年カンヌ国際映画祭で反響を呼んだ。ヴィヴィッドな色彩と実験的手法による映像、独特のメイクで艶やかな表情を見せるロミーに圧倒されるが、カメラテスト映像など天真爛漫なオフショットも多数収録されている。

併せてタイムテーブル、トークイベントも決定した(詳細は以下チラシ・公式サイト)。

 

〈没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭〉

8月5日(金)〜8月25日(木)Bunkamura ル・シネマほか全国順次公開
主催:マーメイドフィルム 配給 : コピアポア・フィルム 宣伝 : VALERIA
公式サイト:http://romyfilmfes.jp